私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

ノルウェイの森を読んで

2012-01-19 | コラム
 奇しくもこの都度ノルウェイの森を読むことになったので、若干の思いを書き留めてみます。それが、10年ちょっと前に大ヒットした小説であり、ノーベル作家たる村上春樹作品だということ程度は知っていましたが、私が関心を抱く対象外の小説だったからです。ところが、さる友人がその本を読んだことがあると聞いたことと、その本が身近にあったことが理由なのです。

 読書時間は、単行本の上下巻通算で3日間程度でしょうか。非常に軽い文体で難解な言い回しもなく、若い男女の思考とはこんなもんなんだろうなというのが第一感想です。

 しかし、全編を通じて僕=ワタナベを中心に描かれる物語だが、友人や恋人に死の影がつきまとう暗さが漂い、直子(後に自殺)と緑との愛は、どちらも本物なんだろうけど、もし直子が自殺しないで回復したらどうなったののだろうかとも思ってしまいます。

 それと性描写において、入れたかどうかを持ってやった、やってないと会話がなされますが、相当程度のヘビーペッティングを交わしておいて、やってないもないよなぁと思うのでした。



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