私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

クルマにおけるHUD

2012-12-03 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 HUD(ヘッドアップディスプレイ)は、航空機で先行採用されていたものです。それも戦闘機の火器照準システム用としての実績は長いものがあるのだと思います。これが、旅客機でも最新型では次々と採用となってる現状にある用です。

 HUDは半透明反射板(コンバイナー)に透過画像(文字)を投影することで、操縦者の視線移動が少ないまま重要情報が読み取れることや、投影される画像が虚像として、遠方に置くことが可能で、遠近の視差が少なく見やすいなどの利点がある様です。

 ところで、クルマとHUDですが、一部車種(トヨタマジェスタ)で、フロントガラス下方の昼間膜に設置されたコンバイナーに、インパネ上面から投影してスピード表示するものが、だいぶ早くから設定されていて踏襲されてきましたが、スピード表示に限定された装置でした。

 最新の自動車技術誌を見ると、クルマのサンバイザー部にHUDコンバイナーを組み込み、ナビゲーションその他の車両情報を広く表示しようとする意図がある様です。



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