私の思いと技術的覚え書き

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黒川検事辞任意向か

2020-05-21 | コラム
 ツイッター批判ツイードが450万とか、検察OB14名が現職内閣の検察人事への直接の関与を批判する意見書を提出したとか騒がれていた黒川検事長の定年延長問題だが・・・。

 その後、昨日の報道では、黒川が新聞記者などと5月初旬の緊急事態宣言下で賭け麻雀をしていたなどという報が出始めた。ここに至って、今朝の報では「辞任意向を固める」などと報が出ている。

 これら一連の報を眺めながら、私見を書き留めておきたい。
 そもそも、この検事長の顔付きを報道写真で見るに付け、誠に人の良さそうな良い顔相ではあるが、高位職であるならあるべき威厳だとかある種の厳しさと云ったものを感じられない。そこらにいる平凡なサラリーマンの顔と感じている。そもそも、その様な軽い性向だからして、新聞記者から行き帰りのタクシー代も含めて遊びを提供されれば、ホイホイと出掛けていまう軽率と取られてもしょうがない行動を取ってしまうのだろう。こういう人物が、よくぞ検事の上級職まで昇るのかと思えるが、そこが官僚ならではの年功序列の良い気風なのだろう。

 しかし、今回の掛け麻雀の話しが何処から出て来たのか、報じる週間文春の取材力が大きかったとは思えない。何らかたれ込みがあったのだろうが、このたれ込みを行ったのはどんな人物だろうか? この賭け麻雀の参加メンバーから流れたとは考え難いだろう。可能性があるのは、黒川の性向をかねがね知る、検事の中で、今回問題を潰すために、たれ込んだと考えるのが一番ありそうに思える。そして、そのたれ込みの心理は検察の正義なんてものえはなく、なんで黒川如き凡人がという嫉みに根源はある様に想像するがどうだろうか。

 拙人は現行の検察組織が正しい組織で清廉潔白だだとの思いはない。しかし、先般の意見書提出と記者会見に応じた元検事の話しを聞いていて、検察という専門家としての正義を語るについて、広く世の専門家としての思いは理解するものだ。そもそも論だが、当初の官邸側からの内諾があった段階、もしくはその後の世の反発が出だした段階で、先の様な専門家の正義の心を持っていれば、こんなに恥を晒す前に身を引く決断ができたのだろうが、誠に無様な下劣な三文官僚の末路を思う次第だ。



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