私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

昨夜の御成橋の姿

2019-10-23 | 沼津そして伊豆周辺
 昨夜(10/22PM11:00過ぎ)、たまたま静岡の知人と懇談し、23時過ぎに沼津駅に到着。午前中の雨もすっかり上がり、寒くも暑くも、風もないという酔い陽気もあって、駅から自宅まで約2キロほどを歩いた。さすがにこの時間になると、さんさん通りも御成橋通りも人気もクルマも時々通過するという状態だ。

 久しぶりに歩いて御成橋を渡ったが、ブルーライトでイルミされ、なかなか風情がある。この御成橋は1937年竣工と記録されているから、既に82年が経過している。沼津市でも、適宜に橋脚などの補強工事を行って来ている様で、未だしっかりと安心感を持って通ることができる。しかし、バブル崩壊以後、河川の治水工事だとか、公共的な設備の整備が若干おざなりになっている傾向が見られることは残念なことだ。千葉の電柱2千本や高圧鉄塔の倒壊など、家屋の損害がそれほどないにも関わらず、電柱や鉄塔が壊れるとは、東電は正に狂ってるぜとしか思わずにはいられない。そもそも福島原発の全電源喪失から炉心溶融だって、津波が来る前の地震で、電力供給の鉄塔が壊れ、主電源が失われているんだから罪深い企業だ。それが、未だ存続していて、震災から8年を経て、未だ原発の汚染水を海に流すとかやっている。個人的な主観だが、東北震災の全損害の半分以上が原発に関わるもので、今後まだまだ何十年(もしかすると百年超すかも)も積み上がっていくとなると、よくも原子量を続けようという論議になるよなぁと思わずにいられない。

 脇道に逸れたが、御成橋に近づくと、例のリベットで接合され組み立てられているが、非常に多くのリベットが浮き出て見えて面白い。この御成橋も含めリベットの圧接のことを以前に記しているので、関心ある方は見て戴ければと思う。橋下で火鉢で赤熱させたリベットを放り上げ、キャッチして素早く打撃するアクロバチックな作業が当時は行われたものだろう。

リベット(鋲)接合のこと 2018-03-28
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/c093f1cabfb56353befadc579ca52d7a




追記
 この日(10/22)の午後、富士山は今年の初冠雪があったという。写真は知人より、富士宮付近から写したものだという。


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