私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

加速時の異音は何か?

2015-02-01 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 現在の愛車であるE46ツーリング(325i)でしばらく前から、緩加速でエンジンルームよりシューという様な比較的小さな音が出始め気になっていました。アクセルオンで発音し、アクセルオフで消音します。ということで、ベアリング等のメカニカル系というよりも吸気系かなと考えていましたが、エンジンの不調もなく直ぐ壊れるような音でもなく放置状態で乗っていました。

 この手のエンジン(M54系)というのは、過去にもE46・320iを長く乗って来た中で、時々エンジンチェックランプ(EML)が点灯するというトラブルの解消に手こずったことがありました。スキャンテスター接続でO2センサーがリーン異状(リーン状態が過剰に続く状態)で点灯し、原因はエアフローからスロットルバルブ間のラバーパイプに老化による割れが生じているのが原因でした。今回の異音も同様かなとも思っていたのですが、それにしてはチェックランプが点灯することもなく、O2センサー信号によるフィードバック制御も問題なく行われている様です。

 しかし、ボンネットを開けエンジン始動で他人に空吹かしをさせ(フライバイで自らできない)、例のラバーパイプ付近を手で触れると吸い付くのが感じ取れました。見にくい部位ですがのぞき込むと、太いメインパイプからアイドルコントロールユニットに分岐する細い蛇腹状パイブ部分でラバーが老化し割れているのが確認できたのでした。この部品代はたぶん数千円のものでしょうが、狭い部分で周辺部品の取り外しが必用となりやっかいなのでとりあえずの応急処置として硬化時に弾性力のあるシーラント剤を指先で盛り付けてやりました。

以前のE46・320iのトラブル時の記事

愛車の憂鬱と解消のこと
http://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/32ce97f4d8279c5c219393fd3343bc9b

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。