「LP」という言葉を耳にして違和感なく反応できる人は,大体自分より5,6歳年下までで,今となってはわからない人が多いんだろうな。
要するにレコードです。「アルバム」ね。
今はなき石○2号店に初めてLPを買いに行ったのは,高校2年の9月でした。
レコードを初めて買う,という行為は,なんか自己開示するみたいで結構緊張したな。
石○のオーディオフロアにはマークレビンソンとか,自分には想像すらできないような金額のアンプやスピーカーが並んでいて,視聴もできて。「なんか大人の世界だなあ。」という第一印象をあの時受けました。
本当はエルトンの『Empty sky』を購入する予定だったのだけれど,たまたまこの人の曲が店内にBGMとして流れていたのね。
その曲を聴いて『Empty sky』が『地球はお祭りさわぎ』になってしまった。路線が全然違うんですが自分の中ではつながっています。
もう何十年も針を落としていないLP。
プレーヤーはまだ動くから,そのうちじっくり聴いてやろう。(Take)
その時の曲はこちら
→ 『陽が沈むころに』
→ 『終わりをつげる』