故あって大量の文字を書かなくてはならなくなりました。
最初はボールペン等の身近な筆記具を使っていたのですが,ふと「万年筆を使ってみよう」と思い立ち,机の中を探してみました。
そうしたら出てきた出てきた古いのが。いわゆる高級品ではありません。実用万年筆。
左から,パイロットエリート。 大橋巨泉氏の「みじかびの きゃぷりきとれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ」のアレです。
中学校入学祝いに叔父からもらったもの。
次がモンブラン121(たぶん)。大学入学祝いに父母からもらったもの。(2年も浪人しちまったからなあ)
3本目は先日修理に出した,プラチナギャザード♯3776。就職祝いに女房にもらったもの。(就職まで2年かかったからなあ)
右端が,昨日父から譲り受けたウォーターマン。型番は不明。退職祝いに叔父から父へ贈られたもの。
で,実際に書いてみたら,これが楽なんですね。
ペン先がサスペンションの役目を果たし,適度にしなってくれるので,大量に書いてもあまり疲れない。
だがしかし,どれも25~43年位前のペンなので,洗ってもインクが詰まる,かすれる,振らないと出ない。
よくわからないのだけれど,カートリッジインクは粘度が高い?のかなあ?
そこでボトルインク買ってきて,空のカートリッジに注入して書いてみました。なかなか快調です。
左から「syo-ro 松露」「tsuki-yo 月夜」「asa-gao 朝顔」+昔のカートリッジ(黒)。
手指の疲れは軽減されたけれど,目の疲労度は増したりして。(Take)