団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

アクア誕生

2012-01-09 13:32:29 | 
                        アクア誕生

                                         2012年1月10日(月)

 昨12月27日、東京池袋にあるトヨタのショールーム「アムラックス」へ行きました。
 前日の26日に、小型ハイブリッド車「アクア」を発表しており、3階はアクア一色でした。

 このアクア、相当売れるでしょうが、値段が高過ぎます。最廉価モデルはLの169万円ですが、リアウインドウは電動ではない等、一般ユーザーはチョイスしないでしょう。実質的には179万円のSが最廉価モデルということでしょう。

 同クラスのヴィッツ1300のFの129万円より50万円高いということになります。あと20万円は安くできるはずです。
 今年中にアメリカでもプルウスcとして販売されますが、アメリカでの価格は日本円にして、20万円安くなるのではないかと、私は予想しています。(日本の消費者は舐められたものです。)



 このアクアを生産する関東自動車工業の岩手工場は、アクアを生産するために立ちあげた最新鋭の工場で、直線のラインではなく「U」字型にするなどの工夫をし、コスト削減ができる工場になっているのです。

 トヨタとしては、競争力があるので、高めの値段設定でも「売れる」と踏んでいると思われます。
 事実、26日の発表までの受注台数が、月販売目標12000台に対して、6万台!ということです。発売1か月後の受注台数は、間違いなく10万台は突破しているでしょう。エコカー補助10万円も後押しすることになるでしょうから。

 それにしても、月販売目標台数12000とは、あまりに控えめです。参考までに、現プリウスは月販売目標台数1万台に対して、1か月後の受注台数は18万台!でした。
 岩手工場はフル稼働で月3万台ということですので、輸出もすることを考慮するとずっとフル生産が続くことになるでしょう。(東北の復興に少しは役立つのではないでしょうか。)




 トヨタは、2011年の国内販売計画を153万台と対前年比28%増としており、アクアをこの切り札と考えていると思います。
 



 3階のフロアーはアクアが10数台展示されていました。










 全高は1445mmとライバルフィットハイブリッドより95mmも低いのですが、乗降性はあまりスポイルされていませんでした。30mm高いデミオよりは良いです。








 フロアーの隅っこでは、商談も行われていました。





 荷室は、床が低く、荷物が多く積めそうです。バッテリーを後部座席下に格納したためです。
コメント
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