団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

新年のあいさつ

2012-01-01 20:07:57 | その他
                    新年のあいさつ

                                         2012年1月1日(日)


2012年 新年おめでとうございます。 
  
 昨年日本は、東日本大震災とそれに続く福島原発事故という未曾有の大災害に遭いました。
 私は、この年ほど、ベートーヴェンの第九を歌う意義深いことはないと思いました。それは、「大災害からの復興」と「苦悩を通して歓喜へ」ということが重なり合うと考えたからなのです。(2011年12月18日、広島サンプラザで合唱団1400人の一員として参加しました。)



 ベートーヴェンは、「Alle Menschen werden Brüder」(全ての人は兄弟(同胞)になる)と繰返し繰返し歌い、人々に連帯することを呼び掛けています。私は「復興」の力の源泉は、この「連帯」にあるように思うのです。
 また、新自由主義によりもたらされた格差社会により人々の連帯が引き裂かれたような時代にあって、そうした潮流へのアンチテーゼでもあるように思えるのです。



 昨年は、ベルリン・フィルとウィーン・フィルを聴く機会がありました。ベルリン・フィルの方は奇しくもブルックナーとマーラーの9番でした。その他には、小澤征爾サイトウキネンでバルトークの青ひげ公の城、辻井伸行・佐渡裕でチャイコフスキーピアノ協奏曲、フジ子ヘミングのラ・カンパネルラ、ギエムのボレロ、萩原麻未のラヴェルピアノ協奏曲、小林愛実の熱情、バッハのミサ曲ロ短調等。
コメント
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