団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

広島交響楽団第315回定期演奏会

2012-01-27 21:34:04 | 音楽
                広島交響楽団第315回定期演奏会

                                         2012年1月27日(金)

 日本音楽界の重鎮外山雄三を迎えての演奏会。モーツアルト、ベートーベン、ブラームスとドイツ音楽の正統的曲を揃えました。

・モーツアルト   歌劇「後宮からの誘拐」序曲
・ベートーベン   交響曲第1番ハ長調
・ブラームス    交響曲第3番へ長調

 始まる前はベートーベンに一番感心があったのですが、不覚にも2楽章あたりで眠ってしまっていました。深く反省!

 ブラームスの第3番は、人生の秋を思わせるような曲で、哀しさ、諦観、哀愁といったものを感じました。
 外山は、弦と金菅を融合させるような音づくりで、尖がったところがなく、この曲に相応しい柔らかい音色は、共感できるものでした。

 第3・4楽章が特に素晴らしく、64歳にして、ブラームスの境地に少し触れたような気がしました。物悲しいんですけど、しみじみとした喜びも感じるのです。



 外山雄三を最初に聴いたのは、1968年か1969年だったと思います。沖縄返還運動が盛り上がっていた時期で、オペラ「沖縄」を外山が広島市公会堂で振ったのです。外山は1931年生まれですから、当時37・8歳。新進の指揮者でした。

 次は、沖縄とほぼ同時期だったのですが、アシュケナージと京都市交響楽団で、ベートーベンの2番と5番を指揮しました。アンコールは5番の終楽章で、聴衆が大いに盛り上がりました。私が最も印象に残っている演奏の一つです。
 興奮した私は、平和大橋の上を終楽章の口笛を吹きながら帰ったのを覚えています。(勿論下手です。)



・2012年1月27日、広島市中区「広島市文化交流会館」。







 本日は当日券が多かったです。
 曲目がどちらかというと地味だから・・。



 いつもはもっと多いのですが・・。



 演奏の前に腹ごしらえ。→眠気の原因。



 メニューはビーフカレーのみ、800円也。
 ・・とスタッフが助言してくれました。ビーフカレーセット1000円也にすると、駐車1時間サービスがつきますとのこと。200円追加で紅茶がついて、1時間300円也の駐車料金がサービスとなりました。まぁ、紅茶は飲んでも飲まなくても良いですから、100円也儲かりました。




 味付けは良いです。



 大きいカップです。Eカップくらい!





 本日の外山・ブラームスは広響史に残る名演と思いましたけど、2階席は相当空席でした。もったいない!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする