ミャンマー・日本語学校ブログ

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ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

新パスポート出来!

2008年02月06日 | ミャンマーでの生活
先週、日本大使館で申請した新しいパスポートが交付された。(写真左)
新しいパスポートは有効期間が10年でICチップ入りのもの。

古いパスポート(写真右)は「This passport is not machine readable」とあり、機械で読み取れない方式のものだった。
写真も直に貼ってその上に透明シールがしてあるだけで、10年経ったのでもう色褪せている。

大使館の領事部でパスポート受領の際にICタグの内容をパソコンモニターに表示させて、その内容が正しいかどうか確認を求められた。
名前、生年月日、発行日、本籍地、写真、などがICタグに記録されていることがわかった。

ちなみに発行手数料は10年物で800チャット(わずか75円!)だった。
これはたぶん世界で一番安いパスポートではないかと思われる。

公定レートを基準に計算していることが原因だと思われるが、安いことで文句を言う人は誰もいなく、このような低価格が少なくとも25年前から続いている。

日本大使館は公の機関だから、闇レートを採用するのは不適当で公式レートを使わざるを得ないのだろう。
しかし、実際には全ての経済活動は闇レートで動いている。

逆にチャット基準で価格が決まっているものを公定レートで計算すると大変なことになる。
例えば、ヤンゴン市内のタクシー初乗り料金やミャンマービール1本が166ドル(1万8千円)になってしまう。

お隣のタイ、バンコクの日本大使館でパスポートを発行した場合は5200バーツ(約16000円)ということだから、日本の発行手数料と変わらない。

パスポートに関してはヤンゴン在住者はかなり得をしているといえる。

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