goo blog サービス終了のお知らせ 

ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

不可解なヤンゴン市内バス(2)

2007年06月03日 | ミャンマーでの生活
先日のブログで、ヤンゴン市内バスの不可解な点(同じ番号なのに複数の異なった路線が存在すること)を述べた。
今度は逆の例である。
すなわち、まったく同じ路線であるにもかかわらず、異なる番号のバスが存在するという例を挙げたいと思う。
先日のブログの通り、39番のバスは
1.サンピャーゼー ~ チョンジー通り (韓国製または日本製の大型バスを使用)
2.南ダゴン工業地帯 ~ モーティン  (ミャンマー製、日野BMを使用)
3.チャウコン ~ スーレーパゴダ前  (ボンネット型を使用)
の三種類があることを述べた。

ところが、今日の写真の88番のバスは上記1.の
サンピャーゼー ~ チョンジー通り
と全く同じ路線で始発地も終点も同じである。

なぜ、こんなことが起きるかというと、39番の管轄が「マタタ」(陸上運輸局)で、
88番の方は「タンミャンドゥー(頑丈で俊敏な者という意味。退役軍人の組織)」が管轄しており、管轄機関が別だからである。

つまり、ヤンゴン市内バスの番号は利用者のためにあるのではなく、管轄する機関と運営する事業者(個人も含む)のための番号であることがよくわかる。

88番のバスは後になって参入し、また便数が少ないため、乗客に知られていないようで、
車掌がお客さんを呼び込むとき
「(88番になっているけど)39番だよ!39番!39番!39番と同じコースだよ!」
と連呼しているのを聞いたときは、笑ってしまった。

もっと利用者のために便利な番号を考えてほしいと思う。

でも、こんなことを研究しているのは、おかしな日本人だけか。。。。。。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。