おととい、昨日の国営新聞に「(小さな)台風がバングラデシュ付近にあって北東に移動している。これから勢力がさらに大きくなる。」という記事があった。
昨日の午前10時、ネットの衛星写真や気象図を見る限りでは、どこにも台風はなくバングラデシュ付近に低気圧があるだけだった。
この3日間、ずっと雨が降っているので、この雨もこの低気圧の影響があったのかもしれないが、
(注:この雨を降らせている雲はバングラデシュ付近にある低気圧の雲とは別のものだ。)
ヤンゴン市内中、「サイクロンが来る」というニュースや噂が広まり、多くの市民がビクビクしている。
昨日(月曜日)の早朝の授業は普段なら60人来るところが、今日は30人しか来ていなかった。
生徒に理由を聞いてみると、「サイクロンが来るから、来ないのでしょう。」とのこと。
サイクロンを警戒するのはよいが、これでは過剰反応である。
小中学校でも親が学校を休ませる家庭が多かったそうだ。
日本の天気予報では大きくわかりやすい天気図を描いてくれ、どこに低気圧があって、中心気圧が何ヘクトパスカルなど細かいデータがわかる。
そして、等圧線の込み具合でどれくらいの風が吹くのか、だいたい予想できるが、こちらの天気図や天気概況では中心気圧が示されていないし、等圧線もきちんと描いていなく、知りたい情報が得られないので歯がゆい気がしてならない。
追記:今日(火曜日)も朝から冷たい雨が降っています。涼しくて過ごすには快適ですが、この涼しさはちょっと気持ち悪いかも。