根っこがどんな形していて、どんな役割を果たしているのか?
主根 側根 ひげ根 根毛が理解できるかな
植物の根のつくりが「主根・側根」だったとしたら、そいつは双子葉類。
ひげ根の植物のタイプは、被子植物の中の単子葉類 なんて中学校で学習する
しかし、小学生が楽しんで根っこの知識がわかるのがこの本
根っこのえほん2 野菜の根っこ 中野 明正 編著 大月書店 2016年
仕掛け絵本 下半分をめくると根が、上半分をめくると花が見える。めくったら説明がありめくるたのしみがある。
根のえほんとしては タンポポの根が深く伸びる絵本を知っている。
しかし、いろんな根について、これほど深く掘り起こした本は初めてでは
ハクサイ、キャベツ、レタスなどの球になる野菜は、地表の近くに根をはり
ホウレンソウなどの葉菜は地中深くに根をはります。
根の説明だけでなく、野菜の歴史、原産地が説明されている。
ハクサイ、キュウリ、レタス、ホウレンソウ、トマト、ナス、ソラマメ、ダイズの原産地は?
中央アジア、ヨーロッパ、中近東、西アジア、アンデス山脈、インド、ヒマラヤ山脈、北アフリカ、中国
です。
このシリーズ、 おいしい根っこ、 フルーツの根っこ、大きな木の根っこ、水中にのびる根っこ
がある。
「植物は実り方や、伸び方、土、気候によって根のはり方がちがう。
ページを天地中央で切って、上の半ページを開くと地上で葉→花、下の半ページを開くと土→土中の根が見える。
・ダイコンやゴボウは植物の根を食べている、カブやタマネギは茎を、キャベツやホウレンソウは葉を、フルーツは果実を食べている。
イネやエダマメは種を食べている。図解を通して人間が植物のどの部分を利用しているかがわかる。
・作物の関連知識を伝える。原産地、収穫期、品種、加工品、料理など、その作物の特徴的で興味深い情報を満載。」
とこのシリーズの売り文句。