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野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

教員対象の短期特別講座--第10回自然から学ぶ特別セミナー2006年--

2018-07-30 | 野生生物を調査研究する会歴史

毎年夏に幼小中学校の教員を対象に植物、昆虫、水辺の生き物などの自然観察の方法についてフィールドで研修を行いました。10回目の記録。

2006年は猪名川町でセミナーを開催しました。

自然から学ぶ特別集中セミナー
 後援:兵庫県教育委員会、大阪府教育委員会、猪名川町教育委員会
 日時:平成18年(2006年)8月22日(火)9時~17時、8月23日(水)9時~16時
 場所:兵庫県猪名川町立「ふるさと館」猪名川町木津字80、19番地2
 対象:幼・小・中・養護学校の教職員

内容

22日  午前 ふるさと館周辺の植物の採取と観察同定

    午後 前の猪名川で水生生物の採取と観察

23日  午前 昆虫採取と観察

    午後 ふるさと館周辺の土壌と地質

川西市黒川から、猪名川町のふるさと館に会場を変えての実施

不便ながら熱心な先生方と有意義な2日間を過ごしました




月がきれい

2018-07-30 | photo

台風一過
月がきれい

コペルニクス・クレーター
直径93km、美しいクレーターで、満月近くにはこのクレーターから延びる光状が良く観察できる。

クラビウス
クラビウスは表側では最大級のクレーター。直径は230km。

これから満月に 明るすぎて観察しにくいかもしれません。


子どもの本がおもしろい㉒--根っこのえほん2--

2018-07-30 | 資料を読む

根っこがどんな形していて、どんな役割を果たしているのか?
主根 側根 ひげ根 根毛が理解できるかな
植物の根のつくりが「主根・側根」だったとしたら、そいつは双子葉類。
ひげ根の植物のタイプは、被子植物の中の単子葉類 なんて中学校で学習する
しかし、小学生が楽しんで根っこの知識がわかるのがこの本

根っこのえほん2 野菜の根っこ 中野 明正 編著 大月書店 2016年

仕掛け絵本 下半分をめくると根が、上半分をめくると花が見える。めくったら説明がありめくるたのしみがある。
根のえほんとしては タンポポの根が深く伸びる絵本を知っている。
しかし、いろんな根について、これほど深く掘り起こした本は初めてでは

ハクサイ、キャベツ、レタスなどの球になる野菜は、地表の近くに根をはり
ホウレンソウなどの葉菜は地中深くに根をはります。

根の説明だけでなく、野菜の歴史、原産地が説明されている。

ハクサイ、キュウリ、レタス、ホウレンソウ、トマト、ナス、ソラマメ、ダイズの原産地は?


中央アジア、ヨーロッパ、中近東、西アジア、アンデス山脈、インド、ヒマラヤ山脈、北アフリカ、中国
です。

このシリーズ、 おいしい根っこ、 フルーツの根っこ、大きな木の根っこ、水中にのびる根っこ
がある。
 
「植物は実り方や、伸び方、土、気候によって根のはり方がちがう。
ページを天地中央で切って、上の半ページを開くと地上で葉→花、下の半ページを開くと土→土中の根が見える。

・ダイコンやゴボウは植物の根を食べている、カブやタマネギは茎を、キャベツやホウレンソウは葉を、フルーツは果実を食べている。
イネやエダマメは種を食べている。図解を通して人間が植物のどの部分を利用しているかがわかる。

・作物の関連知識を伝える。原産地、収穫期、品種、加工品、料理など、その作物の特徴的で興味深い情報を満載。」
とこのシリーズの売り文句。