高樹のぶ子のSIAブログ
さよならジャンボ
海外に来ています。 関空から乗った飛行機はJALでした。 基本的にこれまでもJALを利用してきたので、ぜひ再建が上手くいって欲しいと 願っています。 ところで機内での機長からのアナウンスで、ジャンボ機は今年いっぱいで 廃機され、来年からは別の機種が就航するという話がありました。 何十回、いや国内を入れればきっと百の単位の回数、ジャンボ機ボーイング７４７ に、乗ってきたのではないでしょうか。 多 . . . 本文を読む
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白鷺
先日、京都に取材で出かけたとき、疎水の中に立っている白鷺を 見つけました。りりしくて、美しい光景でした。 でもこうやって、写真でゲットしてくることに、抵抗感を持っておられる 方々がいて、ちょっとびっくりしたことがあります。 日本野鳥の会の方々は、自分の目で見て確かめることをなさるけれど、 写真は撮らないのだそうです。 そのときは、え？なぜ？と思いましたが、たった今も私は、ゲットと書いた と . . . 本文を読む
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上七軒
先日の京都取材は、西陣織りの「織成館」のお宿に泊めてもらったことを、 書きました。そのお宿は、「上七軒」という花街（かがいと読みます）の近くに あり、泊まった一軒宿のすぐ隣は、この花街の芸妓さん舞妓さんたちの、 歌舞練場でした。 ハナマチ、と読むと、何となく浮ついてくだけた語感ですが、カガイだと、 ちょっと格調を感じさせますね。 ちょうどその日が、新しく舞妓デビューした人の「店出し」で、写 . . . 本文を読む
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野党の品格
毎日のように、大阪地検のフロッピー改ざん事件が新聞に載っています。 いまさらこの話題でもないでしょうが、でも、素朴な疑問です。 村木さんの部下である上村被告が、逮捕されました。そのおり、上村被告宅から 問題のフロッピーデイスクが押収され、それを前田元主任検事が、改ざんした わけです。これ自体、いまさら言うまでもなく、とんでもないことです。 上村被告は、当初は上司である村木さんの指示で「郵便 . . . 本文を読む
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SIA人物紀行 バリ編（上・中・下）をアップしました
SIA人物紀行 バリ編（上・中・下）をアップしました。 ぜひご覧ください。 ◆バリ編（上）：オカ・ルスミニさん あでやかな衣装を支えるもの ◆バリ編（中）：霊媒師スアルダナさん 他者の人格を受け入れる能力 ◆バリ編（下）：医者でバリダンサーのビダニさん 信仰と科学が融合する豊かさ . . . 本文を読む
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藤袴とアサギマダラ
過日の京都での宿泊は、「織成館（おりなすかん）」のお宿でした。 私が、ホテルではなく、町屋風の宿に泊まりたいと、連載予定の新聞社に お願いして、探してもらったのです。一般的に公開されている宿ではなく、 一戸建ての、町屋の並びに目立たぬように建っている建物に、一人で泊めて 頂いたのですが（編集者も別の同様のお宿に一人で泊めてもらったそうで） 何とも贅沢な一夜でした。編集者の宿は、窓を開けると墓地だっ . . . 本文を読む
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情報発信
地元のアメリカンセンターから、以下のようなメールが毎日のように届きます。 どうかすると日に二通も。 より多くの人に読んでほしいと、センターは考えているのだとその主旨を想定して、 どのようなものが発信されているかを、最後に貼り付けておきます。 ほぼ毎日、システマテイックに来るメールは、アメリカ政府の細かな政策や考え方や ニュースなどについてです。 もちろん、配信停止はいつでも可能ですが、わたしは . . . 本文を読む
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鑑真和尚
今回の尖閣諸島の漁船衝突事件で、日本は何を失ったのでしょう。 威信とかメンツですか？今後諸外国に馬鹿にされる？ 猛烈な政府抗議ですね。 でもこういうときは客観的に、相手側から考えて見た方がはっきりします。 中国から見ると、あまり得たものはなさそうです。 １・・尖閣諸島は自国の領土だと国連の舞台で世界中に喧伝したけれど、 結果的にそれは「アメリカから返還された日本の領土」であることを、 （ア . . . 本文を読む
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終わりの始まりか
中国の政治体制が、巨大な古い軍艦に見えて仕方ありません。 前世紀のエンジンは簡単には取り替えることができず、超満員の乗組員の 不平不満を抑えつつ、号令で統率をとるにも、なかなか乗組員の心は統一され ません。 情報は新聞やテレビやネットに流れるけれど、中国政府からの一方通行の情報は 質としては壁新聞からそう大きくは変化していないのでは無いでしょうか。 政府にとって具合の悪い質問は、出来ないのですから . . . 本文を読む
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民主主義とは、何と弱いものか
上海で「甘苦上海」の取材をしていて、様々なメデイアが盗聴やチェックに ナーバスになっている実態に驚きました。 ある製造会社は、ファクス用紙に、自社の名前が入らない紙を使って 「私的な」ものとして送信すると言っていたし電話は盗聴を前提に 使われていると言ってもいいのではないでしょうか。 それがどれほど有効か、また必要かは別にして、（私には無駄に見えますが） この根深い不信感が在る限り、中国はどん . . . 本文を読む
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