さこういっぱく

「左後一白」は名馬の証です!

シルクホースクラブに明日はあるのか?

2008-06-24 | 今日のコメント
なんでシルクホースクラブに入会したのかなあ・・・。
ふとそんな風に考えてみました。
あの頃は(今もですけど)お金もないくせに、
「一口馬主」っていう文字に惹かれて、
いつかは馬主に・・・なんて思ってた気がする。

毎週買っていた(今は全く買ってないけど)某競馬雑誌で、
一口の広告に自然と目が行くようになった。
その時に目に飛び込んできたのが、我が「シルクホースクラブ」
入会金1万円。馬代金1万円~。
「2万円で馬が持てるのかぁ」
他のクラブもあったけど、どこも入会金が3万だったり、
100口、200口ってのが多かったように思う。
その時のシルクの印象は?
正直あまり良くなかったなあ・・・。
なにが良くないってあの水玉はねぇ・・・。
今じゃレースであの水玉を探すことが楽しみでもあるんだけど、
当時は、イヤだったなあ。(どーでもいいことなんだけど、当時は拘ってたかも?)

まあ、シルクは安かった、自分の経済状況にもピッタリ!
ってことで、他は殆ど検討せずに入会したと思う。
資料請求して送られてきたパンフに感動したね。
立派なパンフだもの。今でもシルクのパンフが基準です。
他のクラブも後に目を通すことになるんだけど、
シルク以下なクラブも結構多かった。

その後、シルク暗黒時代を生き抜き(笑)今に至るのですが、
私も他のクラブを知ると共に、シルクの嫌な部分が見えてきました。
「シルクって、イケてないクラブなのかも?」
(回顧録にも書いていますけど)
社台・ラフィアンは当時から凄かったし、
同じ500口系クラブのロードなんかは飛ぶ鳥を落とすかの勢い。
のちに入会するJOY(現セゾン)だって、リアルヴィジョンや
スタートラベラー、ザゴールドなんかが頑張ってたし。
普通に2~3勝するような馬がゴロゴロいた気がする(実はそうでもないんだけど)

シルクの暗黒時代は凄まじかったなあ。
そりゃ、イヤにもなるなあ。
たまに大当たりもでるけど、
名前も付くことなく引退、未出走引退、未勝利引退の多いこと、多いこと。
出走しても「出遅れ~殿追走~殿尽きる」なんて毎度のこと。
一部では、
「早田牧場の売れ残り処理クラブ」なんて言われてたしね。
でもこれが否定できないんだなぁ。悲しいことに。
この世界は何処に言っても「優勝劣敗」のきびしーい世界。
そんな走らない馬に高額な募集価格。
今でも凄いことになっているクラブもあるけど、
当時のシルクもそれに近いものがあった。

特に、走った馬の下なんてのは、法外と言っても過言で名くらい高かったし、
ナリタブライアン産、サンシャインフォーエヴァー産なんてのは
目玉飛び出るくらい高かった。
嘘か本当かは定かでないけど、プリマドンナが走ったとき、
早田牧場のスタッフが泣いて悔しがったとか・・・
(プリマドンナは小さかったから、個人に売らなかったんだとか)
そんな噂が流れたこともあった。

そりゃ、一口をやっている人にとっては、
格好のネタ提供所となってたのは言うまでもないよね。
また、「入会しやすさ」が売りだし、
たまにジャスティスやライトニング、プリマドンナなんてのを
出しちゃうから、それにつられて多くの人が入会したんだと思う。
そして多くの人が去っていった。
(私の知っている人でも、何人もシルク経験者がいますから。)

入会初年度、パーティーに参加した時は、
スゴーイ人だったもの。「えっ?って感じ」
後にJOYのパーティーにも参加することになるんだけど、
こっちは会員数が少ない分、着席型で、記念撮影まで(調教師や騎手と)ついてた。
ツアーだって半端じゃなかったと思う。
千歳からバス何台連なってたんだろ?
泊まるホテルがなくて、浦河のホテルにまで宿泊させるという凄技を披露してたっけ。

栄枯盛衰(シルクはまだ栄えてないか??)
そんな時期も過ぎ去り、詳しい状況は分からないけど、だいぶ会員さんも減ったと思う。
早田牧場もCBスタッドもなくなって、経営陣も入れ替わり、
シルクHCの方向性が???になったときもあった。

そして、現在・・・
いろんな意味で、まだ試行錯誤が続いているんだと推察するけど、
だいぶ良くなったと評価してる。
まず会報が新聞タイプから冊子に変更になったし、
テレサも以前よりは詳しくなった。(以前は天栄にいるデビュー前の馬なんて、
調教時計しか分からなかった。「シルク98-○○ 93.5」
てな具合。
会員の意見も少しは反映されるようになってる。

まだまだ、改善しなくてはいけない課題も多い。
まずは情報開示スピード及び正確さ。
これも昔に比べれば改善されて入るけど、この情報化社会ではまだまだ不満。
そして、過去からの脱却。
昔から、良くも悪くも「繋がり」を大切にするクラブがシルクの特徴。
福島県というキーワードは今も存在する。
これを断ち切ることも重要だと思う。
もちろん、旧体制が残してくれたいいものは継続すべきとは思うけど。

シルクの暗黒時代が残した遺産は負のものが多い。
まずはイメージが良くないよね。
このイメージは相当だと思う。
これを払拭するにはまだまだ時間が足りない。
目指すは、
「入門クラブでも、馬やサービスはそこそこいいぞ!」ってとこだろう。

シルクの改革は始まったばかりだと思う。
もう少し様子を見てみたいね。
てか、私的には少なくても現状より悪くならないように努力してもらいたい。

最近、コメントが長くなるなあ。
調子が出てきたのかなあ・・・(笑)

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4 コメント

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イーグルが順調のようで (シルクの竜巻)
2008-06-25 12:35:15
調子が出てきましたのでしょうか?
マネーチャイルドさんはシルクの大先輩ですね。
先輩と呼んでいいですか?(キモ
冗談はともかく、シルクはジャスティス、プリマドンナを出して安心しちゃった部分はあるかもですね。これからはクラブの戦国時代ですから、もう暗黒時代のようなことは無いと思います。
返信する
シルクの竜巻さんへ (マネーチャイルド)
2008-06-25 17:34:10
いえいえ、私などまだまだ若造ですよ。
でも先輩と呼んでくれるのであれば、
「せんぱ~い♪」って女子高生のように
呼んでくれますか(さらにキモ)

シルク暗黒時代・・・
抜け出したのは99年産くらいからですね。
私がシルク嫌いになったのが、丁度その頃。
99年産はシルクで出資なし。(当歳募集でシルクエクセレンスがいましたが、腸ねん転のため、2歳で死亡)
JOYへと浮気をした訳です。
でも、そのJOYがイマイチでした。
私は幸いにもソウルフルダンスという馬に出資したことで、
楽しめましたが、
99年産のJOYは最悪の結果でした。
おまけに辞めかけたシルクが走り出しちゃうのですから、
目も当てられませんでしたね(笑)
で、結局シルクに戻ることになったんですね。

例えて言うなら、
若いオネエちゃんと浮気をしてみたけど、
結局、上手くいかず、嫁に戻った・・・
てな具合ですかね(爆)

シルクが動き出したのは最近の話。
少しずつ変わってきているのを実感しています。
この世界は浮き沈みが激しいものです。
成績こそ暗黒時代っぽくなることは
あるでしょうが、
会員に見放されないよう、
今のうちから企業努力することがシルクの生きる道だと思います。
返信する
こんばんは (まさる)
2008-06-25 21:55:41
今のシルクは比較的いい感じで改革が進んでいますし、成績も絶好調です。
ここで慢心することなくさらに上を目指していかないとダメでしょうね。

これからが一番大切なんだという意識がどれだけ社員にあるかでしょうか…。


ちなみにシルクアンタイドは月曜日に故障の一報が流れましたが、正式に会員に伝えられたのは今日です。このあたりがダメだと思います。
まだまだ意識が甘い。
情報は鮮度が一番大切です。
だれも昨日の新聞を読まないように…。
返信する
まさるさんへ (マネーチャイルド)
2008-06-26 18:07:32
シルクは最近本当に良くなったと思いますよ。
ただ、まだまだ100点とまでは行きませんね。

アンタイドの件ですが、残念です。
この時期ですから、非常に厳しいでしょう。
素質はあったと思います。
最低でも2勝は確実かと思いましたが・・・。
まさるさんは本当に期待していましたよね。
辛いところだと思います。

それにしても、シルクの情報は遅いですよね。
私がJOYに入会した時は、
シルクより情報が少なかったことに不満を持ちました。
牧場時代の情報は2週間に1度。
会報はぺらぺらで、酷い時は殆どが、
会員の書いた馬の絵でした。
「馬の絵を見たいために会費払ってるんとちゃうで!」

馬は生き物ですから、突然何か起こっても
不思議ではありません。
会員はその情報を聞いても特に何が出来るわけでも
ないのですが、
情報があるのと無いのとでは雲泥の差ですよね。
その辺の認識が甘いんですよね。

中には、サービスより成績だよという人もいますが、
私はそうは思いません。
あえてどちらかというとサービス>成績
という感覚です。
もちろん、成績も重要ですよ。
ただ、馬主感覚を楽しみたいんですよね。
たぶん、多くの会員が感じてることだと思います。
まあ、まだ走り出したばかりですから、
シルクの今後に期待したいところです。
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