さこういっぱく

「左後一白」は名馬の証です!

Hall of Fame(殿堂)Ⅱ

2012-02-23 | 引退馬一覧
シルクアーネスト 牡馬 07年/ハシモトファーム産
父グラスワンダー 母ティアドロップス(父サンデーサイレンス)栗毛
栗東 池添厩舎 1200万
-7-6-4-4-14
主な成績:
福島テレビOP(福島芝1800m)騎手:宮崎
湘南S(東京芝1600m 1600万下)騎手:池添
みらい賞(東京芝1600m 1600万下)騎手:小牧
STV杯(1000万下)・恵山特別(500万下)
エプソムC(GⅢ)5着
【兎に角凄い馬。大きな怪我もなく46戦を消化。そして6勝を挙げ、菊花賞、安田記念にも出走。タフに走り抜いた。獲得賞金は1億6千万、回収率は驚きの1350%。一方、少し運に見放されたところもあった。あと1歩で勝利を逃すこと数回、致命的な不利を受けたことも。そして陣営のローテーションがもう少し良ければ大きな仕事をやってのけたんじゃないかと思う。事実、OP勝ちこそ1800mだったものの、良績はマイル前後に集中しており、特に府中のマイルは得意と言っても過言ではなかったはずだ。特にOPに上がってからは、府中のマイルに出走できるように調整していれば・・・と悔やまれて仕方ない。また、引退にまつわる一連の流れに疑問符が付く。実際地方とはいえ、引退後に重賞を獲るという大仕事をやってのけたのであるから。もう少し・・・と思うには十分な理由である。全体的には満足のいく成績を残したと思うが、最後が最後だっただけに心残りが強い。しかしアーネストは最高の馬と声を大にして言える。夢をありがとうアーネスト!】

シルクナデシコ 牝馬 06年/笹地牧場 産
父フジキセキ 母ピサノヒビキ(ラムタラ)
栗東 宮厩舎  1300万 栗毛(左後一白)
-2-4-3-3-19
主な成績:
赤湯特別(福島芝1200m 500万下)騎手:藤岡康
小倉2歳S(GⅢ)4着 騎手:小牧
【記念すべき初重賞出走馬。400kgそこそこの馬体から繰り出される末脚は鋭く切れた。2歳時には後の重賞馬やOP馬に先着するほどであった。追込脚質のため、展開に泣かされる事もしばしばあった。馬体重維持が難しく、500万下ではかなりもがき苦しんだが、4歳になり成長が伺えるようになると安定した成績を残す。輸送にも耐えうる体力がついてきた時に念願の2勝目を挙げる。昇級後は展開に泣かされ、クラスの壁に苦しみ満足な成績を挙げることが出来なくなっていく。気付けば明け6歳になり、規定どおり引退後、繁殖の道が開かれた。引退まで実に33戦を消化する。この間特に大きな怪我もなく実にタフに走ってくれた。小さな牝馬の追込みは実に爽快な気分にさせてくれた。怪我や病気、成績不振で競走生活を引退していく馬が多い中、何事もなく引退を迎えることができたことは立派の一言。陣営にも感謝したい。】

シルクマイベスト  
05年/棚川光男
父チアズブライトリー 母イシノショウジ(父サクラユタカオー) 栗毛
栗東 山内厩舎 850万
-1-1-0-0-5
(阪神未勝利D1200優勝/石橋脩)
【血統や馬体から中長距離タイプに思われたが、デビューから2戦は芝1800mで結果が出ず。迎えた3戦目に山内マジックが炸裂する。阪神芝1200mに出走。山内厩舎であるから想定内とはいえ、半分公開調教と考えていた。しかし、マイベストは荒れたレース振りも好位追走で鮮やかに勝利してしまう。あまりにも強い内容に2歳戦最高峰まで見えてきた。府中での自己条件戦では2着、3着と勝ちきれなかったが、のちの重賞馬やGⅠ2着馬と差のない競馬をしていたことを考えると、かなり高い水準を持っていたものと思われる。残念ながら脚部不安を発症。長い休養を余儀なくされ、復帰するも以前の輝きを取り戻すことができなかった。脚部不安がなければ・・・と思わせた1頭。】


シルクアポロン
牡  09年/マークリ牧場産
父タイキシャトル 母ロイヤルオーキッド(父サクラバクシンオー) 鹿毛
栗東 池添厩舎 募集価格 1200万円
-0-0-2-1-9
(福島未勝利D1700優勝/松山)
【デビューは遅れ3歳春の阪神未勝利戦。芝レースのデビューは全く競馬にならず14着惨敗。勝ち上がりは当分計算できないと思われたが、2戦目のダート戦で変わり身を見せた。デビュー戦とは一変して逃げる戦法に出た彼はしぶとく粘り後続を完封。あっと驚く勝利を手にする。惨敗もあったものの、500万下でもそれなりに走っていた。惜しむらくは1番人気で迎えた阪神D1400での出遅れ5着、同じく1番人気で迎えた福島D1700は脚抜きのいい馬場になり時計勝負に勝てず4着。ここで勝てていたなら・・・と悔やまれる。体質が弱いせいか使い込めない弱みはあった。そして休み明けを叩かれた直後に意味不明の引退。まだまだ計算できる状態だった中での引退劇は大人の事情を勘ぐりたくなる。地方での活躍を祈る。】


ジャングルパサー
牡  10年/フジワラファーム産
父ジャングルパサー 母アーモンドパサー(父エルコンドルパサー) 栗毛
栗東 山内厩舎→美浦 高橋文厩舎 募集価格 1200万円
-2-4-0-2-14
(中京未勝利芝2000優勝/藤懸)
【中京で初勝利を挙げ、福寿草特別3着を挟んで迎えた梅花賞で素晴らしい走りを見せる。クビ差で惜しくも2着だったが、GCの先週の結果分析ではタイムランクAで番組推奨馬となる。ここまでの藤懸騎手とのコンビでは1勝2着1回3着2回と全て馬券に絡む名コンビであったが、藤懸騎手負傷でコンビが一時解消。ここから歯車が狂い始めた。1番人気で5,6着。藤懸騎手との再コンビでも結果が出ず。もどかしいまま、美浦に転厩。おそらくは大人の事情が招いた転厩だと思われる。転厩先の高橋文厩舎でも凡走を繰り返した。漸く福島の長距離戦で馬券に絡む活躍を見せるが、結局勝ちきることができず、最後は屈腱炎に屈す。藤懸騎手が「この馬でダービーに出たい」と言ってくれたのはリップサービスだとしても最高に嬉しかった。】

キングオブタイム
牡 11年産/樋渡信義 黒鹿毛 シルクHC
父キンググローリアス 母クィーンオブタイム(父ブライアンズタイム)
栗東 加用厩舎 募集価格 1300万円
-2-1-0-1-7
(中京未勝利D1800優勝/小牧)
【Kグローリアスの最後の産駒として中央競馬で1勝を挙げる。その後は伸び悩んだが、障害に活路を見出す。連続4着と障害センスを垣間見せるも屈腱炎発症。】

サムゾンズシエル
牡 11年産/ノーザンファーム産 シルクHC
父メイショウサムソン 母ヴィヴィッドカラー(父ダンスインザダーク)
美浦 伊藤大厩舎 募集価格 1500万円
-2-1-1-3-10
(函館3歳上500万下芝1800優勝/池添)
(中山3歳未勝利D1800優勝/ムーア)
【ライアンムーア騎手を背に衝撃の5馬身差圧勝したシエル。ダートで圧勝も鞍上は芝向きとのコメント。しかし厩舎サイドは芝/ダートで迷走。しかも喉鳴り発症、手術。正直ダメかと思えたが、不屈の闘志で2勝目を挙げる。その勝利は芝だった。しかし再度喉鳴りを発症、度重なる手術にも耐え現役続行も力尽く。】

グランツリヒター 
牡 16年産/日高タバタファーム 黒鹿毛 ノルマンディーOC
父スクリーンヒーロー 母マンデルーシュ(父Alwuhush)
美浦 中川厩舎 募集価格1400万円
1-0-1-1-0-2
(中山3歳未勝利芝1800優勝/武藤)
【1次募集当時から気になっていたが満口で出資できず。キャンセルが出たため出資。デビュー戦こそダートで大敗するも2戦目芝替りで一変して3着。3戦目、順当に勝ち上がる。北海道シリーズで500万下卒業を目指すもレース中骨折。僅か5戦で無念の引退。】

Hall of Fame(殿堂)

2010-03-28 | 引退馬一覧
シルクダイレクト 牡 98年/柏木牧場(青森)産
父レオダーバン 母カシワズエリート(Devil's Bag)
美浦 成島厩舎  600万
-0-0-0-0-4(中山新馬D1200優勝/田村宏)
【記念すべき初優勝馬。98年産のシルク暗黒時代において新馬戦優勝。優勝後はいいところがなく、最後は暮れの中山500万下で転倒、予後不良に。倒れた後もひたすらゴールを目指し、ゴール板を過ぎて停止。馬運車に乗る時に1度いななく。私の目の前での出来事。悲しすぎる結末】

シルキーウイッシュ 牝 98年/早田牧場産
父マイシンザン 母ハウアイウイッシュ(リファーズウイッシュ)
美浦 中野渡厩舎  800万
-1-0-1-0-15(新潟未勝利芝1400優勝/横山賀)
【ダイレクトと共に98年産暗黒時代を支えた1頭。デビュー戦でほぼ優勝も外から差され2着。その後いいところがなく、迎えた7戦目・・・13番人気をあざ笑うかのような逃げで直線一旦交されるも差し返し優勝。マイシンザン産駒唯一の中央勝利馬。骨折がなければと悔やまれる1頭。母になってほしかった】

ソウルフルダンス 牡 99年/鎌田牧場産(ジョイレースホース所属)
父ダンスインザダーク 母ノックマイソウル(リアルシャダイ)
栗東 崎山厩舎  2800万
-0-1-1-0-2(阪神未勝利D1800優勝/松永)(阪神500万下D1800優勝/Lオサリバン)
【こちらは初めてジョイレースホース(現セゾン)で出資した馬。期待の新馬で取り上げられる。芝中距離でデビュー戦3着もダート中距離で力を発揮した。圧巻は骨折で9ヶ月の休み明けで望んだ500万条件、直線ペリエ鞍上の1番人気コナウインドとの壮絶な叩きあいを制し優勝。能力を見せ付ける。後出のシルクホルダーと初の1日2勝を決めた1頭。格上で挑んだ中山冬至Sで骨折、予後不良。これもまた目の前の出来事。シルクダイレクトの予後不良から1年後の出来事。以来愛馬が中山で出走する時は現地観戦していない。期待が大きかっただけに落胆も激しかった】

シルクホルダー 牡 00年/早田牧場産
父ティンバーカントリー 母ビワハルカゼ(サンデーサイレンス)
栗東 藤沢則厩舎  1800万
-1-1-0-0-9(中京新馬D1700優勝/田島)
【530キロを超える大型馬。デビュー戦は逃げて優勝。その後は不安定なレースが続くも、脚室転換が見事にはまり、追い込み馬に変身。500万であわや優勝のハナ差が惜しまれる。骨折休養後、屈腱炎発症。復帰するも復帰戦で再発、引退。喉鳴りの持病もあり、最後は満身創痍】

(地)シルクエディフィス 牡 01年/石郷岡松太郎産
父シャンハイ 母スピーディシルク(マナード)
栗東 浜田厩舎  1200万
-3-1-0-2-13(阪神500万下D1800優勝/上村)
4-0-0-0-0-0(園田成績)
【中央で未勝利戦を戦うも、最高着順2着。能力上位も浜田厩舎お得意の石山地獄にハマる。園田移籍後、4戦全勝で中央に戻ってくる。中央復帰後2着、1着。優勝時は届かないと思われたところから差し切る。鞍上が石山ではなく、上村(全20戦中石山18戦、上村2戦)。鞍上さえまともならと思わせた1頭】

シルクイノセント 牡 01年/辻牧場
父サニーブライアン 母ファインマイピー(Prospectors Gamble)
栗東 田所清厩舎  1200万
-0-0-0-1-6(中京未勝利芝1200優勝/池添)
【デビュー戦は遅れ、経験馬相手の未勝利戦。10番人気も好意から抜け出し優勝。先々を期待したが・・・骨折。長すぎる休養を余儀なくされ、復帰後、500万下で5着・6着と結果を残しているにも係らず、意味不明の引退。厩舎サイドの扱い方に不満の残った1頭】

シルクチャプター 牡 01年/ヤナガワ牧場
父アフリート 母ノーブルプライド(Caerleon)
栗東 作田厩舎 1500万
-1-1-0-1-4(中京未勝利D1700優勝/藤岡)(札幌500万下D1700優勝/松岡)(阪神500万下D1800優勝/蛯名)
【初の3勝馬。牧場時代からその馬体は私の目を虜にしたほど。新馬は岡部騎乗で追い込んでの2着。夏の中京未勝利を5馬身差の圧勝。昇級初戦でも3着と見せ場を作ると、札幌ではあっさり500万下を卒業。将来を期待したが、河口湖特別で惨敗すると、歯車が狂いだす。屈腱炎を発症。長期休養を余儀なくされる。競走馬が一番成長する時期での戦線離脱。1年9ヶ月後、ついに屈腱炎を克服し復帰を迎えるも、息が続かず惨敗。2戦目では良化を見せ、続く3戦目では積極的なレース運びで、念願の3勝目を挙げた。しかし、またしても脚部不安を発症。引退となる。たった10戦だが、その全てにおいて素晴らしい走りを見せてくれた。脚さえ丈夫だったなら、と思わせた1頭。超殿堂級。】

シルクパスワード 牡 01年/ヤナガワ牧場
父マーベラスサンデー 母クレバーウーマン(ホスピタリテイ)
栗東 目野厩舎 1000万
-1-3-3-2-18(京都未勝利D1400優勝/小林徹)(園田 市川特別D1400優勝/川原)
【能力は相当なものを持っていたハズ。そう思うに十分だった新馬~未勝利の走り。将来は大きい仕事をやってくれると期待も、脚部不安が襲います。一度狂った歯車はもう二度と戻ることはなく、最後は痛々しかった。追える騎手でこそ真価を発揮するはずの彼に若手を乗せたことも、彼の歯車を狂わせたに違いない。29戦中なんと21戦をD1400で戦った、D1400のスペシャリスト。1000万条件の馬ではなかったはず。】

シルクイーグル  
05年/ヤナガワ牧場産
父コマンダーインチーフ 母ヒガシオリビア(サクラユタカオー) 鹿毛
美浦 尾形厩舎 1400万
-4-1-6-4-13
(中山未勝利D1200優勝/津村)(福島500万下D1150優勝/的場)(東京1000万下D1400優勝/草野)(中山1000万下D1800優勝/柴田善)
【初の4勝馬。初の準OP馬。まさかこんな形でピリオドが打たれるとは。6歳夏に腸ねん転で逝く。血統的にも馬体的にもこれといった特徴はなかったが、戦跡が物語るように「野武士」的なところがあった。勝鞍は4つ。1150mでも1800mでも勝星を挙げた。デビュー以来大きな怪我もなく32戦を戦い1度も2桁着順を記録しなかった安定感は特筆すべきである。同殿堂馬ソウルフルダンスの悲劇以来、生観戦を拒否していた私の足を再び競馬場に向かわせた。積み重ねた賞金は6300万。特別R勝利の勲章をあげたかった。これからという時の訃報に落胆は大きい。これほど味のある馬は少ない。】 

未勝利/不出走馬一覧

2010-03-28 | 引退馬一覧
シルキーチャンス 牝 96年/畠山牧場産
父ツータイミング 母カーラー(Sadler's Wells)
美浦 畠山厩舎  600万
0-0-0-0-0-1
【デビュー戦は大差殿負け。その後屈腱炎発症で引退】

シルクサンフラワー 牝 97年産/早田牧場産
父サンシャインフォーエヴァー 母ピンククイン(アスワン)
美浦 中尾銑厩舎  800万
不出走
【・・・脚が弱くて競走馬になれず】

シルクエージェント 牡 98年産/星野守男産
父サンシャインフォーエヴァー 母クインテスケリー(ヴァイスリージェント)
美浦 鈴木勝厩舎 1200万
0-0-0-0-0-4
【ネタ馬。デビュー戦競走中止。その後3走ともレースで1頭も交せず引退。素晴らしい競走能力の持ち主。】

シルクエクセレンス 牝 99年産/早田牧場産
父マヤノトップガン 母シャクヤク(ノーザンテースト)
美浦 大和田厩舎 1500万
不出走
【天栄にて前評判が高かったが、入厩後に疝痛をおこしその後死亡】

シルクトリニティー 牝 00年産/早田牧場産
父ブライアンズタイム 母ウエルシュクイーン(Caerleon)
美浦 石毛厩舎  2800万
0-0-1-1-0-2
【一番好きな馬。デビュー大敗も殿人気で3着に突っ込み大万馬券演出。骨折引退】

シルクハリケーン 牡  00年産/早田牧場産
父ブラッシングジョン 母イラヒー(Alyder)
栗東 小原厩舎  800万
0-0-0-0-0-1
【当初の石坂厩舎から小原厩舎へ転厩。石坂厩舎で出資したのでガッカリ。脚元弱く、デビュー遅れる。晴れてデビューも屈腱炎で引退】

シルクオリンピア 牝  01年産/オリエント牧場産
父アフリート 母マローラ(Caerleon)
美浦 国枝厩舎 1800万
0-1-0-0-0-5
【はずれのない血統のはずも、最高位2着。勝ちあがれず引退】

シルクラヴリー 牝 02年産/畠山善義産
父マーベラスサンデー 母ハイラス(Shirley Heights)
美浦 谷原厩舎  500万
0-0-0-0-0-4
【能力はありそうだったが、結果が出ず引退】

シルクフォートレス 牡 02年産/中村農場産
父アジュディケーティング 母アサーティブプリンセス(Assert)
美浦 伊藤伸厩舎  1200万
0-0-0-0-0-4
【中央では開花せず。園田に移籍後7勝を挙げる】

シルクイグニション 牡  04年/小泉牧場産  
父スエヒロコマンダー 母イナズマヒバナ(ミルフォード) 鹿毛
栗東 川村厩舎 募集価格 1000万
0-0-0-3-1-13
【未勝利に終わるも17戦を消化。2歳時は全くいいところが無かったが、3歳時は安定した走りを披露。が、勝利に結びつかず。引退後は佐賀競馬へ。】

シルクリベラル セン 03年/見上牧場産
父ティンバーカントリー 母シルクリバティー(Theatrical) 栗毛
美浦 矢野進厩舎⇒粕谷厩舎 募集価格 1400万
【気性が悪く、去勢。平地では通用せず、入障。障害4戦目に変わり身を見せ、3着。次戦ではあわやの2着。念願の初勝利まであと1歩だったが、その後満足に使えず、屈腱炎発症⇒引退】
0-1-1-1-1-16

シルクラスカル  牡  06年/八木牧場産
父ラスカルスズカ 母シルクトリニティー(ブライアンズタイム) 鹿毛
美浦 石毛厩舎 募集価格  800万円
0-0-0-0-0-3
【初めて元愛馬の産駒に出資も、母同様脚の弱さを露呈。デビュー戦8着後骨折。未勝利終了間際に復帰6着で続戦も14着に大敗後、敢無く引退。】

ハヴアドリーム  牝  07年/ガーベラパークスタッド産
父クロフネ 母マイドリームビギン(メジロマックイーン)
栗東 吉田厩舎 募集価格  800万円
0-0-0-0-0-8
【黒い芦毛が欲しくて出資した仔。デビュー戦は7着とまずまずの成績を挙げるものの、その後全く成績が伴わず。特に不安もなかったが、戦力外通告を受ける。】

クォート  牝  08年/石田牧場産
父スズカマンボ 母キシャリ(Kris)  鹿毛
美浦 大江原厩舎 募集価格 600万円
0-0-0-0-0-1
【デビュー戦8着後、次走に向けて調整中に骨折し予後不良となってしまった。まだ2歳10月という時期は早すぎた馬生であった。ファンタストクラブでも評価が高かっただけに、もっとレースを見たかった。】

シエーナスプレーマ  牝  08年/社台追分ファーム産
父オペラハウス 母ダンスノワール(サンデーサイレンス) 鹿毛
栗東 中尾厩舎 募集価格 1000万円
0-0-0-0-0-6
【デビューから6戦、大崩することもなくそれなりに結果を残したが、反面勝ちきるだけのパフォーマンスはなかった。5戦して見所のない馬の勝ち上がりは極めて低い。それを覆すことが出来なかった。】

シルクラムパンチ 牡 08年/石田牧場 産 鹿毛
父スズカマンボ 母ツジノローズ(ロイヤルアカデミーⅡ)
美浦 上原厩舎 募集価格 850万円
0-0-0-0-0-0
【早すぎる引退だった。順調に育成され、2歳夏には入厩するも脚元不安で放牧へ。そして暮れに再入厩し、デビューへ向け順調に仕上げていた矢先に骨折。無念の未出走引退となる。調教が動いただけに残念。高知競馬へ転籍となる。】

アネモステラス 牝 10年/ノーザンファーム産 鹿毛
父フジキセキ 母アネモティス(フサイチペガサス)
美浦 松山将厩舎 募集価格1200万
0-0-1-0-0-4
【新馬戦は人気薄だったが、猛烈な末脚を披露して3着。すぐにでも勝ち上がれると思わせたものの、脚部不安が彼女を襲う。ウイッシュ以来の関東牝馬勝ち上がりを期待するも脚部不安で無念の引退。関東牝馬のジンクスを破れなかった。】

コンフェッシオン 牝 12年産/ノーザンファーム産 栗毛
父ダイワメジャー 母ストールンハート(父Stuka)
栗東 中竹厩舎 募集価格1500万
0-0-0-0-0-7
【新馬戦は武豊騎手が跨り2番人気も殿大敗。その後も全くいいところがなく2連続殿負け+競走中止を含む6連敗。東の裏横綱がシルクエージェントであるならば、彼女は西の裏横綱。エージェントとともに語り継ぐべき伝説のネタ馬となる。】

フレズノ 牡 12年産/ドイツ産 シルクHC 鹿毛
父Lord of England 母Firedance(父Lomitas)
美浦 古賀慎厩舎 募集価格 1500万円 
0-0-0-0-0-3
【厩舎初の外国産馬。育成上ではディープインパクト産駒のような走り・・・などと評価は高かったが、成績は全くダメだった。喉の影響もあっただろうが、厩舎サイドのレースの使い方にも不満が残った。】

オルニエール 牡 13年産/ノーザンファーム産 シルクHC 芦毛
父マンハッタンカフェ 母カラヴィンカ(父Bernardini)
美浦 杉浦厩舎 募集価格 2000万円
0-0-0-0-0-0
【まさかの未出走引退。腰フラで競走馬になれず。1度も入厩できずに引退となるのは厩舎始まって以来の出来事。不名誉な記録となった。】

ハニーロコガール 牝 14年産/岡田スタッド産 ノルマンディーOC 芦毛
父ロージズインメイ 母サマーロコガール(父キングカメハメハ)
美浦 和田雄厩舎 募集価格 760万円
0-0-0-0-0-8
【母系の血統に惚れて出資も全く振るわず。思い出は藤田菜々子騎手が主戦になったことくらいか。】

テイルインジエアー 牡 14年産/北島牧場産 ノルマンディーOC 鹿毛
父ジャングルポケット 母エアミジェーン(父サンデーサイレンス)
栗東 宮厩舎 → 美浦 岩戸厩舎 1080万円
0-0-0-0-0-5
【この年一番の期待馬だったが、蓋を開けてみればシルクエージェント並みの駄馬だった。5戦中殿負け3、ブービー1ではお話にならない。】

ローズカスケイド 牝 14年産/ノーザンファーム産 シルクHC 鹿毛
父シンボリクリスエス 母ローザミスティカ(父アグネスタキオン)
栗東 斉藤崇厩舎 1200万円
0-0-0-1-5
【半姉に出資しようとしていたが、突然の募集中止。再度募集された時には既に予算オーバーで断念。そこで翌年半妹に出資。新馬戦で4着と将来を期待させたが、その後は惨敗続きで引退。コンスタントに使ってもらえなかった。】

シラーグランツ 牝 13年産/米国産 ノルマンディーOC 芦毛
父Lonhro 母Saracina(父:Bertrando)
栗東 牧田厩舎 → 美浦 岩戸厩舎 1320万円
0-0-0-0-10(名古屋在籍時 2-0-1-0-0-1)
【2歳時デビュー予定も骨折しボルトを入れる手術。デビューするも勝ち上がれす。再ファンド目的で名古屋へ移籍。2勝を挙げ戻ってくるも中央の500万下では通用せず引退。良いスピードは持っていただけにデビュー前の骨折が悔やまれる。】

ローズサクシード 牡 15年産/レイクヴィラファーム産 シルクHC 鹿毛
父ワークフォース 母ロゼカラー(父Shirley Heights)
栗東 吉村厩舎 1500万円
0-0-0-0-0-6
【大好きだったロゼカラーの忘れ形見。究極の思い入れ出資も、結果が出ず。行く脚があるわけでもなく切れる脚があるわけでもなく、毎回回ってくるだけで見どころ無しのレースが続く。全6戦掲示板すら確保できず。そんなに走っていないのに屈腱炎発症。引退となる。母ロゼカラーの素質は受け継がれてはいなかった。残念無念。】

ラクシュミー 牝 15年産/浦川小林牧場産 ノルマンディーOC 鹿毛
父シニスターミニスター 母ワイエムサチ(父タバスコキャット)
栗東 斉藤崇厩舎→昆厩舎 募集価格880万円
0-1-1-1-1-5(高知在籍時0-0-0-0-0-2)
【未勝利引退馬の中で最も勝ち上がる可能性が高かったと思う。全9戦中5回入着はそう考えても可笑しくない成績。しかし、8戦目から馬が変わってしまった。意欲がなくなっているかのような走りを繰り返す。ついには中央競馬を抹消、過去の成績から再ファンド対象馬となり、レベルの低い高知へ移籍。だが、移籍後も同様のレースが続き引退。】

2018年10月現在
ここまでの未勝利/不出走馬成績(25頭)
0-3-4-7-3-121