続き(愛馬4頭:ダイレクト/1勝、ウイッシュ/1勝、ソウルフルダンス/未出走、トリニティー/未出走)
ウイッシュの勝利に湧いた10月、追加出資をすることにしました。ツアー時から気になっていたマローラの01(父アフリート)です。ツアー時には周りの募集馬に比べて馬体が良かったこと、また血統が父アフリートに母父カーリアンというところも出資理由となりました。この組み合わせは成功例が多く、そこに魅力を感じました。また、国枝厩舎というところにも惹かれました。「シルクオリンピア」です。
余談になりますが、私とK先輩(既出)はよく「国枝栄」という人物をネタにして話をしていました。JOYのパーティーに2人で参加したときのこと・・・。そこには国枝先生も来賓として参加されていました。2人して「うぉ!栄が来とる!!
」と相変わらず「栄、栄」と先生のモノマネをしたり、パーティーの最中だというのにネタにしていました。パーティーも佳境に入った頃、事件は起こりました。「事件は会議室で起こってるんじゃねぇ!パーティーで起こってるんだ!!」
全員参加の記念撮影が行なわれました。来賓は最前列、2列、3列が会員という順番。私達はいち早く「栄」の背後に回りました。その時です!K先輩はあろうことか国枝大先生の前で、「よっしゃ、栄の後ろや!!」とネタの延長で口走ってしまったのです。私が慌てて取り繕うもとき既に遅し、大先生に、いや栄にギョロリと睨まれてしまいました。いや~、怖かったですよ。あの顔で睨まれたんですから・・・。
以来、私もK先輩も大先生との相性が極端に悪くなったのは言うまでもありません。今では委託厩舎が大先生というだけで、ビビッて対象から外してしまいます(爆)
完勝したウイッシュは中1週で福島に転戦。昇級初戦を迎えます。福島500万下芝1200。前走の素晴らしい走りから、初の古馬対戦となるも3番人気に推されました。鞍上は鈴来に変更。馬体は前走からほぼ変わりません。これは2連勝か?と思いました。気合も入りました。そんな私の気合がウイッシュに乗り移ってしまったのか、スタート直後大外枠の1頭が凄い勢いで外埒に向かって走っていきます。その馬は青に赤水玉の勝負服、そう我がウイッシュがやらかしてしまったのです。大外だけに少し心配はありましたが、最悪の結果です。短距離戦はスタートが大切。ちょっと出遅れただけで致命傷なのに、出遅れどころか1頭だけ違うところに向かって激走しているのですからお話になりません。あっという間にレースは終わってしまいました。10着惨敗。ただよくあの状態から6頭も交せたなというのがせめてもの救いでした。
そしてウイッシュは運命のレースに向かうことになります。福島500万下芝1700m武士沢騎手。レースはスッと好位を確保すると4番手でレースを進めます。そして先頭で直線に入ります。デビュー2戦目で惨敗した時とは明らかに違う走りでしたが、直線半ばで急に止まってしまい7着。成長が見て取れました。これなら500万下もそのうち目処が経つ・・・そう思った矢先、骨折が判明。どうやらレース中にやってしまったものらしく、その程度も全治9ヶ月の重傷。骨折線が縦に入ってしまったものでした。ここからウイッシュの歯車が狂っていきます。
天栄で調整を続けているダイレクトがウイッシュの放牧と入れ替わるように帰厩しました。天栄では長距離を入念に乗り込まれており、復帰後の活躍を期待しました。「次は何処を使うんだろ?」
復帰戦は12月の中山D1200に決まりました。父レオダーバンを考えると距離延長してもいいと思いましたが、復帰初戦だし使ってからのほうがいいだろうと考えました。相変わらずスタートはよく、好位につけレースを進めるも、勝負処でなぞの逆噴射。まったく休養前とレース振りが変わらず14着惨敗。一体天栄で何を教えてきたんでしょう?まあ、長期休養明けだし次は少し変わるだろう・・・そんな感じでした。そして迎える復帰第2戦、私の一口馬主人生の中で始めての感覚を味わうこととなるのでした。
続く(愛馬5頭:ダイレクト/1勝、ウイッシュ/1勝、ソウルフルダンス/未出走、トリニティー/未出走、オリンピア/未出走)
ウイッシュの勝利に湧いた10月、追加出資をすることにしました。ツアー時から気になっていたマローラの01(父アフリート)です。ツアー時には周りの募集馬に比べて馬体が良かったこと、また血統が父アフリートに母父カーリアンというところも出資理由となりました。この組み合わせは成功例が多く、そこに魅力を感じました。また、国枝厩舎というところにも惹かれました。「シルクオリンピア」です。
余談になりますが、私とK先輩(既出)はよく「国枝栄」という人物をネタにして話をしていました。JOYのパーティーに2人で参加したときのこと・・・。そこには国枝先生も来賓として参加されていました。2人して「うぉ!栄が来とる!!
」と相変わらず「栄、栄」と先生のモノマネをしたり、パーティーの最中だというのにネタにしていました。パーティーも佳境に入った頃、事件は起こりました。「事件は会議室で起こってるんじゃねぇ!パーティーで起こってるんだ!!」
全員参加の記念撮影が行なわれました。来賓は最前列、2列、3列が会員という順番。私達はいち早く「栄」の背後に回りました。その時です!K先輩はあろうことか国枝大先生の前で、「よっしゃ、栄の後ろや!!」とネタの延長で口走ってしまったのです。私が慌てて取り繕うもとき既に遅し、大先生に、いや栄にギョロリと睨まれてしまいました。いや~、怖かったですよ。あの顔で睨まれたんですから・・・。
以来、私もK先輩も大先生との相性が極端に悪くなったのは言うまでもありません。今では委託厩舎が大先生というだけで、ビビッて対象から外してしまいます(爆)
完勝したウイッシュは中1週で福島に転戦。昇級初戦を迎えます。福島500万下芝1200。前走の素晴らしい走りから、初の古馬対戦となるも3番人気に推されました。鞍上は鈴来に変更。馬体は前走からほぼ変わりません。これは2連勝か?と思いました。気合も入りました。そんな私の気合がウイッシュに乗り移ってしまったのか、スタート直後大外枠の1頭が凄い勢いで外埒に向かって走っていきます。その馬は青に赤水玉の勝負服、そう我がウイッシュがやらかしてしまったのです。大外だけに少し心配はありましたが、最悪の結果です。短距離戦はスタートが大切。ちょっと出遅れただけで致命傷なのに、出遅れどころか1頭だけ違うところに向かって激走しているのですからお話になりません。あっという間にレースは終わってしまいました。10着惨敗。ただよくあの状態から6頭も交せたなというのがせめてもの救いでした。
そしてウイッシュは運命のレースに向かうことになります。福島500万下芝1700m武士沢騎手。レースはスッと好位を確保すると4番手でレースを進めます。そして先頭で直線に入ります。デビュー2戦目で惨敗した時とは明らかに違う走りでしたが、直線半ばで急に止まってしまい7着。成長が見て取れました。これなら500万下もそのうち目処が経つ・・・そう思った矢先、骨折が判明。どうやらレース中にやってしまったものらしく、その程度も全治9ヶ月の重傷。骨折線が縦に入ってしまったものでした。ここからウイッシュの歯車が狂っていきます。
天栄で調整を続けているダイレクトがウイッシュの放牧と入れ替わるように帰厩しました。天栄では長距離を入念に乗り込まれており、復帰後の活躍を期待しました。「次は何処を使うんだろ?」
復帰戦は12月の中山D1200に決まりました。父レオダーバンを考えると距離延長してもいいと思いましたが、復帰初戦だし使ってからのほうがいいだろうと考えました。相変わらずスタートはよく、好位につけレースを進めるも、勝負処でなぞの逆噴射。まったく休養前とレース振りが変わらず14着惨敗。一体天栄で何を教えてきたんでしょう?まあ、長期休養明けだし次は少し変わるだろう・・・そんな感じでした。そして迎える復帰第2戦、私の一口馬主人生の中で始めての感覚を味わうこととなるのでした。
続く(愛馬5頭:ダイレクト/1勝、ウイッシュ/1勝、ソウルフルダンス/未出走、トリニティー/未出走、オリンピア/未出走)