広島カープ。

小学生の頃からの広島ファン。
大阪人なのに。阪神ではなく、広島。
昔の写真は全て赤い帽子をかぶってます。

熱烈に応援していた80年代。
3番：小早川、4番：山本浩二、5番：衣笠　
そして、投手陣も北別府、津田、大野、川口、長富などの顔ぶれ。
特に津田は大ファンでした。。。

決して打線は強くなかったが、ピッチャーがよく、１対０で勝つというチームでした。
ヒットで出塁。盗塁、送りバント、最後は犠牲フライで１点という（笑
巨人のような派手さはなく、ひたすら野球が好き、広島が好きという人達の集まり。
玄人にファンが多いみたい。


「炎のストッパー」と称された津田は病で若くして（93年・32歳で）亡くなりまして。



当時、ＮＨＫのドキュメントでも取り上げられました。
津田の死後、親友でチームメイトの森脇が結婚。
その式でキャンドルサービスをする際、亡き津田の席も用意してあり、そこに森脇が酒を注ぐというシーンを見て、泣きました。
ホント、いいピッチャーだったんです。

勝負する時はストレートのサインが出るまで首を振り続ける。
原辰徳は津田のストレートを打とうとして左手の甲を粉砕骨折。
あのランディ・バースは「津田はクレージーだ」と評価。

広島市民球場のブルペンには、「津田プレート」なるものが柱に埋められてあり、
そこには
『直球勝負　笑顔と勇気を忘れないために』
と彫られている。
リリーフに出ていく投手は必ずプレートに触ってからマウンドに出るという。
あー、泣きそう。

ちょっとノスタルジックな気分に浸ってしまいました。
何でこんな話になったのか忘れそうになりましたが、先日、ファン感謝デーでサインをもらったのです。知人を通じて。
日米野球で活躍していた、梵英心（そよぎ・えいしん）。
ノンプロから入って、今年の新人王です。やるー！
僕が思うに、久々に“カープらしい”選手です。
あと、ベテランの緒方のサインももらいました。


今年は頑張ってほしい。
最優秀防御率の黒田も残留だし！
「10年間も育ててもらったカープを相手にボールは投げられない」だって。
ええ男じゃの～。
みんな金につられて出ていくのに。市民球団に残るってのがエライ。


どうせドームでの巨人×広島なんてガラガラだろうから。
チケットもらって応援しにいこーっと。