徒然なる日記

映画、音楽、本からテレビやCMを含めた広告全般の話まで。好き勝手に綴っていきまーす。

「京都人の商法」

2008年10月07日 | 
京都に住んでいる以上、理解する努力をしよう。
本屋でそんなことを思って手に取った本。




色々参考になりました。

店頭に商品を陳列しない
⇒お客がきたら瞬時に見抜いてお勧めのものを出す。

新しいものに目移りしない。
誇りを持って同じものをつくり続ける。
(創業800年の昆布屋もある!)
ロングセラーのポイントは
・時代を問わず、飽きがこない
・品のよさ(派手なものは、そのうち嫌気がさす)
・高品質でリーズナブルプライス。(いいものをちゃんと手の届く価格で)
・使い勝手のよさ
・適量生産(買い手が多くいても、品質優先)
・圧倒的な支持層


「一見さんお断り」はサービスの極致。
 サービスというのは、えこひいき。
 生意気なのではない。
 単なる売上至上主義ではなく、長い付き合いの中にこそ、真の顧客は存在するという考え方。
 逆に言うとどうやったら長くお付き合いできるかを考えるのが京都の商売。
 (だからそういう店は親子3代で通う、なんてことができるのだ)


などなど。
ところで、僕はいつになったらお茶屋遊びができるようになるんだろうか(笑)

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