徒然なる日記

映画、音楽、本からテレビやCMを含めた広告全般の話まで。好き勝手に綴っていきまーす。

会社、やめます。

2009年12月03日 | 仕事
約10年やってきましたが、やめると決断しました。

別に仕事が嫌だとか、会社が嫌だとか、後ろ向きな理由ではありません。
むしろ好きだから、今までやってこれたというのが正直なところです。
入社当初から、「辞める時は、ネガティブな理由ではなく、次のステップに進む時だ。」と決めていました。

うまく伝わらないかもしれませんが、とにかく
1回きりの人生だし、もっとチャレンジをしたい!
と思ったのです。

入社当初に比べると、すごく安定的な会社になってきたのです。
そして、先が見えてきた。
社内でも良いポジションだし、色んな経験も積みました。
たぶん10年後も僕はポジションも確保できるし、収入も問題なく得られるでしょう。
でも、僕としては、それではダメなんです。
会社にぶら下がってしまいそうなんです。
そして、会社の問題はないけれども、自分の仕事に限界を感じるようになりました。
それは若手のように、簡単に打破できるようなものではなかったので。
うまく言えないですが。
とにかく、そんな状態で一生を終えて満足なのか?と考えるようになりました。
短い人生を無駄にしたくない。
もっとしびれるような環境で仕事をしたい、と。


そんな時、友人を通じていい出会いがありまして。
今の会社から考えれば、想像もつかないぐらい小さく、
いつ潰れるか分からないような会社なのですが。
その社長に興味を持ち、この人とやりたいと思ったのです。
これは天に導かれているな、と。(中国古典に影響されすぎかもしれませんが 笑)
直感的にそう思ったのです。

ちなみに、春秋時代の斉の宰相・管仲は

「直観は、理や知識を超えたところで、人生の指標として樹(た)つことがある。
 道を誤るということのひとつは、自分の直感を疑うことだ。
 邪心を持たずに生きていれば、天の声は聞こえるものであり、
 聞こえたと信じたならば、努力の方向をその声に従って改めればよい。」

と言っています。


本当は、10年という区切りを意識していたので、来春まで今の会社でと思っていたのですが、
その社長と色々話し合った上で、「チャンスは貯金できない」と思い、決断しました。


それにしても、妻にとっては、とんでもない夫だな・・・。
簡単に言うと安定してつまらん、ということですから。
普通は安定してた方がいいはずなのに。
「半年後に会社が潰れてるかも」「休みないかも」「出張増えるかも」など、
妻にとっての色んなリスクを説明しましたが、
じっと話を聞いた上で、一言「わかった!」と快諾してくれました。
たぶん色々不安は感じているでしょうが、僕の決断を尊重してくれた彼女に感謝。
とても心強いです。
沖縄人の気質も幸いしているのかも、と話しました。
やはり基本的には「なんくるないさ~」と思っているらしい(笑)



というわけで。
来週一杯で仕事を終え、充電期間に入ります。
いいでしょ!?10年がんばったし。
たぶんこのブログは、今まで以上に本と映画と遊びの話になるでしょう。。。
そして、1月から徐々に始動していこうと思います。


また新しい人生を前向きに進みます。
一度しかないので、目一杯いきたいと思います。
そりゃ不安はありますが、たぶん大丈夫です。
根拠のない自信があります(笑)
これから迎える新しい年に心地よい緊張感。
頑張っていきます!

みなさま、こんな私ですが、今後ともよろしくお願いします。



今の自分にピッタリなスカパラの「Pride Of Lions」。



【歌詞】
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND63029/index.html