思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

約5年ぶりの埼スタで公式戦観戦

2015-11-30 23:59:59 | スポーツ

最近はテレビ観戦ばかりになっている浦和レッズの試合、上旬のことだが7日(土)に埼玉スタジアム2002の対川崎フロンターレ戦を観に行ったことについて。約5年ぶり、正しくはこの試合以来で4年11か月ぶりの、昨年7月の山田暢久の引退試合という特別興行は抜きにしてご無沙汰の公式戦であった。

なぜか2ステージ制が復活してしまった今季(僕は2ステージ制は反対派)、セカンドステージ終盤で大事なこの試合は勝てる試合だったのが引き分けになってしまったのは痛い。ファーストステージで優勝してはいるものの、リーグ直後のチャンピオンシップは抜きにしてやはり2つ合わせての年間の勝ち点でも1位になっておきたいのが“レッズサポ”の人情というものだ。

まあそれはそれとして、新しいデジカメでズームも使いながら結構良い(=コンパクトデジカメのわりには良好と思っている)写真が撮れたので、久々の「埼スタ」の様子も含めてあげておく。



浦和美園駅からスタジアムへ行くときに必ず見かける看板、スタジアムが完成した13年前に比べると思ったよりも色褪せてきた感が。


スタジアム入口のブース出店、今回は「秋のスウィーツまつり」が特に目立った。意外に県産の和菓子店の出店も多かった。


川崎サポーターは思ったよりもおとなしめ。


今回の客席はいつものバックスタンドだが、たまには奮発してSC席よりも800円も高いSB席(1階)を1か月以上前に買っておいたら、前から9列目という結構良い席だった。なので、ライン際の攻防も双眼鏡を使わなくてもよく見えた。
これはDFなのに基本的には攻めるのが大好きな槙野智章。今年、日本代表がハリルホジッチ体制になってから呼ばれるようになって良い意味で調子づいてきたか。まあ代表ではこんなに前に出ることは許されないだろうけど。ペトロヴィッチ監督がサンフレッチェ広島監督時代から槙野をよく知っているとはいえ、のびのびやりすぎ……。


得点のときの歓喜ぶりも久々。


槙野と同様に、なぜかハリルホジッチに気に入られていて(僕は意外だと思っている)今年に代表復帰の柏木陽介のコーナーキックも間近で。


ハーフタイムの芝の手入れ。テレビ中継ではわからないこのような光景も、スタジアム生観戦の醍醐味だと再認識した。


今回の敵の川崎でも中村憲剛は特に好きな選手なので、このコーナーキックも間近で観ることができて眼福。


GK西川周作も、(広島から浦和に移籍してからは)生では今回初めて観た。ゴール前の競り合いとゴールキックも含めて前方へのフィードはさすがの日本代表レベル。


引き分け。


試合後、浦和の選手の挨拶の1周、西川が率先して前に出ていたのが印象的で、最近のファンサービスや媒体取材も含めてホントに良いやつだ。試合中もこういう姿勢が、ますます日本代表らしい。
近年の代表正GKは(地元出身の)川島永嗣が務めていたのも良かったが今年は欧州での出場機会が激減したので、安定感では今や西川のほうが上だと思う。来年のW杯予選などもGK勢は西川と、ガンバ大阪の東口順昭の二枚看板で進むだろうね。


広告の撤収。


南側自由席のホームとアウェイの緩衝地帯も、試合後はのんびり。


横断幕や旗の撤収。負け試合ではなかったので和気藹々の雰囲気も多少は。


飲料のカップも含めて、ゴミがこのくらい出るのは仕方ないか。
ちなみに僕は以前から強く意識しているわけでもないが、サッカーや野球などスポーツ観戦時は私的なゴミはほとんど出さずに出入りしている。食事は事前事後に済ませるし(持ち込むにしても飴・ガムやチョコレートや菓子パンの類い程度で、そのゴミも容易に持ち帰りできるし)、応援よりも試合をちゃんと観たい人種なのでアルコール類も摂らないし。そうやってスタジアム運営の(撤収の)余計な労力をより減らせるほうがよいに決まっているから。でもそうする人が続出すると運営側の(物販や清掃などの)仕事というか稼ぎが減ってしまうのかもしれないけど。


昼の試合後の日没前後はまだ時間があるので、飲食のブースと机・椅子の休憩の場もまだまだ残っていて、そこで帰宅を急ぐほどでもないレッズサポが反省会のようなものを開く様子も多く見られた。僕も久々にブースの一角で、鶏の唐揚げなどを買い食いした。


撮影ポイントができたのは最近のことなのかなあ。


帰路その1、浦和美園駅前にそんなに大きくはないが今度、図書館もある施設ができるのは知らなんだ。来年の年始からだそうで、開館時間を考えると今後は試合前に立ち寄ることになりそう。埼スタでたまにある日本代表の試合も含めて、試合開催日のみでもよいから開館時間を延長してくれると嬉しいのだが。


帰路その2、同じく浦和美園駅前だが、すぐそばを通る東北自動車道の浦和ICを経由して東北方面へ向かう高速バスの停留所ができたのも初めて知った。駅周辺も以前よりも道路も建物も整備されて13年前の駅とスタジアムと畑地しかなかった閑散とした光景とは見違えたが、今後も浦和レッズありきの街として発展するのかどうか見ものである。


このあと、セカンドステージは結局は広島が優勝で浦和は2位、年間総合の勝ち点でも2位となり、28日(土)のチャンピオンシップ準決勝の対ガンバ大阪戦はテレビ中継を観ていたが敗れてしまって決勝には進めず、今季はもう終了……。
それに、22日(日)の今季ホーム最終戦で本人から発表された鈴木啓太の引退、おまけに先のガンバ大阪戦に絡んだ差別的投稿の問題もあり(これは今日までに収束のようで)、今年こそはと意気込んでいた年間優勝を逃したほかにも、残念というか後味の悪い今季の終盤であった……。熱くなるのはわかるけれども……。

もう来季に向けてスパッと切り替えて(その前に天皇杯も注視するけど)、今季はJ2に降格した大宮アルディージャが来季はJ1に再昇格で「さいたまダービー」が復活するので、来季は特にこれを楽しみに生きてゆきたい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿