温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

ヒメギス(姫螽斯) 長翅型と短翅型!

2020年07月24日 | 昆虫
① 生垣の間に翅の側面が黒色のヒメギス(姫螽斯)のメスを見つけました。
「姫螽斯」は、小型(姫)で、キリギリス(螽斯)に似ているという意味です。


② 背面は緑色で、翅が長い「長翅型」です。
 もちろん、飛ぶことができます。


③ こちらは、翅の短い「短翅型」(オス)です。
 翅が短いので飛ぶことはできません。
 長翅型と短翅型とでは、まったく違う種類のように見えますねえ。


④ これは、5月に出会った幼虫(メス)です。


シオカラトンボ(塩辛蜻蛉) 妻の産卵を見守る!

2020年07月23日 | 昆虫
① シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)が交尾をしていました。
 オスは成熟すると、白色の粉で覆われるようになるので、これを「塩」に見立てたのが名前の由来です。
 酒のお供の「塩辛」とは関係ありません。


② 交尾を終えたメスが産卵に向かいます。
 その斜め後方をオスがついていきます。


③ メスが、産卵をしました。
 オスが見守っています。


④ その後、メスは数回産卵しましたが、オスは必ずその後を追い続けます。
 これは、妻が産卵を終えるまでの間に他のオスと交尾するのを防ぐのが目的です。


チョウトンボ(蝶蜻蛉) 虹色の輝きと交尾!

2020年07月22日 | 昆虫
① 晴天に誘われ、花池へ行きました。
 手すりに大きなヤゴの抜け殻がありました。

② スイレンの池では、チョウトンボ(蝶蜻蛉)のオスたちがメスを待ち受け、飛び回っていました。


③ 飛び疲れると、池の中の植物の先端に止まって小休止です。
 オスの翅は、深みのある紺色です。

④ ところが、太陽光の当たり具合で、虹色の輝きを見せます。


⑤ いつまでも見ていても見飽きない美しさです。


⑥ メスは、時折 池から離れた場所から飛んできます。
 黒地の翅ですが、やはり太陽光の当たり具合で輝きます。

⑦ メスは、決してオスのように池の中の植物に止まりません。 
 池のフェンスで小休止のメスです。

⑧ メスが池に現れると、オスの争奪戦が展開し、見事 獲得しカップルが成立しました。
 交尾の時間が数秒と短いので、シャッターチャンスを逃さないよう我慢の時間が長いです。


オオホシカメムシ(大星亀虫) 庭も赤の世界!

2020年07月21日 | 昆虫
① 今日も気温が高いですねえ。
 早く、愛知県も梅雨明けになってほしいモノです。
 庭は、赤系の花が咲き、本格的な夏を待ち望んでいます。






② 葉の上に赤系のカメムシ(亀虫)がいました。


③ ちょっとくすんだ赤ですが、翅に黒点(星に見たて)のある「オオホシカメムシ(大星亀虫)」です。


アシナガモモブトスカシバ(脚長腿太透翅) 絶滅危惧Ⅱ類!

2020年07月20日 | 昆虫
① 葉の上に、羽化を失敗したかのように見える昆虫が止まっていました。


② 脚にフサフサとした毛が一杯生えている「アシナガモモブトスカシバ(脚長腿太透翅)」です。
 赤丸にあるように透明な翅を持っており、スカシバ(透翅)の仲間で「ガ(蛾)」です。
もちろん、飛ぶことができます。


③ アシナガモモブトスカシバ(脚長腿太透翅)は、「土地の造成や湿地開発等の影響でゴキヅルの生育する水辺が消失したことに伴って全国的に減少しており,環境省のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類に指定されている」とのことです。


④ これは、同じ仲間で4年前に出会った「オオモモブトスカシバ(大腿太透翅)」です。
 初めて出会った異様な姿に驚いたコトを覚えています。


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