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温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

7年前のヤドリギ(宿り木)が生きていました! ヒレンジャク(緋連雀)

2018年04月06日 | 野鳥
 ① 庭のハナカイドウ(花海棠)にヤドリギ(宿り木)が芽生えているのを見つけました。


 ② よく見ると、一カ所だけではありません。



 ③ ヤドリギの果実は、多くの場合、ヒレンジャク(緋連雀)たちが食べます。
 ところが、種子はネバネバの物質に包まれているために、鳥の腸を容易く通り抜け、肛門から出て長く粘液質の糸を引いて樹上に付着します。
 この種子が樹上で発芽し、成長したのがヤドリギです。



 ④ この種子を冬に庭のハナカイドウ(花海棠)の幹に木工ボンドで接着しておきました。
  ヤドリギの種は、発芽すると「寄生根(きせいこん)」という根を幹の中に食い込ませ、樹木から水分と養分を吸収して成長します。
 まさに「宿り木」ですねえ。
 この写真は、7年前の6月8日に発芽し、寄生根を食い込ませているモノです。
 しかし、翌年には成長するどころか、緑の部分が見えなくなってしまい、枯れたものと思っていました。
 7年後に再度芽生えたのは、寄生根が生きていたんですねえ。 
 


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