2022年7月2日(土)今日も晴れ。
今日は七十二候の半夏生(はんげしょうず)に入る。半夏が生え始める季節とされる。半夏とは、烏柄杓(からすびしゃく)というサトイモ科の草のこと。 雑節の半夏生(はんげしょう)でもある。七十二候からつくられた暦日で太陽が黄経100度地点を通過する日に設定されているらしい。
化学物質の作用


昔、環境ホルモンという言葉が世界を揺るがせたけど、その後何もなかったようになっている。私が2015年に調べ始めたころ、参考にした環境省のサイトから見つけた環境ホルモンの説明が分かりやすかった。
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ご存じの方は多いと思うけど、今でも65種類の化学物質が、環境ホルモンとして疑われていて、正式には内分泌攪乱化学物質と言い、女性ホルモンの化学式に似た化学式を持った物質が、人間の体の中で女性ホルモンを装い、細胞内に入り込みホルモンの働きを阻害していると認められている。代表格は、プラスチックの原料のビスフェノールAとフタル酸エステル。
つい最近、孫におもちゃを!と探していたら、素材にビスフェノールAが含まれていません。という広告を見つけた。企業も少しは改善してきているのかな?と少し期待した。人体への影響を指摘する研究者の論文への妨害がかなりあるようだから。
個別の化学物質でも、疑われている段階のままで進展しないけど、化学物質が複合的に作用する可能性を考えると、その及ぼす影響を研究する道のりは遠い。
ちなみに、殺虫剤のDDTや、難燃剤のポリ塩化ビフェニール(PCB)などは生産を中止している。
個別の化学物質でも、疑われている段階のままで進展しないけど、化学物質が複合的に作用する可能性を考えると、その及ぼす影響を研究する道のりは遠い。
ちなみに、殺虫剤のDDTや、難燃剤のポリ塩化ビフェニール(PCB)などは生産を中止している。
細胞の膜が破れる?
フランスが制作していたドキュメンタリーを観た。
スイスのダボスでは、若い研究者たちが集まってアレルギーの研究をしているそうだ。
詳しい説明はなかったが、培養した人の肺の細胞に微量の洗剤(どんな成分かの説明はなかった。)をつけて反応を観察したところ、細胞は膜に囲まれて重要な成分以外の侵入を防御しているのですが、この膜が破れてスキマができているのを発見したという。
このスキマから、合成化学物質や細菌などいろんなものが侵入すれば、免疫が大混乱に陥るのは容易に想像できる。免疫の暴走とはこのことなの?
7年前は私も確信をいだくほどには至ってなかったけど、今は確信できる。
肌のトラブルで、肌から侵入する化学物質には、赤ちゃんの頃から要注意であることがさらに認識される。