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青空ーすべてはバランス

アレルギー④新たな常識ー離乳食と肌

2022年6月27日(月)晴れ。
関東甲信が梅雨明けと聞いて、私の地域はいつ梅雨入りしたんだろう?調べたら、私がブログを6月13日に更新して翌日慌てて孫の所に行った6月14日だった。
あらまぁ そうだったの?なんかいい天気が続くんですが・・・。今度は水不足が気になるね。電力不足と。次から次といろいろと大変だ。

庭にはムクゲと桔梗が咲き始めた。



乳児の約10パーセントに食物アレルギーがあると言われているらしい。すごい割合だ。
多くの子供と親が悩んで苦しんできた。長い間。
最近ではアレルギーのことが以前よりも分かってきてはいるが、解決とはいかない。
ただ、アレルギーの常識が変わりつつあるということを聞いて驚いている。

①離乳食の時期には「アレルギーを起こしやすいものは食べさせないほうがよい」???

離乳食の時期には「アレルギーを起こしやすいものは食べさせないほうがよい」「離乳食を遅らせたほうがよい」と考えられてきましたが、これはもう非常識だそうだ。

食物アレルギーの症状が出ていない赤ちゃんであれば、離乳食は通常どおり開始し、いろんなものを幅広く食べたほうがよい。
むしろアレルギーを発症しにくくなるという報告もある。

ただし、注意すべきは、
生れてすぐに湿疹やアトピー性皮膚炎などのトラブルを経験した赤ちゃんは、離乳食でアレルギーを起こす可能性があるから注意しないといけない。
だから、そういう場合は耳かき1杯くらいのごく少量から慎重に開始したほうがいい。

どうしてこんな考え方になったのか?

人間の腸には約70%の免疫が集まることはもう十分知られている。人は生まれてすぐに母乳からはじめて、次に離乳食を食べる。食べなきゃ生きていけない。そして初めて腸に入るものに対して、免疫がそれを経験していき、対処できるように強くなっていく。食べ物と一緒に入ってくる異物に対しても十分な備えを腸は強化していく。
ただし、腸に入る前に皮膚のトラブル・炎症により皮膚から体内に入ってくる未体験の異物に対しては、皮膚にある免疫は正常に対応できずに過剰反応を起こすことが考えられるようになってきたようだ。

腸の免疫が体験する前に皮膚から侵入するアレルゲンは、アレルギー③で覚えたように、IgE抗体がマスト細胞(肥満細胞)に結合した状態になり、アレルゲンが再び侵入するとすぐにアレルギーをひきおこすスタンバイ状態に入ってしまっているということになる。 

そうすると、赤ちゃんの肌トラブルは、気が付いたらできるだけ早く、きちんと治しておくことが大切であることが分かってくる。



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