
金沢打ち上げ会で磊也
12月14日(土)は「金沢市民芸術村ドラマ工房」にて和力公演、20日(金)には「名古屋市中村文化小劇場」で今福優、内藤哲郎、加藤木朗を軸にした「凸拍子」公演があった。
両公演に妻と参加した。

越後湯沢駅ホーム
金沢へ向かう4日ほどまえから、「日本海側は大雪のおそれ」とニュースや気象情報で連日報道されていた。大雪で列車が止まったらと心配になり、出発を早めて午前8時台の上越新幹線で「越後湯沢」へ向かう。
関東地方は透きとおった青空であったが、高崎を過ぎていくつかのトンネルをくぐったら雪のちらつく地帯にはいり、「越後湯沢駅」では一面の雪景色であった。
そこから特急列車で2時間ほど乗って金沢駅に着いたが、金沢では雪は降っていなかったが大粒な雨が降っていた。
開演前には雷も鳴ったりして荒れた天候になった。

開演前の会場内
ステージも客席も手づくりだから、実行委員の方々の苦労がしのばれる、あたたかい空間で舞台が始まった。
演目第一部が、こまの芸、綾打ち、横笛独奏、獅子舞,津軽じょんから節即興曲、合奏曲「忍者」、鶏舞。
15分の休憩をはさんで第二部は、だんじり囃子、「音舞語り 干支継ぎ」となる。
第一部は、歌舞伎でいえば「十八番・おはこ」といえる和力の手練れ演目だ。
音舞語り「干支(えと)継ぎ」は、金沢公演に向けて創作された新作であった。今年の干支の巳(み)が「1年だけでは物足りない。来年もおいらが干支を引き継ぐ」と駄々をこね、八岐大蛇(やまたのおろち)が大騒ぎをする。治まらないのは来年の干支を引き継ぐ午(うま)である。
午の親類筋であろうか「獅子踊り」(岩手)がササラを背負い舞台いっぱい踊り、馬頭頭巾をつけた「えんぶり踊り」(青森県八戸)、「荒馬踊り」(津軽)など馬に因んだ芸能が舞台で次々に舞われる。
そしてめでたく午年に引き継ぐという演目であった。お客さんたちは楽しく大笑いしていた。

名古屋開場前の受付周辺
名古屋の「凸拍子」公演は、休憩なしで次の演目が並んだ。
火伏せ舞い、大地の詩、だんじり囃子、石見神楽、魂音、こまの芸、屋台囃子、登山囃子、日本海幻想。
今福優さん、内藤哲郎さん、加藤木朗の三人三様の芸が新鮮だった。そしてそれぞれの芸が安定してみる方々も楽しんでおられた。
わたしは両日の公演をとおして、磊也が新しい演目を身につけていっているのを嬉しく見た。
金沢での「干支継ぎ」では、「獅子踊り」を一頭仕立てで舞い、名古屋では、「屋台囃子」の大太鼓を立て打ちで披露、そして「登山囃子」においては、大きな御幣を掲げての行進を朗と共にやっていた。

開場を待つ方々
精進して一芸を身に染み込ませた先達の方々、それに混ぜていただいて幸せな青春を送っていることに祖父として感謝する年末の公演であった。
お久しぶりです。
先日の金沢公演にいらっしゃってたんですね。
その日、実は楽しみしていたのですが
母の具合が悪く、いけませんでした。
チケットは、福岡の山田真理子さん(越郎くんに三味線を習われている?)から、「和力をみて元気出してね」とのプレゼントでした。
本当に残念でした。行ければ元気も頂き、お二人にもお会いできたのに・・・
私は、いろんな方の支えで、何とかかんとか1年生きてきました。
これからのことはまだわかりませんが、精一杯、娘が褒めてくれるような生き方をしていきたいと思っています。
和力のご活躍、お祈りしております。では、また。
ロミちゃんが、大阪で中村正公君たちとやったライブは、大成功だったようですね。
ロミちゃんの伸び伸びした歌ごえは、多くのひとたちに生き抜く力と希望を与えたものと思います。
これからのご活躍を心から期待しております。
金沢には、wariki金沢事務所が発足したので、お伺いする機会も増えます。
妻共々、古都金沢でゆっくりお会いしましょう。
今年もお元気にてお過ごしください。