関東のこの辺では田起こしが済んだ
昨日17日に、加藤木朗と磊也がアメリカ・カナダツアーへ出発した。
朗は海外渡航の経験を数多く積んでいるが、磊也は初めての遠征である。
二人とも日本語しか喋れないと、わたしは勝手に思っている。言葉が通じないところに一か月余も居て、道に迷ったらどうするのだろう、食事の注文は二人して「ウィンドウの見本」を指差して頼むのだろうかなどと余計なことを心配している。
出発の前日まで、持参する荷物をあれこれ準備に余念がなかったようだ。
水あたりなどしないで、多くの人たちと楽しく過ごしてくれるように願っている。
下記の記事は「信濃毎日新聞」である。写真は、取り込めなかった。
江戸川堤の桜
阿智の舞台芸能師、父子で海外公演へ 「日本の伝統伝えたい」
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(2013年4月9日)
米国、カナダでの公演に向けて練習する加藤木朗さん(左)、磊也さん
下伊那郡阿智村伍和(ごか)の舞台芸能師加藤木朗(かとうぎあきら)さん(45)と長男磊也(らいや)さん(20)が、15日から約1カ月にわたり米国とカナダを訪れ、太鼓演奏などを披露する。2010~12年に欧州バルカン半島諸国を巡り単独公演をするなど、国外にも活動の場を広げてきた朗さん。父を見て育った磊也さん。初めて親子で臨む海外演奏に、朗さんは「親から子へ受け継がれる日本の伝統芸能の形や、込められた祈りなどを伝えたい」と話す。
今月17日~5月6日に米国、5月6~17日にはカナダに滞在。カナダ・トロントを拠点に活動する日系2、3世らによる太鼓グループ「永田社中(ながたしゃちゅう)」などを指導するほか、米国では大学や中学校を訪れ、演奏を通じて日本の民俗芸能を紹介する。
朗さんは、民俗芸能グループ「和力(わりき)」代表として国内外で活動。小学5年時に朗さんから太鼓や舞踊を本格的に習い始めた磊也さんは、阿智村や愛知県での公演にも参加した。観客から「楽しかった」との声を聞くたびに舞台芸能の魅力を感じ、朗さんを目標とするようになったという。
高校3年の秋、舞台芸能師を目指すことを決意。千葉県松戸市にある朗さんの両親宅に居を移し、東京の津軽三味線奏者などから指導を受けている。
3月末からは阿智村の自宅で親子で稽古を重ねている。今月8日、太鼓を打ち鳴らした磊也さんは「自分がどこまで世界で通用するか楽しみです」と抱負を語った。
今回の米国とカナダでの活動は、和力のホームページを見た永田社中の関係者が朗さんに指導を打診してきたのがきっかけとなった。
(提供:信濃毎日新聞)