ブログに長期間、向き合えなかった。
和力松戸公演、ひきつづく練馬公演があり、気持ちがなかなか記録する、編集する、伝える方向に向けなくて、こんなに長期間、空白にした。初めてのことである。
……と云っても今の段階は、1月13日(日)開催の「蔵のギャラリー・結花(ゆい)」和力新春ライブ、そして3月11日(月)ゆめりあホール「チカラ」公演の取り組みに気持ちが逸り、それらの目途がつくまでブログの再開ができないとなると、これまた焦るので次の呼びかけ文書から再開することにした。
松戸公演へのご協力ありがとうございました
松戸市民会館(11月10日)、練馬文化センター(11月25日)での「和力公演」が無事に終了いたしました。
お力添えをいただきました皆さま、ほんとうにありがとうございました。
アンケートをたくさんいただき、そのいくつかをご紹介します。
全体に流れがよく、舞台構成が更にうまくなった気がします。
三味線合奏の「北風に踊る」は圧巻でした。
「鶏舞」は、磊也(らいや)君が一段とたくましく、見応えがありました。
「落語」は、和力演目の取り合わせで初めてみたが、惹きこまれた。
舞台が総合芸術化して、ますますの進化に期待します。
「日本の伝統文化のすばらしさを知った」、「元気をもらった」ということが、共通して多く記されていました。
わたしたちは日本各地の伝統芸能を学び、芸の精進を積んでまいります。これからも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
尚、関東地方での和力関連の公演をお知らせいたします。(下記の電話・ファクスでお申し込みいただけると幸いです)
2013年1月13日(日)「第52回結花(ゆい)文化サロン」(松戸市下矢切)
第一回目・午後1時 第二回目・午後4時 (各回定員35名)
出演 加藤木朗 木村俊介 小野越郎 加藤木磊也
料金 大人 3,500円 小中学生 500円 お飲み物つき
2013年3月11日(月)「ちから」公演 「ゆめりあホール」(練馬区大泉学園)
開演 午後7時
出演 大工哲弘 植竹しげ子 加藤木朗 内藤哲郎 加藤木磊也
料金 大人 3,500円(前売り券のみ、当日券はありません)
2012.12.吉日
和力事務所 電話&ファクス 047-364-3059
実行委員のOさんから、今朝ファクスでいただいたSさんのお便りには、和力公演のこと磊也のことが触れられている。
11月10日付「津軽三味線は心地よかった」のSさんの文章を抜粋し紹介する。
○磊也君の津軽三味線を聴きたくて、松戸市民会館へ出かけた。
○磊也君の父上、加藤木朗氏率いる『和力』の演奏会の松戸公演は二年ぶりという。過日、「うたごえ喫茶」で身近に磊也君の津軽三味線を聴いてから、我にもなくたちまち彼のファンになった。鈍いというか冷静というか、余りそうはならない私には珍しい。
○ピアノ、ヴァイオリン、シンフォニー。演奏会に出かけたのは20年くらい前までである。息子たちも連れて行った。(中略)。次第に能楽堂通いに絞られ、やがて、すべてを卒業した。貧乏ばあさんになったせいもあるが、出歩くのが億劫でもある。たっぷりあるDVDやCDで充分になった。
○聴きたいのは津軽三味線だったから、小野越郎のみごとな演奏に満足した。磊也君は未だ一人前でないというけれど、狂言で鍛えた声はよく通った。木村俊介の篠笛は、ときに切り込んでくるように鋭く、ときに哀しげに嫋々と旋律を奏で、曲をリードするのが印象に残った。
「音舞語り」(鯰退治)という演目には、ストーリーで、太鼓、筝、笛、語り、舞も盛り込み、それぞれの特徴をよく生かした演出になっており、必要なこととは思われるが、私にとっては、音の響きこそが、ストーリーより大事だった。
久しぶりに生演奏をたっぷり堪能できた記念にCDを一枚購入した。
元来の私はクラッシック一辺倒で、他にはSに贈られたきよ坊のものしかない。
新分野のCDに、まだ磊也君の演奏が入っていないのは、ちょっと残念である。