5月5日、市川市にある「市川市動植物園」に行ってきた。
ここは動物園と植物園が併設されている。
ちょうど子供の日だったため動物園の方は大賑わいだった。
でも、植物園の方は広いし、大人だけの空間だったため、静かでのんびりとしていた。
ここには水辺に木道が渡してある自然観察園があり、ぐるっと回れるようになっている。
花の数は少なかったけれど、自然の中を1時間ほど気持ちよく歩いた。
一番先に目についたのが「キショウブ」、水辺にたくさん咲いていた。
そして「クレソン」。
ちょっと水が溜まっているところにはびっしりとクレソンが広がっていた。
歩きながら山側に目を向けると「ホタルカズラ」が咲いていた。
この花は多くの県で絶滅危惧種になっているらしい。
これは?
名前が分からない。
「キンポウゲ」とは葉が違っているし、「ウマノアシガタ」に似ているけれど、葉に光沢がある・・・
この辺りの水辺にはカワセミが生息しているらしいが、この日は見つけられなかった。
そのまま木道を進むと、バラ園になっている。
でも、バラはまだ少ししか咲いていなかった。
もう少しするとバラも咲き、これを目当てに大勢の人が来園し、賑わうのだと思う。
バラ園を過ぎて再び木道に戻り、出口付近に行くと「シロカタバミ」が咲いていた。
これも珍しい。
こうして入った時とは反対側の出口に着いた。
こちら側にはフィールドアスレチックがあり、やはり子供連れで混みあっていた。
このアスレチックの名前が「フィールドアスレチックありのみコース」となっている。
名前の「ありのみ(有の実)」は、市川市の名産、梨の言い換え。
ナシが「無し」に通じるので、忌み言葉になってしまう。
だからそれを縁起の良い「有りの実」と言い換えているらしい。
八幡にいらしたとは(゚ロ゚)
私も市川駅の近くに住んだことがあります。それも大昔のことなので、もしかするとご近所さんだったのかも。
八幡や駅の近くはとっくに都会になってしまいましたが、この植物園のある市川大町の辺りなどはまだ梨畑やネギ畑がいっぱいあります。それでも都市化の波がだんだんと近寄ってきているようです。私は田舎育ちのため、果樹園や畑が広がっていたり、里山などがある方が好きなので、このまま残して欲しいと思っているのですが・・・
市川の八幡というところに棲んでいました。当時は八幡にも梨畑があり、農家のかたは庭先で選果して、バケツに山盛り入れた梨を並べて売っていました。
今はすっかり都市になってしまったのでしょうが、市川という地名と梨が懐かしくて、コメントしてしまいました。