食べる「ニラ(韮)」の花。
野生化してあちこちで見られる。
よく見るととってもかわいい花。
1本の茎の先にいくつも花を付け、蕾全体は最初は薄い膜に覆われていて、だんだんと顔を出してくる。
花が咲くまで膜で守っているようにも見える。
それでもニラはニラ、葉をちぎるとニラ特有のニンニクのような臭いがする。
学名:Allium tuberosum
英名:Garlic chives
別名:カビラ(加美良)、ククミラ(久々美良)
科名・属名:ユリ科 ネギ属
原産国:メキシコ、中央アメリカ
別名の「カビラ(加美良)」は『古事記』の中で言われ、「ククミラ(久々美良)」は『万葉集』の中で言われている。
やはりそんな昔からあった花ようだ。
もう一つ、別名に「懶人草(らんじんそう)」というものがある。
これは、「怠け者が育てる草」という意味で、一度植えると放って置いてもどんどん増えるかららしい。
だから野生化してしまっているのかもしれない。
水仙を食べなくて良かったですね。時々ニュースになってますものね。
他にもギョウジャニンニクとイヌサフランなど、間違えやすいものがたくさんありますね。
いつも思うのですが、キノコや毒のあるものなどは誰かが食べなくちゃ毒と分かりませんよね。最初に口にした人は勇気があったんでしょうね。
子供の頃からニラは大好きで
特に母が作るニラと卵のおすましは
毎日食べたいくらい
同じく子供の頃
おままごとの材料を探してる時に
ニラの匂いのする葉っぱを発見
お浸しにして遊びましたが
食べませんでした
正体は水仙の葉っぱ
毒があるそうで食べなくてセーフでした