動物たちにぬくもりを!

動物愛護活動の活動経過や日々の出来事、世の中の動き等幅広く紹介します。

改正動物愛護法の評価

2012-10-28 15:54:23 | 動物愛護活動のお仲間

改正動物愛護法の評価

2012年10月18日 日本動物虐待防止協会

私(藤村晃子)の感想と致しましては、免疫移行の過程にある、子犬達を競市なので移動させ、他の犬達と一緒にさせることや、社会化を学ばない内に新たな家庭に入る事は、分離不安や、噛み癖、吠え癖に繋がり、結果、途中で放棄される問題が生じることを考えると、やはり、少なくても8週齢(56日)は、親兄弟と一緒に過ごす事が必要であると、考えています。
皆様のお力が必要です。
どうぞこれからも宜しくお願いします。

①ペットの生体販売の以下の制限を求める。
インターネット等の通信・広告手段を用いてのペットの生体販売(ネットオークションを含む)を原則禁止とする。
成立実現度・・・100%

②生後8週齢未満の犬猫の母親から隔離及び販売を原則禁止とする。
販売動物の展示時間を1日8時間以内とし、その間に休息時間を設けること、及び夜8時 以降の展示販売を禁止とする。
日本動物虐待防止協会の改正動物愛護法の評価
成立実現度・・・深夜販売規制 100%
成立実現度・・・8週齢(56日) 50%(付帯決議が付いた為)

③動物取り扱い業の登録取り消しの制度を強化する。
動物取り扱い業の遵守基準を厳密化し、基準に違反する業者に対しては登録取り消しを容易とする。
成立実現度・・・50%
(取り締まり強化があったものの数値までは入らなかった)

※1 動物取扱業者による不適正な飼養・保管及び販売が後を絶たない現状に鑑み、動物取扱業者に対する立入検査を積極的に行い、必要があれば勧告、改善命令、措置命令及び取消し等の行政処分並びに刑事告発も適切に行うよう、関係地方自治体を指導すること。

④犬猫の収容・処分施設の基準を設ける。
行政及び民間における動物収容の施設について、動物の健康と福祉を確保するための施設および、飼育の基準、ならびに苦痛のない安楽殺処分の基準を設ける。
飼い主放棄による動物が、殺処分にまわされていましたが、当協会では、飼い主放棄も譲渡対象にすることを要望していました。
この点に関しては 成立実現度・・・100%
二酸化炭素ガス処分の禁止を求めましたが 成立実現度・・・0%でした。
また、飼育施設の設置基準も数値が入らず 成立実現度・・・0%でした。

⑤勧告及び命令の改正
動物虐待や悪質業者に対して、動物愛護担当職員に司法警察権を持たせる等の機能強化を図る。
動物愛護推進員を市町村に置き、研修等による人材育成および活動の強化を図る。
成立実現度・・・20%

※犬猫等収容施設の拡充、飼い主のいない猫の不妊去勢手術の促進、動物愛護推進員の活動の強化等動物愛護管理に係る諸施策を着実に実施するため、地方自治体に対する財政面での支援を拡充すること。(努力目標にとどまりました)

次回5年後には、アニマルポリスの設置を警察機関に置くよう日本動物虐待防止協会では求めて行きます。
ご協力おねがいします。

⑥動物虐待に関しての改正
通報窓口の一本化や虐待内容を明記したガイドラインを制定し、取締りの基準を明確化し強化を図る。
成立実現・・・0%でした。
次回5年後には、アニマルポリスの設置を警察機関に置くよう日本動物虐待防止協会では求めて行きます。 

殺処分施設へ二回以上の持ち込み、又は不妊去勢を怠り、終生飼育を放棄する行為を虐待の範囲とする。
成立実現度・・・0%でした。

⑦違反する者に対し罰則金の下限及び上限を制定し、徴収金は収容動物保護への予算として運用する。
成立実現度・・・0%でした。

⑧情報公開に関しての改正
動物収容施設の公開基準を制定し、全国の統一化を図る。
成立実現度・・・0%でした。

⑨実験動物に関しての改正
各研究機関に対し、実験動物の登録制度を導入し「個体数・種類」「実験内容」等の把握を容易にする。
成立実現度・・・0%でした。