動物たちにぬくもりを!

動物愛護活動の活動経過や日々の出来事、世の中の動き等幅広く紹介します。

若狭健康福祉センターの譲渡会

2010-06-29 07:13:28 | 犬猫譲渡会

去る6月27日(日)、若狭健康福祉センターでの犬猫譲渡会に行ってきました。
会場には、3匹の子犬をダンボール箱に入れ車に積んでいる女性がいました。
事情をお聞きすると、「野良犬が子供を産んだので譲渡会に連れてきたのです」ということ。
そして、私と同じ敦賀市にお住まいの方でした。

譲渡前講習会が約1時間。終わるのを待っていました。
 
とっても蒸し暑い日でした。
この日、譲渡対象の犬猫は、7~8歳のダックスフンド1匹、子猫がなんと25匹いました。
 
ようやく譲渡前講習会が終り、十数組の親子連れの方々が来られました。
敦賀からはるばる来たことと、この蒸し暑さで子犬たちは疲れた様子。

ところが、なんと3匹とも貰われていきました。とっても嬉しかったです。
 

 
里親になってくださった方々の笑顔がとても印象的でした。よかった
更に7~8歳のダックスフンド。職員さんの話では噛み癖があり多少凶暴とのこと。
人が近づくと吠えてきます。譲渡は無理?と思っていました。
ところが、後で気が付いたのですが、一人の男性がダックスフンドの頭を撫でていました。
ダックスフンドはとてもおとなしくしており、その男性に聞くと「私はこの犬を飼います」とのこと。
みんなで「よかった!」と喜びました。
犬の里親さんには、職員さんより「安心だワン!ホルダー」が手渡されました。

車に積んで帰っていきました。
子猫は6匹が貰われていきました。みんな幸せになることを祈りました。
とっても蒸し暑い日でしたが、気分の良い日でした。


映画「犬と猫と人間と」のDVD入手

2010-06-28 07:41:06 | ドラマ・映画

映画を観る機会もなかったので、唯一DVDが販売されるのを気長に待っていましたが、6月26日(土)に待望のDVDを入手することができました。

【ストーリー】
監督・飯田と一人のおばあさんの出会いから映画は始まる。
その女性、稲葉恵子さんは、今まで多くの捨て猫を世話してきたが、自分の年齢の
ことを考え、飯田にこう持ちかけた。「大人も子供も、動物を大切に思ってもらえる
ような映画を作ってほしい」
「なぜそんなに猫のことを?」と問われた稲葉さんは、「人間も好きだけれど…、動
物のほうがましみたい」と答えた。
「ペット大国」日本の現状を調べると、必ずしも動物にとって恵まれた状態ではない
ことがわかってくる。
ペットを家族の一員とする人々も多い反面、営利優先のペットショップは多く、無責
任な飼い方や不法投棄も後を絶たない。
結果として、日本全国で1日当たり1000匹近くの犬猫が処分されている。
どうしてこうなるのか、何とかならないのか?その思いが、飯田を動かし始める。
最初の取材対象は、行政施設の犬猫処分の現状。引き取られた犬猫の大半は炭
酸ガスで処分される。
それでも、犬猫を持ち込む人間はひっきりなしにやって来る。
柵の中には、とても人懐っこい犬や、目も開かぬような仔猫もいた。
実際に目の当たりにすると、少なからずショックを覚える。
そこから民間の活動に目を移し、さらに動物愛護の世界に踏み込んでいくと、そこ
には様々な出会いがあった。
神奈川県動物愛護協会で保護されている、個性豊かな犬猫たち。
人間の都合で猫たちの生殖を奪うことにジレンマを抱えながらも、野良猫の避妊去
勢手術を続ける獣医たち。
多摩川沿いの野良猫たちを長年写真に収め、世話を続ける夫婦。
かつて「犬捨て山」と騒がれた場所に、今でも住み込んで犬の世話を続ける年配の
男性と、彼を助ける学生グループ。お年玉をつぎ込んで、捨てられた子犬の世話を
する小学生たち。
さらに飯田は、動物愛護先進国・イギリスや、戦時下日本の動物愛護事情にまで目
を向ける。
小さい命の切なさと、不幸な命を生み出す人間のエゴを浮き彫りにしつつも、カメラ
は、多くの犬猫たちと、それを懸命に救おうとする人間たちの姿を映し続ける―。

猫おばあさん「稲葉恵子」さんは、この映画の完成前に亡くなってしまったのです。
でも、天国で犬や猫たちに囲まれてこの映画を観ていることでしょう。

本編は勿論ですが、特典付きの内容がいいですね。

DVD 限定の特典映像!
・杉本彩×飯田監督トーク
・映画製作スタッフによるトーク
・しろえもん以外にも撮り続けていた犬がいた!
・しろえもん&にゃんだぼ その後
・再開、徳島の子どもたちと犬
 


放置ドーベルマンに噛まれ重症

2010-06-27 06:46:47 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

痛ましい事故がありました。

放置ドーベルマンにかまれ重傷、飼い主書類送検

2010年6月21日 読売新聞

名古屋市中川区の路上で先月、男性が大型犬に襲われて大けがをした事件で、愛知県警は21日、同区、リフォーム会社役員の男(63)を重過失傷害容疑で、名古屋地検に書類送検した。
発表によると、男は先月17日、自宅兼事務所の倉庫で、雄のドーベルマン(1歳、体長66センチ)の世話をしようとおりから出した際、つながずに放置。
逃げ出したドーベルマンが路上を散歩中だった同区、無職男性(90)に飛びついて転倒させ、脳挫傷などの重傷を負わせた疑い。
男性が連れていたトイプードルもかみ殺された。
男は昨年夏、飼っていた別のドーベルマンが逃げ出して近所の中学生や通行人の女性にかみつき、保健所から再発防止を徹底するよう指導を受けていた。
男は今回の事件当時、倉庫内のおりで、8頭のドーベルマンを飼育していたが、県警はそうした経緯があったのに、危険な大型犬をつながずに放置した行為が悪質と判断し、重過失傷害容疑を適用した。
                                                  以 上

【ドーベルマンについて】
ドーベルマンは、ドイツ原産の作業犬。
名は、本犬種の作出者であるドイツのルイス・ドーベルマンに由来する。
かつてはドーベルマンピンシャーとよばれた。
あらゆる作業に従事できるようにという作業目的で改良されたもので、警察犬、軍用犬、警備犬、護身用番犬などに用いられてきた。
短毛で、体形は正方形で四肢が長く、サラブレッドを思わせるようにスマートである。筋肉の発達はよく、動作は軽快で敏捷(びんしょう)、感覚は鋭敏である。
性格は鋭く警戒心に富み、勇猛。かむ力も強い。
毛色はブラックエンドタン、もしくはチョコレートエンドタンなどである。
尾は子イヌのときに2センチメートルの長さに断尾する。
耳も断耳するためいっそう鋭い風貌(ふうぼう)を醸し出すが、断耳はしないこともある。
体高は雌61~66センチメートル、雄66~71センチメートル。


なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

当然ながら、離していたことは大問題、しかし人を襲う犬はめったにいません。
ある方のお言葉をお借りすれば
本来、犬は「平和主義」の生き物です。問題を起こすとすれば 犬ではなく飼い主に問題が有るのです。だって「犬は飼い主に似る」のですから!」

飼い方に問題があります。犬は過度にストレスがたまっているのではないでしょうか。

昨年も人を噛んで問題になっています。これ以降に行政ももっとチェックをしていればこの事故は防げたのではないでしょうか。
飼い主は処罰されて当然ですが、8匹のドーベルマンはどうなるのでしょうか?
結局いい加減な飼い主のために犬が被害者になるのです。
 


【動物関連番組のお知らせ】THEペット法塾

2010-06-25 07:01:32 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど
6月30日(水) MBSテレビ(関西ローカル) VOICE(ヴォイス)18:15~

ヴォイス特集
学校飼育動物の現場。学校は教師は、子ども達に小さな命のぬくもりを伝えられているのか!?
(仮タイトル)
で、学校飼育動物についての放送があります。
ニュース番組内での10分ほどの特集です。

本来、命の大切さを教えるために、飼われているはずの学校飼育動物ですが予算もなく、飼育の専門家もいないというのが現状です。
3、4年ほど前に、大阪府の教育委員会が、各学校に実態調査を行ったところ多くの学校で、土、日の休日には餌や水を与えていない事が明らかになりました。
ずさんな飼育方法で、命の大切さや、動物を飼う事の責任を、子ども達が学べるはずはありません。
今回、取材班は、命の大切さを教えるという大義名分にまったくそぐわない現場を長期間にわたっ徹底した取材をしています。
ぜひご覧頂き、皆様の地域の学校飼育動物にも関心を持って頂きたいと思います。
また、番組あてに意見や感想なども送って下さい。
今回、ウサギが取材の中心ということで、ウサギがたくさん犠牲になっている化粧品の動物実験や毛皮ファッションについても、番組で取り上げて欲しいという要望もお願いします。
ちなみに、意見は、難しいものではなく、率直に感じたことを送って頂くだけで十分です。
これからもどんどん、動物問題が取り上げてもらえるようにご協力お願いします。

VOICE
http://www.mbs.jp/voice/
ご意見・ご感想はコチラに→ voice@mbs.jp

**** 転載歓迎 ****
THEペット法塾
http://petlaw.web.fc2.com/
担当 西風直美

譲渡会対象動物

2010-06-24 12:40:51 | 犬猫譲渡会

来る6月27日(日)、若狭健康福祉センター(小浜市)での譲渡会の対象動物は、現時点では次のとおりです。

子猫10匹、小型成犬(Mix)1匹

子犬は現時点ではいないそうです。

若狭健康福祉センターでは初めての譲渡会であり、見学に行ってきます


「犬に優しい自治体はどこか」のアンケート結果公表

2010-06-24 07:14:01 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

前回ご紹介しました週刊誌AERA「犬に優しい自治体はどこか」のアンケート集計結果が公表されました。
47都道府県、19政令都市、40中核市、19項目ものものすごいデータです。
このままではちょっと見にくいので私はEXCELに変換し編集しました。

記者より:「犬に優しい自治体はどこか・アンケート結果の公表」

(太田匡彦)

2010年6月21日

いつもアエラをご愛読いただきありがとうございます。アエラ編集部の太田です。
「犬に優しい自治体はどこか」にもたくさんの反響をいただき、また皆様のブログなどで話題にとり上げていただき、誠にありがとうございました。
その記事を書くにあたって集計しましたアンケートの結果について、より詳細なものを掲載させていただきます


◆こちらからご覧になれます。

先日、中央環境審議会の動物愛護部会が開かれ、いよいよ動物愛護法の見直しに向けた議論が本格的に始まりました。
今回のアンケート結果が、皆様の議論の材料になれば幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
引き続き、情報やご感想もお待ちしております。

アエラ編集部・太田匡彦
 


譲渡会のお知らせ

2010-06-22 06:58:29 | 犬猫譲渡会

二州・若狭健康福祉センターでの、平成22年度犬猫譲渡会日程です。
来る6月27日(日) 午後2:00~  若狭健康福祉センターで行われます。
若狭健康福祉センターでの譲渡会また日曜日というのも初めての試みです。
譲渡対象動物については、開催2~3日前になりましたらご連絡します。
犬・猫を希望される方、この機会に是非足を運んでください。

(クリックで拡大できます)


保護・収容動物のお知らせ

2010-06-21 12:49:41 | 保護・収容動物のお知らせ
二州健康福祉センター(敦賀市)に1匹の成犬が収容されています。

保護・収容年月日:平成22年6月21日(月)、公示終了年月日:平成22年6月24日(木)
保護・収容場所:敦賀市 舞崎町
雑種、中型、メス、年齢は数歳、毛は薄茶色で短毛、首輪無し

飼い主の方、お心当たりの方、センターへ至急電話をお願いします。
センターの電話は、(0770)22-3747、です。 
どうか皆さまのご協力をお願いします


動物愛護団体の紹介

2010-06-21 07:10:36 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

動物愛護ボランティア団体さんをご紹介します。
前回ブログで掲載しました日本一と評価されている熊本市動物愛護センターのある熊本市で活動されている「PHILIA」という名称の団体さんが読売新聞に紹介されています。

つらい、でも最期の姿見て・・・保健所の犬の写真展

2010617 読売新聞

保健所に持ち込まれたり、迷子になるなどして殺処分された犬たちの最後の表情をとらえた写真展「慈しむ命」が、熊本県人吉市宝来町の「でい兎(と)ホール」で聞かれている。
県内では犬の殺処分数は減少傾向にあるが、昨年度だけで3000匹を超えており、主催した動物愛護団体「PHILIA(フィリア)」(熊本市)の田尻みゆき代表(41)は「犬たちの最後の姿を通して命の重さを伝えたいjと話している。
県動物管理センターでの殺処分数は、2004年度は6025匹(うち飼い主の持ち込みは1898匹)に上ったが、保健所や民間団体による新しい飼い主を探す取り組みなどの成果で、2009年度は3088匹、同872匹)まで減少した。
写真展では、同センターで炭酸ガスによる殺処分を控えた犬たちのモノクロ写真28点を展示。
(おり)の向こうから悲しげな表情でこちらを見つめる姿や、死が迫っていることも知らず無邪気にじやれ合う子犬たちなど、1枚1枚が命の尊さを問いかけてくる。
譲渡会で新しい飼い主に引き取られた犬たちの写真8点も並ぶ。
PHILIAは2008年に結成され、主な活動メンパーは会社員や主婦ら5人。
菊池保健所(熊本県菊池市)から犬を引き取り、自宅で預かりながら月2~3回、菊陽町や熊本市で譲渡会を開いている。
写真はメンバーの1人が2008年から撮影した。
田尻さんらの活動を新聞記事で知った人吉市の病院事務長、小林巳記(みき)さん(59)が会場を提供し、開催にこぎつけた。
小林さんは「特に子供たちに見てもらい、動物は最後まで責任を持って飼わなけれぱならないことを学んでほしい」と話している。
(佐々木道哉)

PHILIA(フィリア)ホームページ
http://www.setup-jp.net/philia/

PHILIA(フィリア)とは、ギリシア語で「友愛、相互協力」を意味します。
わたしたちは命あるすべての者のため、また、「共存共栄」のために、ひとつひとつの命の尊さと、その存在価値の認識を「動物愛護」を通して、訴えていきます。
殺処分された犬たちの写真を紹介する小林さん


【動物愛護関連番組情報】THEペット法塾

2010-06-18 07:17:13 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど
『行き場を失う高齢ペットたち ~大量廃棄事件の裏側で~』
NHK総合 6月19日(土)夜10:00~10:45

追跡!AtoZ (NHK総合)
http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/
ゲスト
江川紹子さん(ジャーナリスト・前回放送「ペットの悲劇」のコメンテーター)
リサ・ステッグマイヤーさん(タレント・保護犬の飼い主)
細川敦史さん(弁護士・THEペット法塾事務局長)
 
皆様もご存知の通り、今年の4月にペット葬儀業者が火葬にすると預かったペットの遺体を
山中に遺棄するという信じがたい事件がありました。
現在、ペットの葬儀業者に対しては、何の法規制も無いのが実情ですが、来年の動物愛護
法の改正時にはペット葬儀業者に対する規制が盛り込まれるようです。
動物愛護法改正に関連し、番組ではペットショップやブリーダーの問題なども多くの時間を
割いて放送して下さるそうです。
AtoZでは、今年の1月にも、動物虐待や、熊本市の動物管理センターの取り組み、海外の
動きなど動物愛護に関するとても興味深い内容の番組を放送して下さいましたので今回の
放送も期待大です。
ぜひ番組をご覧頂き、意見、感想などを番組宛に送って頂きますようよろしくお願い致します。
(番組HPに感想・お問い合わせフォームがあります)
また、番組のHPに、番組に追跡して欲しいテーマを投票できるようになっていますので、そ
ちらにも投票をお願いします。(投票は6/19締め切りです)
いくつか選択肢がありますが、その他のところに「ペット問題」「動物愛護問題」「ブリーダーや
ペットショップの裏側」など記入して頂ければと思います。
たくさんの投票、反響があることによって、更に次にも取り上げてもらえます。
テレビの影響は絶大です。
多くの人にペットブームに潜む問題を知ってもらうことが、動物達を救う事につながります。
みなさんの力で、来年の法律改正に向けて、世論を作っていきましょう!!
**** 転載歓迎 ****

THEペット法塾
http://petlaw.web.fc2.com/
担当 西風直美