動物たちにぬくもりを!

動物愛護活動の活動経過や日々の出来事、世の中の動き等幅広く紹介します。

口蹄疫~日本のその後と韓国の状況

2010-12-31 06:39:40 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

12月27日(月)の福井新聞に、宮崎県で種牛を飼育していた方の「ゼロからの出発」の記事がありました。
また、今、韓国では口蹄疫で大変な状況になっています。
今年は今日1日で幕を閉じますが、韓国では年越しどころではないですね。
動物たちへの哀悼の意を込め記事を掲載します。

(クリックで拡大できます)

 

口蹄疫、韓国で猛威

 牛豚45万頭を殺処分、初動批判も

 

20101229日 朝日新聞

 

【ソウル=箱田哲也】
韓国で家畜の伝染病、口蹄疫がすごい勢いで広がっている。

韓国の農林水産食品省の調べでは、28日午前までに牛や豚45万頭以上が殺処分された。
韓国政府は拡散防止のため、関連法の改正を急ぐが、発生数は連日増え続け、沈静化の兆しすら見えていない。

「法を改正してでも、防疫に関する国民の認識を変えねばならない。私も海外から戻れば、率先して検査を受ける」。
韓国大統領府によると、李明博(イ・ミョンバク)大統領は28日、年内最後の閣議でこう述べ、拡散防止への協力を訴えた。

今回の口蹄疫騒動は、11月下旬に慶尚北道・安東で見つかったのが最初だった。
だが、簡易検査で陰性と出たことなどから対策が遅れ、安東から人や車が自由に出入りするうちに、またたくまに広がった。

韓国国内は先月、大延坪島(テヨンピョンド)が砲撃を受けて以来、ほとんどの報道が北朝鮮関連で染まった。
だが、北朝鮮の軍事挑発がその後おさまっていることもあり、トップニュースは猛威を広げる口蹄疫問題に入れ替わった。

政府によると、28日午前現在、畜産農家から88件の申告を受け、うち60件が口蹄疫と確認された。
日本の県にあたる道や、規模の大きい広域市のうち、発生が確認されたか疑いが強い地域は、韓国本土の約半分を占める。

中部の忠清北道では殺処分された牛から陽性反応が出た。
政府は発生地域に入れていないが、韓国メディアは、畜産が盛んな忠清北道にまでついに広がったことで、「初動のまずさが招いた人災だ」などと批判を強める。
また、一部地域では当初、埋却作業にあたっていた兵士が吐き気などを訴え、これに兵士の親が抗議して撤収させるなど、ちぐはぐな対応が指摘されている。

これまで最も被害が大きかったとされる2002年でも殺処分は約16万頭。

現段階で45万頭を殺処分した今回は、はるかに悪化した事態だ。

政府は25日から、2000年以来というワクチン接種に踏み切った。
韓国は今年春の口蹄疫発生を比較的早期に抑え、9月に国際獣疫事務局(OIE)から「清浄国」と認定されたばかり。
清浄国はワクチン接種をしなければ3カ月間、接種すれば半年間、口蹄疫の発生が確認されない場合に付与されるが、猛威の前に選択肢はなく、「早く清浄国としての名誉回復を」(李大統領)と実施した。

安東で最初に口蹄疫が発生した詳しい原因は解明されていないが、海外渡航者がウイルスを持ち込んだ疑いが強まっている。
このため、韓国政府は、家畜伝染病予防法の改正で流入防止を図る。
畜産農家自身が家畜病の発生国を訪問する際、出入国時の届け出や検査、消毒を義務化。これを怠れば、1年以下の懲役または500万ウォン(約36万円)以下の罰金を科すほか、外国人労働者の採用を届け出なければ、500万ウォン以下の科料に処すよう、同法の改正を急いでいる。
 


川上犬

2010-12-30 07:30:37 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

川上犬という犬種をご存知ですか?
12月27日(月)の福井新聞に記事がありましたのでご紹介します。

(クリックで拡大できます)

なんとも凛々しい顔をしていますね。日本犬らしい体格です。
日本に数百頭しかいないということで、希少価値ですね。知らない人も多いと思います。
更に特徴など詳しく述べているコーナーがありましたので参考までに。

川上犬

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

川上犬(かわかみけん、かわかみいぬ)は、長野県南佐久郡川上村に伝わり、保護育成されている小型日本犬の一種である。

信州川上犬とも、川上狼犬ともいう。

昭和初期には主に梓山地区で飼われていたため、梓山犬と呼ばれたこともある。

秩父犬と同じく(梓山地区から三国峠を越えると秩父市)、ニホンオオカミの血が流れているという伝承がある。
信州川上犬保存会により保護育成が始まった昭和43年(1968年)に、純血性が薄れたということで、長野県天然記念物の指定を一旦解除されたが、その後、純血種との交配努力により純血性が高まったことが認められ、昭和57年(1982年)に再指定された。

柴犬(信州柴)の一種とされる。

長野県の天然記念物に指定。
現在この犬種は、川上村内で数十頭、全国でも300頭前後しかいない、非常に貴重な犬となっている。

特徴

・和犬の一種で、立ち耳、巻尾。目は黒または茶色。

・毛色は黒、茶、赤、白。

・川上村では猟犬として飼われていた。
・性格は活発で好奇心旺盛。また、番犬に向いている。 
 
  長野県の須坂動物園で飼育されている川上犬(源竜)


保護・収容動物のお知らせ

2010-12-29 06:40:59 | 保護・収容動物のお知らせ
二州健康福祉センター(敦賀市)に1匹の成犬が収容されています。

保護・収容年月日:平成22年12月27日(月)、公示終了年月日:平成22年12月31日(金)
保護・収容場所:敦賀市松栄町秋葉神社近辺
ラブラドール・レトリーバ、、大型、オス、年齢は不明、毛は黒色で短毛、首輪無し

飼い主の方、お心当たりの方、センターへ至急電話をお願いします。
センターの電話は、(0770)22-3747、です。 
どうか皆さまのご協力をお願いします


猫虐待

2010-12-28 07:14:46 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

またまた猫を虐待した出来事がありました。
何の目的で?、よくもこのような残虐なことができるものです・・・

ネコ:肉球切られ路上に放置…長崎で衰弱死

 2010年12月16日 毎日新聞

 

長崎市深堀町の深堀漁港近くの路上で、4本の足から血を流してうずくまった雄のネコが保護され、間もなく衰弱死したことが分かった。

保護した近くの獣医が16日、長崎県警大浦署に通報した。

足4本ともに肉球を切り取られたような傷があり、同署は動物愛護法違反容疑で調べている。

獣医によると、15日午後、通りかかった観光客が見つけ、獣医に連れてきた。

ネコは脱水症状などがあり、16日朝に死んだという。

4本足にいずれも縛られたような傷があり、背中やヒゲに焼かれたような痕もあった。

ネコは4~5歳ぐらいの成獣で、体長約40センチ、体重約4キロ。

首輪は着けていなかった。

獣医は「足の血は固まっていて衰弱がひどかった。何日も虐待を受けたように見えた」と話している。【釣田祐喜】

 

 

駅前通路に猫の切断死体

=動物愛護法違反容疑で捜査-宮城県警

 

2010年12月15日 毎日新聞

 

15日午前7時45分ごろ、仙台市のJR仙台駅前の歩行者用立体通路に、首が切断された猫の死体が放置されているのを、通勤途中の男性が見つけ、駅の交番に届け出た。

宮城県警仙台中央署が動物愛護法違反容疑で捜査している。
同署によると、猫は切り離された頭部を胴体の上に乗せた状態で通路の隅に置かれていた。

雄で死後数日以内とみられる。
現場付近に血液が飛び散った様子は見られず、別の場所で切断し、通路まで運んで放置した可能性が高いという。 


お年寄りがクマの餌代に13万円寄付

2010-12-27 07:00:33 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

岡山県美作市で、85歳のお年寄りがクマ餌代に13万円寄付をしたというニュースがありました。
今年は異常気象のためか熊の出没が相次ぎました。
山に餌がなく、やむをえず下山する熊たち。
異常気象だけではありません。無駄な開発による自然破壊も大きな問題です。
この美作市のように、植樹をして動物たちが安心して暮らせる自然にしていかなくてはなりません。
「動物たちとの共生とは」、今一度一人一人が考えることではないでしょうか。
85歳の女性、立派な方ですね。

 寄付:「クマの餌代に」13万円

 久米南のお年寄りが美作市に /岡山

 

2010年12月1日 毎日新聞地方版

◇広葉樹植樹へ

ツキノワグマの出没が続く美作市に、久米南町在住の女性(85)が「クマの餌代に使って」と13万円を寄付した。

これを基金として同市は12月5日、同市久賀の市有林「動物愛護の森」に、コナラやクヌギなどの広葉樹200本を植樹する。

11月15日に女性から「冬眠ができないで下山するクマたちを助けてあげてください。毎年わかっているのに、無策の地方自治体の責任をクマに押しつけないで。中国山脈の山々を広葉樹林の山に育てて」というハガキが市に届いた。

市は「クマの殺処分を求めているわけではない。住民は命がけで山に出かけて仕事し、生活している。人体に被害が及ぶ恐れがある」などと返事した。

女性から23日に13万円の小切手が届き、市は、その厚意を生かそうと植樹を決めた。

ボランティアら約40人が5日午前10時から、クマの保護を目的に実のなる広葉樹を植樹する。
県内でツキノワグマの出没件数は29日現在で昨年比8倍の181件。

このうち美作市は129件。

捕獲頭数も県内58頭で美作市は45頭。

県は同じクマが人里で2度捕獲された場合は殺処分する方針だが現時点で殺処分はない。
【檜山佑二】 


超高齢犬をギネス認定

2010-12-26 07:22:58 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

すばらしい話ですね。
かわいい表情の写真、見てもまだまだ若々しい!
それにしても、飼い主さんの年齢は41歳、プースケ君は25歳9ヶ月、子犬の時から飼っていたとしたら飼い主さんの年齢は15~6歳の時。
どのような生い立ちかはよくわかりませんが、飼い主さんとの深い絆でここまで生きてきたのでしょう・・・
まだまだ長生きしてギネスを更新していってください。

人間なら125歳以上、超高齢犬をギネス認定 

2010年12月24日(金)  読売新聞 

栃木県さくら市葛城の主婦篠原由美子さん(41)が飼うオスの雑種犬「プースケ」が、生存する最長寿犬としてギネス世界記録に認定された。
25歳9か月で、人間に換算すると125歳を超える“スーパーおじいちゃん犬”。

2年前に交通事故に遭って大けがをしたが、現在は健康状態も上々。
愛くるしいそぶりが周囲に元気を与えている。
篠原さんによると、プースケは1985年3月にシバ犬と雑種犬の間に生まれ、狂犬病などの予防接種を受けるため4月1日に飼い犬登録された。
今年7月、ギネスワールドレコーズ社(英国)に同市の登録原簿の写しやプースケの写真などを添えて申請したところ、今月20日、正式に認定されたと連絡があった。
ギネスブックによると、プースケが認定される前の記録は豪メルボルンに住むオーストラリアンケルピーの21歳3か月で、これまでに最も長く生きた犬は29歳5か月。

 


生存する最長寿犬としてギネス記録に認定されたプースケ=工藤圭太撮影


ペット葬祭業者を提訴 埼玉

2010-12-25 06:25:04 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

埼玉県で発生した、ペット葬祭業者によるペット遺棄事件。
30人の飼い主が業者を提訴するという記事がありました。
こんな悲惨な事件は二度とおきてはなりません。

30人の飼い主がペット遺棄業者を提訴ヘ

 1500万円の損害賠償求める埼玉

 

2010年12月21日 産経ニュース

 

埼玉県三芳町の動物葬祭業者がペットを火葬するといって同県飯能市の山林に捨てていた事件で、ペットの飼い主だった30人が、火葬を請け負った元業者の男性(72)を相手取り、計約1500万円の損害賠償を求める訴訟を24日にもさいたま地裁川越支部に起こすことが21日、わかった。

代理人の平岡将人弁護士によると、30人は約10年前から事件が発覚した今年4月にかけて、2~3万円で死んだペットの火葬を委託したが、男性は火葬せず死骸を山林に捨てていた。

30人は「ペットをゴミのように扱われ、人間と同じように弔う権利を侵害された」と主張し、慰謝料などそれぞれ約30~60万円を求めている。

元業者の男性は9月、詐欺と廃棄物処理法違反などの罪で懲役2年6月、執行猶予4年、罰金50万円の有罪判決が確定している。
刑事事件の対象から外れた事案について救済するため、今回の訴訟提起に至ったという。


飼育施設で犬38匹死ぬ

2010-12-23 06:10:45 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

またまた悲惨な出来事がありました。
今年、このような出来事がいったいどれくらいあったことでしょう・・・
2012年、動物愛護管理法が改定されます。
法律での規制、更に重要なことは法律を守らせる施策、絶対に動物たちを不幸にさせてはなりません。

宗像の飼育施設で犬38匹死ぬ 繁殖業者が放置か

 

2010年12月22日 西日本新聞

 

21日午後4時ごろ、福岡県宗像市池田の犬の飼育施設でシバイヌやチワワ、マルチー
ズなど成犬38匹が
死んでいるのが見つかった。

保健所に通報があり、宗像署が確認した。

死因は不明だが、餌を与えられていなかったとみられ、同署は動物愛護法違反の疑い
があるとみて、施設を
管理する北九州市の男性の行方を捜している。

同署によると、プレハブの犬舎(約30平方メートル)内で29匹、周辺で9匹が死んでい

た。

死後1週間以上が経過したとみられ、ミイラ化した死骸もあった。

犬舎のドアや窓は施錠され、シバイヌ1匹が生きていた。

近くの犬舎のブリーダー(繁殖業者)が「2、3カ月前から隣のブリーダーの顔を見ない。

犬は大丈夫か」と保健所に通報した。

現場は宗像市北部の田園地帯で、ブリーダーの犬舎が数カ所ある。

38匹の死骸が見つかった犬舎は、幹線道路から外れた林に囲まれていた。

今年3月には、近くの別の犬舎で8匹の犬が死んでいるのが見つかっている。

福岡県内のあるブリーダーは「餌代やワクチン代などが必要で手間もかかるが、犬の健
康状態や容姿などを
理由にペットショップが買ってくれない場合もある。
経営が厳しかったのではないか」と話している。


映画「パートナーズ」

2010-12-20 08:00:48 | ドラマ・映画

「チエ」という名の盲導犬の映画が上映されています。
公式サイトを見ていると、ドキュメンタリータッチでとっても感動させられる映画だと思います。
早く映画かDVDを観たいですね。

チエは盲導犬
チエが教えてくれた愛と希望の物語


『クイール』(04年)、『ベルナのしっぽ』(05年)・・・無償の愛に生きる盲導犬の物語は、いくつもの作品の中で描かれ、多くの人々の心を温かな感動で包みこんできました。
そして今、より深い感動へといざなう、もうひとつの盲導犬の愛の物語『パートナーズ』が誕生しました。
主人公は夢も希望もなく刹那的に生きてきた19歳の小山内剛。
ひょんなことからチエという盲導犬と出会い、訓練士としてともに奮闘し、心の成長を遂げていきます。
愛はおろか、心さえも失いつつある絶望的な今の若者の心=小山内の心の風景を細やかな演技で紡ぎ出すのは、テレビドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」(CX)で話題沸騰、映画、CMで大活躍中の若手演技派、浅利陽介。
また、大塚ちひろ、夏八木勲、熊谷真実、川上麻衣子、村田雄浩等々、豪華出演者たちも盲導犬チエと至上の愛の物語を綴っていきます。 

  

監督は本作品が劇場映画初監督となる、テレビドラマ界の鬼才、下村優。
脚本は数々の映画賞に輝く名匠・荒井晴彦と、気鋭の井上淳一いう夢のようなタッグが実現。
リアルで奥深い人間描写の中、これまでにない胸に迫る盲導犬の物語、本作品は、ほんとの愛の厳しさ、温かさ、柔らかさを伝えます。
この新たな感動は、2010年6月に開催された上海国際映画祭において、日本映画では唯一コンペティション部門に選定されるという快挙も成し遂げました。

「パートナーズ」公式サイト http://partners-movie.com/


高齢警察犬

2010-12-18 07:04:52 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

高齢「70歳」で警察犬に再任用 岩手のランダ号 

 

2010年12月14日(火)共同通信

 

岩手県警の嘱託警察犬の審査にシェパード「ランダ号」(雌、13歳)が14日、合格した。

日本警察犬協会によると、人間ならば約70歳で、嘱託警察犬としては国内最高齢とみられる。

ランダ号は1997年生まれ。

青森県警で99年から約7年間、嘱託警察犬として活躍した。

2006年に岩手県の今の飼い主に引き取られ、5回目の挑戦で“再任用”されることなった。

11年1月からの1年契約。
再任用されたランダ号

                                          以 上

すばらしいですね。きな子もすごいですがランダは立派
勇気をたくさんもらいました。私はランダに比べたらまだまだ若い。
ランダに負けず動物愛護活動を頑張ってやっていこう