「マルコ・ブルーノ」という方をご存知でしょうか?
動物愛護活動をやっておられる方なら、知っている、とおっしゃる方が多いハズ。
知らない方のためにプロフィールをご紹介します。
1945年 オーストリア生まれ。
20歳の時に来日して以来、翻訳や童話執筆、写真家として活動するかたわら、犬や猫の里親探しの動物福祉の活動にも携わる。
日本の動物行政の不備を見かねて、その改革に立ち上がる。
著書「マルコの東方犬聞録」が2000年に発行されています。「東方見聞録」ではなく「東方犬聞録」です。
「ハート出版」から出版されています。
「ハート出版」からは動物にまつわる児童書が多数出版されています。児童書なので小学生から大人まで幅広く読むことができます。
また、大半が実話に基づいているので、内容にも読者に訴えるものがあります。感動します。
私も5冊購入しました。今後の活動の中で大いに役立つと思っています。
さて、その著書の中で、「宮崎県・長崎県には「不用犬ポスト」、山梨県には「犬捨て山」がある。」と述べています。
現在は廃止されています。この著書が2000年発行ですからその時は現実に存在したのです。
「日本は、生かす方法より殺す方法に熱心な行政指導」と述べています。
ここ2~3年で、日本はやっと「収容即殺処分」から「生存の機会」に方向転換しようとしていますが、2、3年前まではマルコ・ブルーノさんの述べられている考えられないような現実があったのです。
また、日本ではまだ考えられないような現実が存在しています。
朝日新聞社の週刊誌「AERA」
2008年12月 8日号に「犬ビジネスの闇」~流通システムが犬を殺す、殺処分ゼロ・熊本の挑戦
2009年 4月13日号に「隔週木曜日は捨て犬の日」~定時定点収集
内容が掘り下げられていて「えっ!」と驚くことが多い記事です。
お問い合わせください。
今後の活動の中のパネル展(ずっと先ですが)に掲示したいと考えています。