動物たちにぬくもりを!

動物愛護活動の活動経過や日々の出来事、世の中の動き等幅広く紹介します。

生きものSOS

2010-05-18 06:59:37 | 生物多様性・地球環境

5月13日(木)の福井新聞の記事に掲載されていました。
三国高校演劇部と越前市の音楽会社「市プロダクション芸優座」が協力して「生きものたちのSOSふくい環境異変」朗読CDを制作されました。
早速CDを申込みし、先日届きました。丹精込めた手作り作品で実感として伝わってきます。

(クリックで拡大できます)


ホッキョクグマ 15万年前に祖先 地球環境の激変に適用

2010-03-08 12:35:55 | 生物多様性・地球環境

地球温暖化で北極の氷が解け、ホッキョクグマが減少、絶滅の危機にあることが叫ばれていますが、ちょっと明るいニュースがありましたのでご紹介します。
このニュースのように生き延びてほしいですね。

平成22年3月4日2時31分配信 毎日新聞

ホッキョクグマの祖先が約15万年前に存在していたことを、米ペンシルベニア州立大など欧米の研究チームが突き止めた。
その後の暖かい時期である「間氷期」と極地の平均気温が10度近く下がった「氷期」をそれぞれ生き抜いたことになる。
ホッキョクグマは地球温暖化の影響で絶滅が懸念されているが、環境変化に高い適応力を持つことを示している。
米科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。
04年、アイスランドの地質学者が、ノルウェー・スバールバル諸島の地層からホッキョクグマのあご骨と犬歯を発見。
研究チームは化石に残された遺伝子と、米アラスカ州に生息するホッキョクグマ2頭とヒグマ4頭の遺伝子を比較解析した。
その結果、氷期だった約15万2000年前にヒグマとホッキョクグマの共通の祖先から枝分かれし、最後の間氷期が始まる直前の約13万4000年前には現在のホッキョクグマに近い形で存在していたことが分かった。
間氷期の中で最も暖かかった約12万年前には、極地の気温は現在より3~5度高く、約1万年前に終わった氷期では逆に数度低かったと推定されている。
研究チームは「ホッキョクグマは過去の激しい環境変化に適応してきたが、次第に活動範囲は狭まっている。現在の温暖化に対応できるのか調べたい」としている。
【田中泰義】 

 

氷期・間氷期とは
地質時代の特に最新の260万年に、現在より寒冷でより広く氷河が発達した時代の氷期と、温暖で氷河が縮小した間氷期とが繰り返し地球を見舞った。氷期には大陸に厚い氷床が発達して海水面が低下し、間氷期には氷が解けて海水面が上昇した。この大きな気候変動を、ミランコビッチ・サイクルという。第47次南極地域観測隊は、ドームふじ基地での氷床深層掘削において、深さ3000mを超える氷床コアの採取に成功した。2004年9月、英仏など欧州の共同研究チームが、南極ドームC基地で、過去74万年間に8回の氷期・間氷期の繰り返しがあったことを実証しているが、それを超えて過去100万年前まで地球環境変動の復元ができると期待されている。さらに氷床下の岩盤掘削へと挑戦の予定。深海底コアからの有孔虫化石の酸素同位体比が、氷床量の増減に関係しているため、さらに古い時代まで寒暖の変動周期が推定されている。
( 斎藤靖二神奈川県立生命の星・地球博物館館長 )


地球から見れば、人間がいなくなるのが一番優しい

2010-02-11 07:25:15 | 生物多様性・地球環境

世界中で大きな問題となっている地球温暖化、鳩山首相が温室効果ガス25%削減に向けた「チャレンジ25キャンペーン」で述べられた内容の記事を転載します。

 2010.1.14 産経ニュース

「地球から見れば、人間がいなくなるのが一番優しい」鳩山首相

 鳩山由紀夫首相は14日、首相官邸で開かれた温室効果ガスの25%削減に向けたイベントであいさつし、「地球から見れば、人間がいなくなるのが一番優しい自然に戻るんだという思いも分かる」と述べ、独特の世界観を披露した。
首相は「いま1日100種類の命が失われている」と指摘し、生物多様性の重要性を強調。その上で「人間が存在しているからこそ、このような地球になっていることを謙虚に認めなければならない」「地球を襲っている人間という生物が犯している大きな誤りの1つが、地球の温暖化現象だ」と語った。
これまでも「国益も大事だが、地球益も大変大事だ」「日本列島は日本人だけのものじゃない」などと“友愛発言”を繰り返してきた首相。イベントでもその精神を強調したかったようだが、さすがに「その結論(人間がいなくなる)はとりたくない」との言葉を補うことは忘れなかった。

 
「チャレンジ25キャンペーン」で
前列右から、上戸彩さん、加山雄三さんらと話す鳩山首相
14日午前、首相官邸にて


国際生物多様性年

2010-01-09 07:19:30 | 生物多様性・地球環境

今年は、国連が定める「国際生物多様性年」にあたっています。
10月には、名古屋市で「第10回生物多様性条約国際会議・COP10」が開催されます。
多種多様な種が「共生」することを訴えています。
多種多様な種が「共生」することとはどういうことなのでしょうか?
絶滅に瀕している種の保護・保存のみならず、それ以外の野生動物との共生、及びコンパニオンアニマルである犬・猫との共生・・・、ひいては全ての生物と共生していくことと考えます。
当会のネーミング「動物たちとの共生を推進する会」はまさしく、多種多様な動物と共生することがテーマなのです。
活動は、最も身近な存在のコンパニオンアニマルである犬・猫が主体になるとは思いますが、今年は更に全ての動物との共生について、パネル展やポスターの掲示、ブログへの掲載など、活動を通して住民に訴えていきたいと考えています。

生物多様性についての環境省製作のMOVIEが、下記でご覧になれますので、多くの方々に関心を持っていただくことを切に願いご紹介します。

地球のいのち、つないでいこう~身近な生物多様性~
            ↓
http://www.cop10.com/harmony-ecosystem/000151.html

ストップ温暖化!!