8月23日(日)のブログ掲載に続き、当会の活動が新聞記事に紹介されました。
2015年8月30日(日) 日刊県民福井
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2015年8月30日(日) 日刊県民福井
『24時間テレビ38 愛は地球を救う』(日本テレビ系) 8月22日(土)
「人間に殺されかけた子犬が人間の命をつなぐ救助犬に」
殺処分機についた、死の間際で苦しむ犬たちが引っ掻いた傷跡が生々しく・・・
改めて人間というものの残酷さ、身勝手さ、無責任さをつくづくと感じ、彼らに心底申し訳ない思いでいっぱいになりました。
夢之丞くんについては、すでに多くのマスコミで取り上げられていますし、ご存じの方も多いと思っていましたが、今回の24時間テレビでの視聴者の反響はとても大きかったようです。
動画
http://video.fc2.com/content/20150823dxANFG6d/&otag=1&tk=T0RZeU56a3pNREk9
夢之丞くんの動画は118分からです。
二州健康福祉センター(敦賀市)に1匹の成犬が収容されています。
保護・収容日:平成27年8月27日(木)、公示終了日:平成27年8月31日(月)
捕獲場所:敦賀市野坂 地係
ゴールデンレトリバー、大型犬、性別オス、年齢数歳、毛は茶色で長毛、首輪無し
飼い主の方、お心当たりのある方、至急センターへ電話をしてください。
センターへの電話は、0770ー22-3747、です。
どうか皆さまのご協力をお願いします
「売れる犬」歪んだ繁殖 日本で突出して多い遺伝性の病気
2015年 8月25日(火) 朝日新聞
変性性脊髄症を発症したウェルシュ・コーギー。いずれ前脚もまひし、この歩行具は使えなくなる=大和修教授提供
犬や猫にも、遺伝子が原因の病気がある。
実は日本は、世界でも目立って遺伝性疾患の犬が多いという。
検査技術の向上で病気の発生を減らせるようになったのに、特定の犬種に人気が集中する風潮と繁殖業者(ブリーダー)の意識の低さが、望ましくない状況を生みだしている。
名古屋市内で5月、「ペットプラス」を全国展開するペットショップ大手AHBの主催で、遺伝性疾患などに関するシンポジウムが開かれた。
同社診療部の市橋和幸・獣医師がブリーダーらを前に、失明につながる病気「進行性網膜萎縮症(PRA)」を例に取って「発症犬は繁殖に用いるべきではない」などと説明した。
原因遺伝子が一つに特定された犬の病気は5月現在、193ある。
原因遺伝子を持っていても見かけは健康で発症しない「保因犬」同士の繁殖を行うと、4分の1の確率で病気を発症する犬が産まれる。
一方で、犬の全遺伝子の配列はすでに解読されており、保因犬を見つけるための遺伝子検査も約50の病気で可能になった。
ブリーダーが注意をすれば原因遺伝子を受け継ぐ犬を減らせる環境は整ったはずだが、AHBの研究所長も務める筒井敏彦・日本獣医生命科学大名誉教授は「大学付属病院で犬の遺伝性疾患を長く見てきた。『日本は世界でも突出して犬の遺伝子疾患が多い』と言われる」と話す。
その背景として、新庄動物病院(奈良県)の今本成樹院長はブリーダーが抱える問題を指摘する。
ミニチュアダックスフントのなかでも白い毛が交じった「ダップル」という種類がはやり、高値で取引されていたことがあるが、今本氏は「この毛色になる遺伝子を持つ犬同士の交配では死産や小眼球症、難聴になる個体が確認されている。(ブリーダーは)はやりの毛色ではなく、まず犬の健康を求めてほしい」と話す。
鹿児島大の大和(やまと)修教授は、プードル、チワワ、ダックスフント、柴犬(しばいぬ)など特定の犬種に人気が集中する日本独特のペット事情にも原因があるとみる。
「特定の犬種がメディア報道で爆発的に流行し、短期間で可能な限り多くの個体を生産する努力が払われる。そんな土壌が遺伝性疾患を顕在化させ、新たに作りだす要因になっていると推測される」
大和教授によると、日本で注意が必要な主要な犬の遺伝性疾患、たとえばウェルシュ・コーギーでは、10歳前後になると変性性脊髄(せきずい)症(DM)と呼ばれる病気を発症する可能性がある個体が約48%もいる。
ペット産業側も動き出してはいる。
AHBは年間のべ約1千人の契約ブリーダーらに遺伝性疾患の情報提供を行っている。
ペッツファーストは「販売した子犬が発症した場合、ブリーダーに連絡して繁殖ラインから外させるなどの対応をしている。購入者には、診療費の一部負担や提携病院を紹介している」(正宗伸麻社長)。
同じくペットショップ大手のコジマも、入荷後の全頭検査で異常や発症がわかった場合、ブリーダーに繁殖の自粛を促すなどしている。
大和教授は「犬の遺伝性疾患は状況改善が可能だ。まずブリーダーの意識向上を図る必要がある」と話している。
群馬)高崎駅けが猫「保護」「そのままに」 対応で両論
2015年8月22日 朝日新聞
「治療のため」と説明しながら、愛護団体が捕獲器を高崎駅ビル脇に設置した=高崎市八島町
高崎駅西口に住み着き、前脚に大けがをしている1匹の猫をめぐり、市民から様々な声が動物愛護のNPO法人に寄せられている。
「早く保護して」「その場で穏やかに過ごさせて」――。
NPOメンバーは戸惑いながらも、「治療のため」と理解を求める表示をして7月末から捕獲器を仕掛けている。
猫が時々姿を見せるのは、駅ビルと屋外2階通路の間で、コンクリートや金属で囲まれた場所だ。
動物愛護のNPO法人群馬わんにゃんネットワーク(飯田有紀子理事長)は、JR東日本高崎支社の許可を得て二つの捕獲器を置いた。
通路側には、「左手(前脚)のケガの治療のためネコを保護します」と表示した。
仕掛けるのは5月下旬に続き2度目だ。
しかし、今月10日、1枚の貼り紙が表示パネルに貼りつけられていた。
ネットワークに対し、「(猫が)あの場所で生きることは過酷ですが、強制的に保護しようとする行為により、恐怖心から外に出てこなくなることを一番心配しています」「今まで通り穏やかに過ごしていけるようご配慮いただきたい」などと捕獲器の設置をやめるよう求めている。
設置後に、「かわいそうだと言ってエサをあげる人が増えた」とも書いてあり、貼ったのは猫に餌を与えている人とみられる。
飯田理事長によると、猫は左前脚を骨折しており、途中から「ブラブラの状態」で神経も切れているとみている。
「痛そうに見えなくても、感染症にかかって死ぬ可能性がある」として、「治療を優先し、その後、飼い主を捜すか、元の場所に戻すかは、猫の状態や性格を見て考えたい」と保護に理解を求める。
ネットワークに寄せられる多くは、「早く治療して助けて」「痩せてきて心配」という声だという。
猫のけがが確認された今年5月以降、高崎市への情報を合わせると、保護を求める電話やメールは50件前後に上る。
猫が警戒して捕獲器に入る可能性が低いため、ネットワークは市や消防、JR高崎支社などに保護を要請しているが、いずれも慎重姿勢だ。
市の動物愛護センターは「けがで動けない場合や著しい衰弱が見られれば保護するが、猫は俊敏に動けている。現状は行政による保護の対象にはならない」との見解だ。
(遠藤雄二)
大阪)犬の放置ふん、見つけたら投稿 泉佐野がアプリ
2015年8月24日 朝日新聞
アプリの閲覧用地図のイメージ。犬の放置ふんが多い場所は色を付けて表示する=泉佐野市提供
犬の放置ふんにイエローカードを置いたり、悪質な「現行犯」に過料1万円を科したりしている泉佐野市が、新たなふん対策に乗り出した。
ふんを見つけた市民が写真やコメントを投稿できるスマホ向けアプリ「まちレポ泉佐野 おせチョ~」が完成し、ダウンロードできるようになった。
「おせチョ~」は地元の方言で「教えて下さい」の意味で、アプリ利用者は市内在住や在勤の人を想定している。
ホームページ(HP)からダウンロードしてユーザー登録すれば利用ができる。
ふん発見者が写真などを投稿する際に、スマホのGPSで得た位置情報も一緒に送る仕組みだ。
ただ、環境衛生課の担当者は「投稿があればすぐに回収する、ということではない」とくぎを刺す。
一定の投稿数が集まった時点で、閲覧用の地図上にふんの放置が多いエリアを色付けして表示し、啓発に役立てたり、「放置フンGメン」の巡回ルートの見直しに利用したりするという。
同課によると、Gメンは現在、月200~300カ所でふんを回収する。
活動を始めた3年前の1千カ所と比べれば激減したが、「放置ゼロ」はまだ遠い。
アプリには、犬ふんのほか、「道路・公園の要修繕箇所」「災害による被害報告」の投稿区分もある。
投稿情報は各担当課が受け付け、公開する場合は閲覧用の地図上に印を示し、対応を終えた現場の写真をつけるなどして結果報告する。
アプリは20日に公開し、市によると、21日午後5時の時点で43人がユーザー登録を済ませた。
投稿は3件で、いずれも道路の補修要請という。
アプリとほぼ同じ機能を持つ「おせチョ~」HPも公開を始めた。
アプリとホームページの開発費は約390万円。
(中川竜児)
殺処分ゼロへの願い:引き取られた犬や猫 新宿で写真展
2015年07月24日 毎日新聞
写真展「お家に、帰ろう〜殺処分ゼロへの願い」を開いている尾崎たまきさん
=東京都新宿区で2015年7月23日、平野美紀撮影
出版された尾崎たまきさんのフォトエッセー集「お家に、帰ろう〜殺処分ゼロへの願い」
人間の無責任さの末に殺処分される犬や猫を減らそうと、写真家、尾崎たまきさん(44)=川崎市在住=の写真展「お家に、帰ろう〜殺処分ゼロへの願い」が24日、東京都新宿区新宿1の富士フォトギャラリー新宿で始まった。
30日まで、入場無料。
尾崎さんは熊本市出身で、幼少期に複数の犬や猫を飼っていた。
小学生の時、飼い犬が近所の男性をかんでしまい、幸いけがは大事にはいたらなかったものの、「処分して」と求められた。
ある日学校から帰ると、愛犬の姿がなく、保健所で殺処分されたことを悟ったという。
それ以来、救えなかった負い目を持ち続けていたが、2009年に熊本市動物愛護センターが「殺処分ゼロ」を目指し、官民一体で先進的な取り組みに力を入れていることを知り、引き取られた犬や猫の写真を撮り始めた。
出品しているのは、熊本市動物愛護センターなどで09年から今年にかけて撮影した全紙大の計30点。
・まるで、間もなく殺処分されることを知っているかのような、不安な表情の犬たち
・職員になでられシッポをふる犬たち
・自分で食べることもままならない老犬を世話する職員
・殺処分された犬や猫の遺灰
・殺処分を免れ、引き取られた家でのびのびと走り回る犬たち・・・。
現実を知ってほしいと、悲しい場面も盛り込んだ。
その視線は、何度も殺処分に立ち会わなければいけない職員の苦悩にも注がれている。
同センターでは、ペットを安易に捨てようとする飼い主を説得したり、飼い主になりたい人向けに譲渡前講習会を開いたり、地道な努力を続け、2014年度には犬の殺処分がゼロになったという。
尾崎さん自身も、保健所から引き取ったミニチュアダックスフント「クマ」を飼っている。
「動物を飼う時は、保健所からもらい受け、一度飼い始めたら最期まで責任をもってほしい」と切に願っている。
写真展に合わせ、同じタイトルのフォトエッセー集(自由国民社、税別1600円)も出版した。
【平野美紀/デジタル報道センター】
著者/訳者 尾崎たまき
出版社名 自由国民社
販売価格 1,600円 (税込1,728円)
水中写真家 尾崎たまき オフィシャルサイト http://www.ozakitamaki.com/profile.html
2015.8.5 産経ニュース
野良猫に関する苦情が後を絶たないことを受け、県は、野良猫への餌やりを原則禁止することを盛り込んだ県動物愛護管理条例を改正する方針を明らかにした。
都道府県では初めてで、猫の殺処分数ゼロを目指すとしている。
県食品・生活衛生課によると、平成25年度の県内の猫殺処分数は2521匹で減少傾向にはあるが、人口10万人あたりでは257・5匹と全国で4番目に多い。
背景には、無秩序な餌やりなどが野良猫の増加につながるといい、対策として具体的なルールを条例に盛り込むことにした。
条例改正案では、生後91日以上の飼い猫の所有者は名札などで所有者を明示し、なるべく屋内で飼うよう求める。
また、他人の土地などにしたふんについても、適切に処理するよう条例で定める。
一方、特定の所有者がいない猫のうち地域で面倒を見る場合は、周辺住民や自治会などが不妊去勢手術やトイレの設置、排泄(はいせつ)物の片付けを義務づける。
こうした対策がなされた猫を「地域猫」とし、野良猫と区別。
そのうえで、地域猫以外の野良猫への餌やりを原則禁止とする。
同課は、条例違反者のなかで勧告や命令に従わない場合は、過料も検討しているという。
仁坂吉伸知事は4日の会見で「動物の命を人間が一方的に増やしたり殺したりするのは良くない。一定のルールを設けて、猫と人間の共生を理想としたい」と説明した。
県は9月7日まで県民の意見を募集している。
野良猫の親子
野良猫への餌やりなどをしないよう呼び掛けている看板(和歌山県田辺市天神崎で)
二州健康福祉センター(敦賀市)に1匹の成犬が収容されています。
保護・収容日:平成27年8月20日(木)、公示終了日:平成27年8月23日(日)
捕獲場所:美浜町山上 山上神社周辺
雑種、中型犬、性別オス、年齢数歳、毛は白色で短毛、首輪無し
飼い主の方、お心当たりのある方、至急センターへ電話をしてください。
センターへの電話は、0770ー22-3747、です。
どうか皆さまのご協力をお願いします