goo blog サービス終了のお知らせ 

動物たちにぬくもりを!

動物愛護活動の活動経過や日々の出来事、世の中の動き等幅広く紹介します。

犬・猫殺処分ゼロ宣言 福岡市

2013-11-04 21:09:40 | 頑張る行政

犬猫殺処分:「ゼロ宣言」へ 飼い主説得強化 福岡市

2013年11月02日 毎日新聞

高島宗一郎・福岡市長

福岡市の高島宗一郎市長は11月4日、犬や猫の殺処分数ゼロを目指す「ゼロへの誓い」を宣言する。
市は2009年度から飼い主を説得するなど犬、猫の引き取り数を増やさない取り組みを展開しており、「殺処分ゼロ」への活動を本格化させる。
市の犬や猫の殺処分数は、08年度は3022頭だったが、12年度は558頭に減少。
09年度からは、市独自の動物愛護管理推進実施計画に基づき、引っ越しなど安易な理由で犬や猫を処分しようとする飼い主に、飼育継続の説得を続けている。
今年9月には改正動物愛護管理法が施行され、「相当な理由」がない場合は行政側が引き取りを拒否できることになったため、市生活衛生課は「殺処分ゼロに向けた市の取り組みを下支えする環境が整った」と話す。
全国では熊本市の殺処分減少への取り組みが進んでおり、12年度は21頭までに減らしている。
こうしたことから環境省は「自治体によっては、単年度の殺処分ゼロはありうる」としている。
また、福岡市は、やむを得ず殺処分する場合、炭酸ガスによる大量処分から動物の負担が少ない個体別の麻酔注射へ移行する方針も固めた。
炭酸ガス処分に比べて動物の負担が少ないといい、環境省動物愛護管理室は「先駆的な取り組み」と評価する。
高島市長は4日に市役所西広場で開かれる「どうぶつ愛護フェスティバル」で、「ゼロへの誓い」を宣言し、「人にも動物にもやさしい福岡」を目指す街づくりを市民に呼びかける。
【松本光央】


動物愛護に特化した保護施設完成 鹿児島県

2013-10-25 06:31:38 | 頑張る行政

動物愛護に特化した保護施設完成(鹿児島県)

2013年10月18日 読売新聞



捨てられた犬や猫の譲渡や、責任を持ってペットを飼ってもらうための啓発活動を進める県の「動物愛護センター」が、霧島市隼人町に完成した。
殺処分を行わず、動物愛護に特化した動物保護施設は、県内で初めて。
現在、犬4匹と猫3匹を保護しており、最初の譲渡会が20日に開かれる。(島田愛美)

県によると、県内で昨年度に保護された犬と猫は5241匹。
このうち、509匹が譲渡される一方で、4199匹は殺処分となった。
県は県内3か所にある「畜犬管理センター」で月2回、譲渡会を開いてきたが、収容数が多いと殺処分の時期が早まり、健康管理やしつけを十分に行えないことが多かったという。

動物愛護センターは木造平屋の約360平方メートル。
犬と猫を20匹ずつ保護でき、3人の獣医師を含む7人のスタッフが2、3週間をかけ、犬や猫にワクチンの接種やしつけをする。
動物たちには個別のケージが用意され、検査・治療室で血液やふんの検査、ワクチン接種なども行う。
約320平方メートルある屋外の芝生広場では、動物の運動や譲渡前の講習などを実施。
「猫ふれあい室」では、保護された猫とふれあい、室内飼育を疑似体験できる。
譲渡後も飼い主にしつけ方を指導するなど、長期的な支援も行う。
県は2007年、10年間で殺処分数を半減させるという数値目標を掲げており、今後は同センターを中心として動物愛護の啓発活動を推進する方針だ。
16日に開所式があり、伊藤知事、前田終止・霧島市長ら約40人が出席。
伊藤知事が「生態を理解し、責任を持って飼育することが重要だ。施設を拠点に、動物愛護の思想を一層普及させてほしい」とあいさつし、テープカットを行った。
吉満文隆センター長(54)は「収容数がゼロになることが最終的な目標。飼い主が最後まで責任を持って飼育できるようサポートしていきたい」と話していた。


埼玉県 犬・猫の殺処分0を目指して

2013-08-03 06:21:28 | 頑張る行政

埼玉県知事発表 犬・猫の殺処分数0(ゼロ)を目指して

2013年7月23日(火)

 犬・猫の殺処分数0(ゼロ)を目指してのパネル(1)[PDFファイル/792KB]
 犬・猫の殺処分数0(ゼロ)を目指してのパネル(2) [PDFファイル/55KB]

知事
こんにちは。
今日は県民の皆様に、犬・猫の大切な命を大事にしましょうという御報告をいたします。
犬・猫の殺処分が毎年行われています。
大変残念です。
これを埼玉県ではできるだけゼロに早く近づけるように努力をしようという計画を立てています。例えば、平成18年に9、118頭の犬や猫が殺処分をされていました。
これを動物愛護管理推進計画、国が立てた計画ですが、これに基づいて29年度末に4,500頭にしましょうという計画を立てたところですが、埼玉県はもうすでにこの計画を前倒しして、23年の段階で4,367頭となって、10年計画を4年で実施することができました。
しかし、それでも大変残念なかたちで犬・猫の殺処分をしております。
そこで埼玉県は平成24年3月に、独自に5か年計画の中で28年度末までに1,000頭以下にしましょうということに計画を立て直しました。
そして現在それに向かって進んでいるところです。
更に1,000頭以下になったらゼロを目指すと。
現在、埼玉県が47都道府県でどんな状況にあるかと申し上げますと、処分されます犬・猫は極めて少ない状況であります。
1万人に対して6.1頭。
全国では3番目に少ない、つまり一番いい状態にあると言っても過言ではありません。
そして一方、飼い主から引き取る犬・猫は非常に少ない状況であります。
これも全国的には5番目にいい状態であります。
安易に飼い主から引き取ったりしなくて済むような、いい飼い主が多いということになるかもしれません。
それから飼い主への返還につながるマイクロチップ、要するに迷子札とでも言うべきものでありますが、犬・猫に注射をして、そしてマイクロチップを入れるとどこにいるかが分かるという。
したがって、一旦、迷い犬や迷い猫になっても捜すことが出来ると。
そのマイクロチップ付きの犬・猫がどのような状態かというと、1万人に対して80.4頭で、これは全国で第2番目に多い。
つまり埼玉県は出来るだけ迷い犬・迷い猫が無くなるような、そういう仕掛けを飼い主がやっている県だというふうに思っています。
そこで、最も埼玉県の飼い主の皆様は立派な飼い主ではありますが、それでも現実には不届きな飼い主がおられることも事実でありますし、また、そのために尊い犬・猫の命を奪わなくちゃいけないような状況になっていますので、県民の皆様に御協力をお願いすればもっともっとうまくいくということをお話ししたいと思います。
まず、動物の収容施設に「入れない」ようにすると。
どういうことかと申し上げれば、飼い主が最後まで面倒を見ていただく。
「悪いんだけど、引っ越しするから面倒見てくれないか」ということで勝手に収容させるようなことをしない。
そういうことであります。
人生計画の中で、いつ何をどうするかということくらいは大体見えるわけですから、そして転勤の多い方などは、時によっては犬・猫を飼うことができないような立場に追い込まれる可能性もありますので、自分の親せき等で預かっていただくようなかたちがあればいいんですが、そうでない人などは安易に飼わないと。
したがって、まずは飼い主は「終生しっかり引き取ります」という、そういう思いでやっていく。
そのための説得や指導を我々はやっております。
それから新しい飼い主を捜すための掲示板、ホームページがあります。
それから、野良猫を減らす地域活動があります。
これはまた後ほど詳しくお話しをしたいと思います。
とにかく飼い主は、しっかり一度飼ったら最後まで、終生友として生きる。
このような考え方に立っていただきたいと思います。
そして飼い主に極力返すための努力を私たちはしております。
また、多くの迷い犬や迷い猫を見つけた時に飼い主に戻すことができるような協力も多くの方々にお願いをしたいと思います。
例えば、迷子の動物を検索するテレホンサービスもやっております。
それから動物指導センターの方に預かっている収容動物の情報をホームページに掲載しております。
実は私も自分の愛犬が雷で逃げ出して、このホームページで見つけることができて、危ないところでありました。
大変ありがたいホームページがあります。
やっぱり寂しそうな顔をして写っておりました。
ぜひ、何かの時にはこうしたテレホンサービス、ホームページをピックアップしていただく。
そして着実に飼い主に返すための努力をすると。
そしてもう一つは、新しい飼い主に「差し上げる」と。
どうしてもそうした迷い猫や迷い犬、諸般の事情で預かる場合も、私たちは愛護団体に新しい飼い主を捜していただく努力をしております。
あるいはペットショップで展示スペースを設置して、そちらの方でもピックアップできるようにしております。
更に譲渡動物飼養施設、ふれあい譲渡館を平成23年4月に新設をしております。
こういったところで、できるだけ新しい飼い主を見つけて差し上げるための努力をしているところでございます。
愛護団体も24団体、動物指導センターから譲渡して、そしてこの団体の方々が大変御努力をいただいています。
こういう努力の中で極力殺処分を減らしていくという仕組みをやっています。
一番課題になっているのは、犬もそうですが、猫でございます。
猫ちゃんがなかなか厳しい状態であります。
殺処分の74パーセントが実は猫でございまして、そのうちのまた80パーセントが子猫さんだと。
本当にその子猫の所有者不明が80パーセントということですので、まずはいろいろ見ていけば猫対策が一番大事だということになっていきます。
小動物が好きな方、特に猫が好きな方など、公園とか空き地などで俗に言う野良猫が住んでいると、それにえさをあげたりして、親切な方がたくさんおられます。
しかし、結構親切があだになるようなところがあります。
えさをやることで繁殖をして、そしてまたどんどん大きな鳴き声をしたりして、さらに繁殖をして結果的に殺処分までしてしまわなければならないかたちになっておりますので、できましたら、安易にえさをあげるのではなくて、できるだけえさをあげるのではなくて逆に繁殖をしないように極力ボランティアの方々にお願いをして、地域猫対策のために様々なボランティアグループがありますので、このボランティアグループにお願いをして不妊手術をしていく。
そしてそれ以上増えないようにすると。
そしてまた、えさのやりとりをしたり、うんちですね、ふんでありますが、そういううんちなどを片付けたりして、きちっと最小限度のモラルを守って、地域で見守るかたちをとっていきます。
こうした地域猫活動の運動をしっかりやっていただいているモデル地区というのがございますが、このモデル地区には補助金を交付して、そしてできるだけ不妊手術をしていただく。
そしてまたトイレなどの清掃用具、資材などを年間40万円、その地区に3年間交付して、きちっと管理をしていただくかたちをとっております。
この原資はイオンリテール株式会社のWAONカードの売り上げの0.1パーセントを県に寄付していただいています。
その費用を使って、犬・猫の命を守る運動に使わせていただいております。
例えば、吉見町がこの運動を展開することで、30いた地域猫を25に減らす。
そしてまた、この地区を指定することで、さらにこういう運動を展開するようにしております。
また地域猫活動の実践ガイドブックなども作って、ボランティアグループの皆さんたちにお願いしているところでございます。
また動物愛護推進員の派遣を行って、地元のボランティアの皆さんたちに技術支援をしております。
これは何だというと、(猫の写真の耳の部分を指しながら)耳のここのところに、切れが入っています。これは不妊手術をした猫の種類ということであります。
つまり同じ野良猫風でも、きちっと管理されている野良猫ときちっと管理されていない野良猫がいます。
(猫の写真の耳の部分を指しながら)この耳を少し削られているのは不妊手術が終了した猫でありますので、地域で管理されている猫だと思っていただければ分かりやすいと思います。
そうでない猫は、逆にかわいそうだからということでえさをあげられ、ますます野良猫が増えていって、結果的には収容して命を奪われるような目に遭ってしまう。
そういう逆にかわいそうな猫になってしまう。
それよりは、できるだけこのエリアでボランティアでこの猫を管理している人たちがいないのかどうか、そういうことをえさをやっている方々は確認をしていただきたいと思います、地域で。
そしてこれがあれば、この耳に切り口があれば、安心してそのボランティアの仲間に入っていただきたいと思いますし、できるだけ大事にかわいがっていただきたいと思います。
そうでない猫の場合は、地域のボランティア活動の中で管理されてない可能性が高いと思われますので、できれば何らかのかたちで御連絡をいただいて、地域の猫を管理するボランティアグループと連絡を取っていただくようなかたちをとっていただく。
あるいは最寄りの保健所に御連絡をいただいたりしながら、できるだけ不妊手術をして管理された地域猫になってもらう。
このようにしていきたいと思っておりますので、ぜひ県民の皆様方、野良猫はかわいい子猫がたくさんいます。
したがってえさをやり大事にしたい、温かいお気持ちは大変ありがたいのですが、いずれそれが大きく繁殖して、結果的には近所迷惑になって、近所の方々から「ちゃんと殺処分してくれ」という強い要請が保健所の方に来るようになります。
「鳴き声がうるさい」とか、場合によっては「犬がほえすぎて困る」とか、いろんな苦情が出てきて、結果的には捕獲(後に「保護」に修正)せざるを得ないような状況になってしまいますので、ぜひ恩があだになることがないように、(猫の写真の耳の部分を指しながら)この耳を見ていただいて、耳に三角みたいなかたちで割れ目があれば、「これはちゃんと管理されているやつだ」ということで一層かわいがっていただければありがたい。
そうでない場合には、きちっとした管理の体系ができるようにお手伝いをお願いしたい。
こんなところでございますので、ぜひ御理解の程お願いいたします。
今日は結果的には殺処分を減らそうということですが、犬・猫を一度飼った場合には大事に育てようと。
終生、ついの友達にしようと。このようにお願いをする記者会見にさせていただきました。
ありがとうございました。
以上です。

関連質疑

共同
 モデル地区活動されている5地区では年間40万円が、これは用具代として交付されていると伺ったんですが。

知事
 そうですね、一定程度、どうしてもうんちとかそういうのをしますので、それを片付けるためのスコップであるとか資材であるとか、あるいはそういう道具を置く場所を決めておくとか、そういうための費用であります。

共同
 すると不妊、避妊とか去勢の不妊手術の・・・。

知事
 もちろんその費用も入っています。

共同
 実際、実態として全部まかなえていると、手術代はまかなえてるのか、それともボランティアの方の持ち出しが多いのかというのは把握されてますでしょうか。

知事
 持ち出しが多いそうです。

共同
 すいません、モデル地区というのは今どちらが指定されているのでしょうか。

知事
 今5地区が指定されておるんですね。上尾と吉見が決まって、あと更に募集中だということです。
 これからできるだけボランティアの方々に少し費用的な負担を減らそうという考え方でこういうモデル地区を指定することにいたしたところです。

共同
 飼い主の方の終生教育、終生飼育に向けての教育、説得、指導というのはどちらの場でしているのでしょうか。例えば持ち込んだ、施設に持ち込んだ飼い主さんたちに対して職員の方が言っているのか。

知事
 もちろん、収容施設に持って来られた時には出来るだけお断りをして、説得をして、またお返しをするというような作業、全くそうで、どうにもならないような時には、譲渡ができるような人たちを探した上でお受けする。それから、ペット売り場とか、愛護団体の所で、そういう意味でのパンフレットなど、チラシなどを配って、一旦飼った人たちはしっかりそれを終生かわいがるんですよということを指導するような運動をやっております。


長野県内 犬・猫の悲劇減少

2013-06-21 06:29:48 | 頑張る行政

長野県内 犬・猫の悲劇減少 保健所収容数10年で半分に

2013年6月3日 信濃毎日新聞

昨年度、県内の保健所が保護したり、飼い主が保健所に持ち込んだりした犬と猫の数は、犬1225匹、猫2607匹で、2003年度と比べそれぞれほぼ半減したことが2日、分かった。
引き取り手が見つからず殺処分される犬・猫の割合も、犬が03年度の49・4%から12年度は9・2%、猫が97・6%から68・7%に低下した。
県食品・生活衛生課などは、飼い主に呼び掛けてきた去勢や避妊手術の普及や、収容された犬・猫の引き取り手を探すボランティアの取り組みなどが要因とみている。
県の保健所(10カ所)と長野市保健所は、収容した犬や猫を2週間程度、畜舎で飼育しながら引き取り手を探し、引き取り手がいない場合は、県内3カ所の犬等管理所で殺処分している。
県と長野市のまとめによると、03年度の犬の収容数は2396匹、猫は4895匹に上っていたが、年々減少傾向にある。
県は、飼い主のモラル向上を目指す―などとする06年度から10年間の県動物愛護管理推進計画に沿い、去勢、避妊手術の普及を進めるなどしている。
また、飼い主が迷子になった犬や猫を見つけやすいよう、保健所が保護した犬や猫の特徴をホームページで紹介。
育て方を相談する催しを企画する保健所もある。
殺処分の件数は、犬が03年度の1183匹から12年度は113匹に、猫は4776匹から1792匹に減った。
収容したうち、新たな飼い主に引き取られた割合は犬が21・8%から32・5%に、猫は2・3%から30・2%に伸びている。


犬猫殺処分:11年度2割以下に 福岡市

2013-05-27 06:07:25 | 頑張る行政

犬猫殺処分:11年度福岡市、2割以下に 民間と連携し効果
 不妊去勢手術助成、地域猫活動支援 /福岡

2013年05月22日 毎日新聞地方版〔福岡都市圏版〕

福岡市の犬と猫の殺処分数が激減している。不妊去勢手術への助成や地域猫活動などに取り組み、2006年度に3327頭だった処分数を11年度は649頭と5分の1以下まで減らした。
市生活衛生課は「今後も民間団体と連携し、更に殺処分数を減らしていきたい」としている。
市は09年4月に市動物愛護管理推進実施計画を策定。
犬や猫を持ち込む飼い主に飼育継続を説得したり、イベントなどで適正飼育を指導したりしてきた。
同年10月から野良猫を無償で不妊去勢手術して地域で世話をする地域猫活動を支援。
今年3月までに37地域で計665頭の地域猫を指定した。
猫への個体識別データ入りマイクロチップの装着や不妊去勢手術への助成制度もあり、今年度から助成対象頭数を200頭から300頭に増やす。
計画では、殺処分数を18年度までに犬160頭以下、猫1300頭以下にする目標だったが、11年度で犬は59頭、猫は590頭まで減少。
合計殺処分数は政令指定都市で少ない方から数えて10番目だった。
一方で、ふんの放置や鳴き声などへの苦情は11年度計1538件と依然多い。
福岡市の動物福祉団体「ライフリレーネットワーク」代表の木本美香さん(50)は「犬や猫が好きな人も嫌いな人も野良犬、野良猫を減らしたい思いは同じ。今後も不妊去勢手術などむやみに増やさない方法を広めたい」と話した。
【木下武】


殺処分数削減へ

2013-05-09 05:59:49 | 頑張る行政

殺処分数減へ売れ残り犬猫を拒否 京都市が業者対策

2013年5月1日(水) 京都新聞

京都市は、犬や猫の殺処分数の削減に向けて、ペットの持ち込みを拒否する要件を設け、引き取り時間を制限する方針を固めた。
引き取り手数料の増額も検討していく。
京都府と協議しながら、今秋までに、常習的に持ち込む業者の対策などを盛り込んだ要綱を策定する。
今年9月から施行される改正動物愛護管理法で、犬猫の引き取りを自治体が拒否できるようになった。
市は4年前に策定した動物愛護行動計画を基に、ペットの終生飼育を徹底する施策を進めており、法改正を機に一層の殺処分削減を目指す。
具体的には、業者に対し売れ残った犬猫の持ち込みを拒否し、引き取り日時を現在の平日日中から週1回程度に変更して時間帯の制限も考える。
1件(頭)2千円の現行の引き取り手数料の増額も検討する。
市の犬猫の殺処分数は2008年度から11年度で、犬が150頭から24頭、猫が1823頭から1511頭と減少傾向にある。
市によると、引き取り窓口での飼い主への説得や、新たな飼い主へ譲渡する取り組みが奏功しているという。
猫は収容数の8割が野良猫で繁殖抑制のための避妊去勢手術が効果を上げているが、規制強化で飼い主に飼育放棄を考え直す機会を持ってもらう。
市は「法施行に伴う政省令など改正の状況を注視しながら要綱の内容を固め、安易な飼育放棄をいさめていきたい。来年度内に設立する京都動物愛護センターは譲渡機能を強める予定で、さまざまな方法により殺処分を減らしたい」


犬・猫10匹以上飼育届出制

2013-05-02 08:16:12 | 頑張る行政

犬・猫10匹以上飼育 届け出制に 新潟市

2013年4月17日(水) 産経新聞 

近所迷惑、悪環境を防止

新潟市は犬や猫を10匹以上飼育する場合、市への届け出を義務づける市動物愛護管理条例を制定した。
多頭飼育による近隣への迷惑や、飼育環境の劣化を防ぐのが目的で、違反者には5万円以下の過料を科し、強制力を持たせた。
届け出は9月1日からで、政令市では初の取り組みとなる。
平成23年暮れ、同市内の競売物件の住宅に猫が多数いることが発覚。
市が確認すると、53匹のアメリカンショートヘアがいた。
競売物件の所有者と協議して市が猫を引き取り、市獣医師会や動物愛護団体などと譲渡先を探した。
結局、一匹も処分せず新しい飼い主が見つかったが、猫は劣悪な環境で飼われており、これを機に改めて多頭飼育の問題が浮上した。
今年2月議会で可決した市動物愛護管理条例では、犬と猫の飼育数(生後91日未満は除外)が計10匹以上になった場合、30日以内に届け出を義務付ける。
届け出後に飼育数が変動した場合も原則、届け出なければならない。
市は、条例により飼育の状況と飼育環境を把握し、飼い主を指導することで、多頭飼育の問題の多くを回避できるとみている。
犬は狂犬病予防法で登録、予防注射が義務付けられているが、猫は国の指針があるだけで飼育上の規制はない。
条例は猫について項目を設け、屋内での飼育、飼い主のいない猫に餌やりなどをする人は避妊手術などを行うことを努力目標として明文化し、飼い主が分かるように名札の装着に努めることも盛り込んだ。
条例では市長が必要と認めた場合、関係者に報告を求めたり飼育施設への立ち入り調査を認めさせたりすることで、実効性を確保する。
条例の施行は8月1日だが、多頭飼育など一部項目は9月1日から実施する。
市環境衛生課の渡部馨課長は「多頭飼育は施設が必要なので基準を設け、満たすよう指導したい。猫の名札を着けることで、飼い猫か野良猫かも区別できる」と話している。


新潟県動物愛護センターオープン

2013-04-22 06:40:26 | 頑張る行政

新潟県動物愛護センターがオープン

新潟県では、人と動物が共生するこころ豊かな社会づくりを目指すため、新潟県動物愛護センターを平成24年4月1日にオープンしました。
センターでは、動物愛護や適正飼育の普及啓発のため、子供たちへの動物ふれあい教室、犬・猫の飼い方教室などを実施します。
また、やむを得ない事情で飼育困難となった犬・猫の引き取りと新しい飼い主さがし、ペットの飼育・しつけに関する苦情・相談対応、迷子・負傷ペットの保護収容、動物取扱業の監視指導を行っています。
県民のニーズや災害での経験を踏まえて、動物愛護や適正飼育のさらなる啓発に取り組むため、教育機能、動物愛護機能、適正飼育推進機能を備えた県民参加型の施設を目指します!
犬を連れて入館することもできます。ぜひ遊びに来てください。
【当センターにドッグランはありません!】


※是非センターのホームページをご覧になってください。
 とても詳しく説明されています。
 すばらしいですね。

http://www.pref.niigata.lg.jp/seikatueisei/1332190815987.html


活躍スタッフ犬 和歌山県動物愛護センター

2013-04-18 06:22:54 | 頑張る行政

和歌山県動物愛護センター 活躍スタッフ犬、笑顔の中心

2013.3.6朝日デジタル 朝日新聞

捨てられ収容・・・9頭 人気者に
紀美野町の県動物愛護センターに、スタッフとして活躍する9頭の犬がいる。
飼い主に捨てられ、保健所や同センターに収容されていた過去をもつ9頭は今、訪れる人々から愛され、センターに欠かせない“顔”となっている。
(益田暢子)

2月下旬、同センターで開かれた動物愛護教室。
職員が4頭のスタッフ犬を伴って登場すると、参加した大阪府阪南市の尾崎保育所の園児ら約90人は大興奮。
「フサフサしていて、かわいい」と笑い声が響きわたった。
この日登場したのは小型犬の「シン」と「リン」、大型犬の「ウータ」と「チイ」。
4頭とも雑種で、生まれて間もないころ同センターに収容された。
ポメラニアン系のシンとリンは兄弟で、母親犬が御坊署に保護されていた際に生まれたという。
同センターが2頭を引き取り、スタッフ犬として採用した。
スタッフ犬は、平成12年の同センター開設と同時に活動をスタート。
主に子供向けの動物愛護教室や、動物と触れあうことで高齢者に安らぎを与える活動などに参加する。
実際に人に触ってもらう機会が多いため、厳しい審査をくぐり抜けた適性のある犬だけが選ばれる。
審査基準は「まず人が好きでないとだめですね」と同センター業務課長の坂本広典さん(46)。
センターに収容された犬は人を怖がったり、凶暴性があったりする場合も少なくない。
「後ろから抱きつかれても我慢できるか」「人に囲まれても落ち着いていられるか」といった社交性や許容性をチェックし、適性審査は3回にわたって行われる。
審査をクリアしたスタッフ犬は人なつこく、「犬にまた会いたい」と県外から訪れる人も多いという。
坂本さんは「目標は処分される犬や猫の数をゼロに近づけること。動物が与える“潤い”をスタッフ犬との触れあいを通じて、感じてもらえれば」と話している


犬猫の殺処分激減 旭川市愛護センター

2013-04-11 15:16:20 | 頑張る行政

犬猫の殺処分激減 旭川市愛護センター 保護期間延長し譲渡増

2013/04/07 北海道新聞


犬猫の殺処分が減っている旭川市動物愛護センター「あにまある」の保護室

【旭川】捨てられるなどした犬や猫を収容する旭川市動物愛護センター「あにまある」が昨年9月、市郊外から中心部に移転した後、殺処分数が激減した。
猫は年間400~600匹、犬は40~70匹が処分されていたが、移転後の約7カ月間でそれぞれ17匹、ゼロ。収容スペースを約6倍に広げて長く保護できるようにし、その間、交通の便も良くなってペットを求める人が訪れやすくなり、譲渡されるケースが増えたためだ。
旧センターの収容のための保護室は12平方メートルしかなく、古市篤所長は「持ち込まれたらすぐ処分せざるを得なかった」と説明する。
新センターは68平方メートルに拡張され、最低でも14日間は保護できるようになった。
殺処分した猫は、回復の見込みがない大けがをしていたり、凶暴で人慣れさせるのは無理と判断した場合という。