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動物たちにぬくもりを!

動物愛護活動の活動経過や日々の出来事、世の中の動き等幅広く紹介します。

AKB、杉本彩さんなど160人がペットの命の大切さ訴え(神奈川県)

2015-11-14 06:14:52 | 頑張る行政

AKB、杉本彩さんなど160人がペットの命の大切さ訴え
 神奈川県、「それが大事」動画を公開

2015年11月12日 ITメディアニュース

神奈川県は11月12日、ペットの命の大切さを杉本彩さん、AKB48、デヴィ夫人など著名人らが歌とともに動物愛護を訴える動画「それが大事~ペットのいのちバージョン~」をYouTubeと県のホームページで公開した。
大事MANブラザーズバンドの立川俊之さんによる、ヒット曲「それが大事」の「ペットのいのちバージョン」にのせて、黒岩祐治知事のほかAKB48メンバー、荒川静香さん、河村隆一さん、宝田明さん、ラサール石井さん、デヴィ夫人、八木亜希子さんらがペットとともに登場。
約5分の動画中、ボランティアなど総勢160人が出演している。
サビでは「負けないこと 投げ出さないこと 見放さないこと 愛し抜くこと」と歌い、ペットを守ろうと呼び掛ける。


動画より、黒岩知事、デヴィ夫人ら

動画 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1511/12/news129.html


杉本彩さん


AKB48メンバー


八木亜希子さん

県では2013年度、動物保護センターに収容された犬の殺処分ゼロを達成。
14年度には猫の殺処分もゼロにすることができた。
これを受け、センターを「殺処分する施設」から「生かすための施設」への転換を目指し、寄付を募って建て替えを進めている。
県は「『みんなの力でペットのいのちを守ろう』という新しいムーブメントを起こしていく」としている。


以下、神奈川県サイトより

「それが大事~ペットのいのちバージョン~」ペットを守るPR動画が完成しました

2015年11月12日

記者発表資料
本県では、ボランティアの協力により、昨年度、動物保護センターに収容された犬と猫の殺処分がゼロになったことを機に、同センターを、処分するための施設から生かすための施設へと大きく転換することとし、広く寄附を募り、建替えを進めています。
こうした取組みのPRのために、ペットに関心の高い著名人やご当地アイドル、ボランティアの皆さんなどが出演する動画を制作し、本日からYou Tube及び県のホームページにアップしました。
また、次のとおり、動画のお披露目をします。
皆さんと力を合わせて、神奈川県から「みんなの力でペットのいのちを守ろう」という新しいムーブメントを起こしていきます!

1 動画のお披露目
①日時   平成27年11月15日(日曜日) 14時00分から14時10分
②日本大通り(神奈川県庁分庁舎 野外ステージ)
    (KANAGAWA全国高等学校ストリートダンスバトルのイベント内)
③その他
   当日は、神奈川県の動物愛護キャンペーンソング「それが大事~ペットのいの ちバージョン~」の作者、大事MANブラザーズバンドの立川俊之さんに歌っていただきます。

2 PR動画
① 概要    タイトル:「それが大事~ペットのいのちバージョン~」
          出演者:別紙 [PDFファイル/112KB]をご覧ください。
②閲覧方法 県ホームページでご覧になれます。         http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p965333.html


とってもステキな動画ですねラブラブ
多くの人の目に留まり、大切な伴侶動物との向き合い方を改めて考えたり、殺処分のない社会を目指す大きな流れを作るきっかけになってほしいと思います。


野良と呼ばにゃいで地域猫 殺処分ゼロ目指す(秋田)

2015-11-01 06:10:21 | 頑張る行政

野良と呼ばにゃいで地域猫 殺処分ゼロ目指す(秋田)

2015年10月28日(水) 河北新報






手術を終えた猫を引き取りに来た近藤さん=23日午後、秋田県動物管理センター

秋田県は本年度、住民が協力して飼い主のいない猫の世話をする「地域猫」のモデル事業を始めた。
不妊・去勢手術をして繁殖を防ぐ一方、餌やトイレの世話は続けて命を全うできるようにする試みだ。
秋田市内2地区でスタートし、来年度は県内8地区に拡大させる。
最終的に殺処分がゼロになることを目指す。

県動物管理センター(秋田市浜田)で23日、去勢手術を終えた雄猫1匹がモデルに選ばれた土崎地区の住民に引き渡された。
雄猫は1年ほど前から居着いた雑種で、推定1歳以上。
手術のため数日前に捕獲されセンターへ運ばれた。
個体識別用のチップを装着し、手術済みの印として耳の一部をカットした。
再会を喜んでいるのか、甘えたような声を出す雄猫の姿に、引き取りに来た同地区の主婦近藤利恵子さん(68)は目を細めた。
モデル対象は土崎地区と広面地区。
土崎で7匹、広面では4匹の面倒を見る。
猫の保護に関わってきたボランティアを中心に住民が協力し世話をする。
県と市保健所はことし6~7月、町内会長らに集まってもらい、事業の狙いを説明して理解を得た。
モデル地区住民は、動物管理センターの獣医師による不妊・去勢手術を地域猫に無料で受けさせることができる。
県は手術器具や薬品代として初年度は予算100万円を確保。
広面の4匹と土崎の3匹はボランティアの負担で手術済みだったため、今回はセンターで初めて実施。
残る3匹も11月末までに手術する。
近藤さんは捨て猫を防ぐ全国組織の会員で、15年ほど前から近所の人と協力して繁殖を防ぐ活動をしてきた。
モデル事業開始を「個人の力では限界があり、風穴が開いた」と歓迎する一方、「猫が嫌いな人ほど、どうやったら野良猫がいなくなるのかを一緒に考えてほしい」と願う。
県内で殺処分された犬猫の数は減少傾向にあるものの、2014年度は犬が150匹に対して猫は770匹と圧倒的に多く、対策が急務となっている。
県生活衛生課の高橋俊嗣主幹は「生まれてきた命は守りつつ、数を増やさないことが重要だ。モデル地区を起点に各市町村へ取り組みを広げたい」と話す。


東京都平塚市 地域猫活動

2015-08-06 06:17:21 | 頑張る行政

東京都平塚市
野良猫で悩んでいる人へ 地域猫活動

平塚市では現在、野良猫に関する相談が多数寄せられています。
「いつも庭にフンをされる!」
「駐車場の車に傷をつけられた!」
「地域に野良猫が増えて鳴き声がうるさい!」
等々。

同時に
「野良猫を他の場所に連れて行ってほしい。」
「市や保健所で捕獲して処分してもらえないのか。」
といった要望も寄せられます。


しかし、猫は愛護動物として「動物の愛護及び管理に関する法律」によって守られており、みだりに給餌をやめて衰弱させたり、殺傷したりすることは法律で禁じられており、罰則が科せられます。
市などで処分や捕獲することもできません。

 動物の愛護及び管理に関する法律について(環境省・外部リンク)

しかし野良猫をそのままにしておくと、爆発的な勢いで増え、被害が大きくなるとともに、「猫が好きな人」と「猫が嫌いな人」がいがみ合い、取り返しのつかない大きなトラブルにつながる可能性があります。
そこで市では「地域猫活動」によって地域のトラブルの解決を目指しています。
地域猫活動とは、野良猫が増えて困っている人、野良猫に心を痛める人、市民活動団体、平塚市役所、そしてその地域の自治会等が話し合いを重ね、野良猫被害の軽減やトラブルの防止に取り組む活動です。
具体的には以下の「地域猫のルール」をしっかりと守って管理することで、野良猫が地域の中で共生できるようにしていきます。
重要なことは、地域猫活動は猫を守るための活動ではなく、そこに住んでいる地域住民を守るための活動です。
野良猫の数をゼロにするのではなく、地域のトラブルの数をゼロにすることを目指しています。

「地域猫」のルール
不妊去勢手術を行ない、これ以上野良猫を増やさないようにする。
野良猫は年に2~3回出産し、一度に5匹ほど子猫を産みます。
不妊去勢手術をすることでこれ以上野良猫が増えないようにし、一代限りの命を全うさせます。
野良猫の寿命は飼い猫よりもずっと短く、3~5年と言われているため、そのくらいの期間をみて地域猫活動を行ないます。

平塚市猫の不妊及び去勢手術の補助金制度

●決められた時間と場所でエサを与え、食べ残しはきちんと片付ける。
地域の理解を得るため、エサをあげっぱなしにせず、片付けまできちんと行なうことが大切です。

●トイレを作り、フンの清掃と周辺の美化に努める。
野良猫はエサを食べるとその場でフンをする習性があります。
他人の庭でフンをさせないためにも、エサやりの時にはトイレを設置し、そこにフンをさせる必要があります。

●猫を好きな人が世話を受け持ち適正に管理をし、猫嫌い・無関心な人は、地域の問題として支援または見守る。
猫に対する感情は人により様々です。
猫が好きな人はルールを守ってきちんと管理をし、嫌いな人や無関心な人は、野良猫のための活動ではなく地域のための活動と理解することが重要です。

平塚市では平成23年度から市民活動団体と協力し、この活動に取り組んでいます。
数多くの自治会で地域猫活動を行ない、野良猫の被害がほとんど聞かれなくなった地域もあります。
野良猫でお困りの方は、ぜひ気軽に環境政策課(TEL 0463-21-9762)に御相談ください。


地域猫に関する資料
平塚市「地域猫活動」について(PDF176KB)
平塚市の地域猫活動について、基本的な流れや実施事例、よくある質問などをまとめたものです。

平塚市地域猫パンフレット(PDF189KB)
ひらつか自治体財政研究会と平塚市市民協働推進課が協働し、作成した地域猫のパンフレットです。
平塚市と市民活動団体が行なっている地域猫活動についてわかりやすくまとめられています。

動物の愛護及び管理に関する法律
猫は動物の愛護及び管理に関する法律(以下「動物愛護法」とする。)により守られており、平成25年9月1日から施行されました。
今回の改正では野良猫を含む愛護動物に対して殺傷・虐待することについて以下のとおり罰則が引き上げられています。
・みだりに殺傷したり、傷つけることは2年以下の懲役又は200万円以下の罰金
・遺棄したり、みだりに給餌や給水をやめて虐待することは100万円以下の罰金

他にも、「都道府県等は「終生飼養」に反する理由による引き取りの拒否が可能」「動物取扱業の規制強化」など、様々な変更が行われました。
詳しくは以下のリンクをご覧ください。

「動物の愛護及び管理に関する法律が改正されました <一般飼い主編>」(環境省のPDF)
「動物の愛護及び管理に関する法律が改正されました <動物取扱業者編>」(外部リンク・環境省)
「動物の愛護及び管理に関する法律」(外部リンク・環境省)


動物保護センター殺処分室無し/神奈川県

2015-07-02 06:13:55 | 頑張る行政

<動物センター>県が新設へ 犬猫殺処分室なし 譲渡の拠点、工費は寄付で /神奈川

2015年06月23日 毎日新聞

犬猫の殺処分がなくなる日は来るか−−。
2014年度に「殺処分ゼロ」を実現した県が、殺処分室のない新しいタイプの動物保護センターの建設に乗り出す。
捨てられるなどしたペットを新しい飼い主に譲渡する拠点として活用し、総工費11億円は寄付でまかなう方針。
全国で年間10万匹を超えるとされる犬猫の殺処分は各自治体で課題となっており、県関係者からは「成功すれば動物愛護の実現と財政不足を補う一石二鳥の試みとして全国に広がる」との声も上がる。
県動物保護センター(平塚市)の処分数のピークは、犬が1973年度の約1万8000匹、猫が88年度の約1万2000匹。
時代の推移とともに放し飼いが減ったことに加え、最近はボランティア団体を通じた譲渡の仕組みが整ってきたことなどから減り続け、県内では14年度、市独自で運営する横浜、川崎、横須賀の動物愛護センターを除き、犬猫ともに殺処分ゼロとなった。
現在の県のセンターは、約40年前に殺処分を目的に建てられたため、ガス室と焼却炉が施設の主要な部分を占める。
また、六つ並んだ犬舎は、犬が1日ごとに犬舎を移されて6日目で殺処分されることから「残酷さの象徴」との指摘もあった。
大型犬と小型犬を一緒に収容するため、けんかなども発生していたという。


神奈川県動物保護センター(平塚市)の犬舎の様子。かつては6日目に殺処分されていた=県提供

建て替えの必要性が浮上する中、県が着目した一例が、京都府と京都市が合同で寄付を募り、今年4月にオープンさせた殺処分室なしの動物愛護センターだった。
同センターは、寄付で集まった1億1100万円のうち8000万円が総工費約7億円に充当された。
県の計画では、新センターに動物用の個室やドッグランなどを整備。
ボランティアがシャンプーやトリミングなどを行える施設、譲渡の際に使うスペース、一般来場者と動物が触れ合えるスペースを設け、災害時にはペットの収容拠点としても利用する。
県は開会中の定例議会での承認を目指し、オープン予定の前年の18年度までに11億円を集める方針だが、寄付が集まらなかった場合も税金を投入して建設する。
県幹部によると、県のセンター設置の検討委員を務める女優の杉本彩さんや、2020年を目標に殺処分ゼロを目指す財団を設立したフリーアナウンサーの滝川クリステルさんら著名人にPR役を依頼することも検討するという。
一方で、京都の場合は1億円の大口寄付と杉本さんが寄付した580万円が大部分を占め、京都市の関係者は「そう簡単には集まらない」と話す。
神奈川の担当者は「こういう取り組みは心意気が大事。断られるのを承知で動物好きの芸能人らに体当たりでお願いするつもり」と話しているが、県議会には「ボランティアが活動資金とする寄付と食い合う」として手法に反対する意見もあり、曲折も予想される。
【大場弘行】


殺処分ゼロ達成!動物愛護行政

2015-04-23 06:19:00 | 頑張る行政

犬殺処分:初のゼロ達成、猫も最少 札幌市

2015年04月18日 毎日新聞

札幌市動物管理センターは、2014年度、市内で収容した犬の殺処分数が統計を取り始めた1972年度以降、初めてゼロになったと発表した。
改正動物愛護管理法の施行で自治体が業者からの引き取りを拒否できるようになったことや、動物愛護団体との連携強化で新しい飼い主への譲渡が進んだことが理由。
市民の動物愛護意識も高まっているという。
同センターによると、昨年度、収容した犬は301匹で、うち293匹が引き取られた。残りは病死など。

猫も最少534匹
一方、猫の殺処分数もボランティアなどへの譲渡が進んだことから過去最少の534匹になった。
ただ、保護した時点で感染症にかかっているため安楽死させるしかない猫も多いという。
同センターは「ペットは、みとるまで飼ってほしい」としている。
【高野玲央奈】



熊本市動物愛護センター:犬の殺処分ゼロ達成 14年度


2015年04月04日 毎日新聞

熊本市動物愛護センターは2014年度、初めて犬の殺処分ゼロを達成した。
02年に全国に先駆けて「犬猫の殺処分ゼロ」を目標に掲げ、安易な飼育放棄を防ぐための飼い主への説得や、保護した犬猫の譲渡などに力を入れてきた。
猫の殺処分は14匹で目標達成には至らなかったが、センターは「いずれは収容施設が必要とされなくなることを目指したい」と話している。
センターによると、02年から高齢や病気などを理由に引き取りを希望する飼い主への説得を強化したり、保護した犬猫の情報を市ホームページに掲載するなどして返還や譲渡を進めてきた。
新たな飼い主には事前に講習会を開いて最後まで責任を持って飼育するよう指導もしている。
これらの取り組みにより、センターが飼い主から引き取った犬は01年度の303頭から14年度は5頭に激減。
飼い主への返還は01年度の64頭から14年度は213頭に増えた。
殺処分は01年度の567頭から14年度はついにゼロとなった。
感染症の発生がなかったことも要因とみられる。
一方、猫の殺処分が14年度14頭となったのは、犬に比べ交通事故に遭うリスクが高く、安楽死させるほかないケースがあることなどが要因と考えられる。
そのため、センターは野良猫を増やさないよう不妊去勢手術の徹底や放し飼いをしないことなどを訴えている。
センターの村上睦子所長は「殺処分ゼロは人と動物との共生社会の実現へ向けた通過点。今後も動物愛護のため活動を続けたい」と話した。
【志村一也】





神奈川県:猫や犬の殺処分がゼロ 新たな飼い主探しが成果

2015年04月16日 毎日新聞

◇県動物保護センター14年度 猫は初、犬は2年連続
神奈川県は16日、飼い主に捨てられるなどして県動物保護センター(平塚市土屋)に収容された猫や犬の2014年度の殺処分が共にゼロになったと発表した。
猫は初めてで、犬は2年連続。
県は「新たな飼い主を探す取り組みの成果だが、収容される動物を減らすのが根本的な殺処分対策。飼い主に最後まで育ててほしい」と呼び掛ける。
県によると、13年度にはセンターが収容した猫634匹のうち、398匹が殺処分された。
14年度は595匹を収容、野良猫が産んだ子猫が相当数に上るとみられる。
殺処分ゼロは、収容された動物を引き取り、新たな飼い主を探す登録ボランティアの活動によるところが大きい。
ただ、数時間おきの哺乳などが必要な子猫を引き取れる団体・個人は限られている。
県は飼い主のいない子猫を減らすため、飼い猫に避妊・去勢手術をして家の中で飼うように呼び掛けている。
一方、犬は14年度に収容された508匹のうち、飼い主からの持ち込みが88匹、迷子犬が420匹だった。
統計は3政令市(横浜、川崎、相模原)と横須賀市、藤沢市を除く県全域の実績。
県内には同様のセンターが他に3カ所あり、うち川崎市動物愛護センターでは、犬の14年度の殺処分が2年連続でゼロだった。
県はボランティアから猫や成犬を引き取り、最後まで飼ってもらえる人を募集している。
問い合わせは県センター(0463・58・3411)。
【高木香奈】
                                                    以 上


下記の人口状況を見てください。
神奈川県の場合は、統計が3政令市(横浜、川崎、相模原)と横須賀市、藤沢市を除く県全域の実績、ということなので人口状況は明示していません。


札幌市
人 口:1,942,356人
世帯数:936,358世帯

熊本市
人 口:738,371人
世帯数:313,082世帯

福井県
人 口:787,852人
世帯数:280,029世帯

いかがですか。
福井県の人口は熊本市の人口に近く、札幌市は福井県の人口の約2.5倍の大都会。
福井県、もっともっと頑張らないといけませんね。
(Fujita)


網走保健所 猫の殺処分ゼロ

2014-04-27 11:56:55 | 頑張る行政

網走保健所、猫の殺処分ゼロ 昨年度、犬に続き 情報発信で新しい飼い主

2014年4月18日(金)北海道新聞

 

 【網走】
網走保健所が2013年度に殺処分した猫が、記録の残る02年度以降初めてゼロとなった。
保護した猫に関する情報発信や、飼い主との話し合いの強化などが功を奏し、12年度には犬の殺処分ゼロも達成している。

担当者は「多くの人の協力のおかげ。今後も続けたい」と意気込んでいる。
同保健所の管轄は、網走市と、大空、小清水、清里、斜里の4町。
「飼い主に捨てられた」「迷子になった」―などさまざまな事情の犬猫を収容。
保護4日目以降、飼い主が見つからなければ殺処分の対象となる。
10年度は犬5匹、猫54匹、11年度は犬5匹、猫12匹を殺処分した。
しかし11年度以降、人間の都合で死ぬ命を少しでも減らそうと、保護した犬猫の写真を掲載するホームページの開設や、スーパーや動物病院へのポスター掲示など情報発信を強化。
元の飼い主や新たな引き取り手が見つかるケースが増え、12年度の殺処分は犬0匹で、猫は飼い主の希望で安楽死させた高齢の1匹だけ。
13年度は猫0匹で、犬も同様の安楽死が1匹だった。
同保健所には、引っ越しや高齢者施設への入所を理由に、ペットの引き取りを依頼する電話が年間50件以上あるが、職員は殺処分の可能性を依頼者に説明。
ペット可の物件探しや譲渡先の探し方を提案すると、思い直す依頼者が増えた。
10年度は犬29匹、猫67匹を引き取ったが、13年度は犬10匹、猫11匹と大幅に減少。
殺処分ゼロに大きく貢献している。
引き取り数の減少により、譲渡先が見つからない犬猫を長期間保護できるようになった。
現在同保健所に収容している捨て猫1匹も、片目が不自由でもらい手がなかなか見つからず、80日間以上保護していたが、札幌圏の住民が新たな飼い主になることが決まった。
同保健所は「殺処分ゼロへの動きがより広まってほしい」としている。
(米田真梨子)


犬の殺処分ゼロを達成

2014-04-26 06:50:28 | 頑張る行政

犬の殺処分、ゼロを達成 神奈川の保護センター

2014年4月19日 朝日新聞

横浜、川崎、横須賀の3市以外で捨てられたり逃げたりした動物を預かっている神奈川県動物保護センター平塚市)で昨年度、殺処分された犬がゼロだった。
1972年のセンター開設以来、初めてのことだ。
川崎市内の動物を預かる市動物愛護センター(高津区)でも、昨年度の犬の殺処分数が初めてゼロになった。
いずれも病死など収容中の死亡を除く。県内にセンターは四つあり、横浜市動物愛護センター(神奈川区)と横須賀市動物愛護センターは昨年度の殺処分数を集計中だが、ともにゼロではないという。
動物愛護の観点などから、殺処分の数が年々減っているのは全国的な傾向だ。
環境省の統計によると、40年前の殺処分数(収容中の死亡を含む)は年間115万9千匹以上だったが、2012年度は30分の1の約3万8千匹に。
県内でも1992年度には約6300匹だったのが、2012年度は217匹まで減っていた。
県動物保護センターはゼロ達成に向けて、様々な取り組みを進めてきた。
手っ取り早い方法は、センターに来る犬を減らすことだ。
飼い主が高齢化や転居などの事情で「もう飼えない」と持ち込んできても、しつけ方をアドバイスしたり新しい飼い主を探すよう促したりして、簡単には引き取らない。
また、迷い犬を確実に飼い主に返すため、狂犬病予防法で義務づけられた鑑札(登録証)の装着も推進してきた。
保護した子犬は避妊去勢手術をした上で、月1回の「譲渡会」で新しい飼い主を探す。
成犬の引き取りは主にボランティアが担う。
30を超えるNPOなどの団体・個人が登録し、犬を引き取って世話をしたり、新しい飼い主を見つけたりしている。
センターから譲り受ける際、1匹当たり1220円かかっていたのを昨年9月に無料化。
ボランティアが協力しやすくした。
センターの秋山雅彦業務課長は「センターばかりが頑張ってもゼロにはできない。ボランティアの協力や、飼い主の意識も大切。ゼロを続けられるよう取り組んでいく」と話す。
猫の殺処分数も、1989年度には全国で約32万8千匹だったのが、2012年度は約12万3千匹に減っている。
県内でも1992年度に約2万匹だったのが、2012年度は2600匹余に減少した。
ただ、県によると、猫は繁殖しやすく、親猫がいないと子猫を育てるのが難しいことなどから、一定数は殺処分せざるを得ないという。
(神宮桃子)


熊本市が動物愛護拠点施設新設

2014-03-20 06:19:15 | 頑張る行政

熊本市が動物愛護拠点、殺処分ゼロ目指す

2014年1月28日 読売新聞


建設が進む動物愛護棟

熊本市動物愛護センター(東区)は、一時的に保護している犬や猫の新たな飼い主を探すための動物愛護棟を建設している。
殺処分ゼロを目指す取り組みの一環で、動物と引き取り希望者との「ふれあいスペース」などを備える。
3月末の運用開始を目指している。
計画によると、愛護棟は鉄筋コンクリートの平屋(約400平方メートル)。
約2億円をかけて建設する。
「ふれあいスペース」(約120平方メートル)のほか、譲渡に適した犬や猫の飼育・展示部屋、トリミング室、トイレなど室内での飼い方を教える「屋内猫飼育モデルルーム」、研修室などを設ける。
研修室では小学生を招いて命の大切さを伝える教室を開くことなどを検討しているという。
現在のセンターには、管理棟と「犬舎」と呼ばれる収容施設がある。最近の受け入れ数は犬が2011年度503匹、12年度431匹、猫は11年度327匹、12年度376匹。
猫については管理棟の玄関そばなどに置かれたケージで飼育しており、施設が不十分である点も愛護棟建設の理由だという。
センターの殺処分件数は全国的に少なく12年度は犬7匹、猫14匹。
井手真司・愛護係長は「完成後は新たな動物愛護の拠点として、殺処分ゼロへの動きをさらに加速させたい」と話している。


兵庫県警察「アニマルポリス・ホットライン」新設

2013-12-26 06:06:18 | 頑張る行政

兵庫県警察
「アニマルポリス・ホットライン」(動物虐待事案等専用相談電話)を新設!

動物の虐待に気付けば通報を

県警察では、県民生活の安全と平穏を確保するため、重要凶悪事件の前兆事案である動物虐待事案への的確な対応を図るべく、動物虐待事案等専用相談電話 「アニマルポリス・ホットライン」を設置し、平成26年1月6日(月)午前9時から運用を開始します。

動物虐待事案とは
・犬や猫などを殺したり傷つけたりする行為
・犬や猫などに餌を与えず衰弱させる行為
・犬や猫などを捨てる行為

身近で動物虐待をしている人を見たり聞いたりした場合は、戸惑うことなく断片情報でも結構ですから、ご相談ください!

<アニマルポリス・ホットライン>
受付時間  平日 9時00分~17時30分 (夜間、土・日・休日は受け付けていません。)
動物愛護関連の法令に詳しい警察官が対応します。

電話番号  (078)371-8974 みないちばんにぎゃくたいなし ~ みな一番に(動物)虐待なし


茨城県・猫の屋内飼育義務条例改正方針

2013-12-09 20:58:35 | 頑張る行政

茨城・猫の屋内飼育努力義務 県条例改正方針

2013年11月27日 茨城新聞

犬と違い、つなぐ義務などの法的規制がない猫の飼い主に対し、屋内飼育の努力を求めるため、県は県動物愛護管理条例の一部を改正する方針を固めた。
飼い猫の“野良猫”化を防ぎ、繁殖を制限することで、年間3千匹を超える殺処分数を減らすのが狙い。
12月2日開会予定の定例県議会に条例改正案を上程する。
猫は犬と違い、飼い主に登録や係留の法的義務がない。
また、年間に複数回妊娠したり、一度の出産で5、6匹の子を産んだりするのも珍しくないため、屋外で飼うと予定外の妊娠、繁殖につながる恐れがある。
条例改正案では、飼い主に対し屋内飼育の努力義務規定を新設。
ほかに、災害時でも適正に飼育できるよう一定の必要な餌などの備えやしつけを求める努力規定も設けた。
県生活衛生課によると、猫の殺処分数は2001年度に9千匹以上を数え、その後、11年度までに2,792匹に減少したが、12年度は再び3,197匹に増加。
このうち子猫が9割近い2,744匹を占め、前年度比342匹も増えた。
県動物指導センター(笠間市日沢)には所有者不明の子猫がたびたび持ち込まれ、ボランティア団体など新たな飼い主に譲渡されるケースは12年度実績で296匹にすぎない。
同課は「屋内飼育により、繁殖を防ぐだけでなく、交通事故防止や他の猫からの感染症予防も図られ、ふん尿などによる近隣住民とのトラブルも防げる」としている。
県はこれまで猫の余計な繁殖を防ぐため、避妊・去勢手術の推進をPR。
牛久、阿見など10市町村や県獣医師会は助成制度を設けているが、実際に避妊・去勢手術を実施する飼い主は一部に限られているという。
猫は是非屋内で飼育して欲しい!