去る8月25日(水)、松原児童館(鋳物師)にて「'22 みんなで学ぼう!動物あいご松原」を開催しました。
対象は学童(小学校低学年)約50名。
1.会の紹介・日本の動物愛護の現状
年々減少傾向にあるとはいえ、日本全国で1年間に30万匹近くもの犬・猫が行政によって殺処分されている。
日本は、とても人間と動物が共生している社会とは言えないことから、不幸な犬・猫が無くなるよう、人と動物が共生できる社会の実現に向けて活動していこう、という思いで、会の名称を「動物たちとの共生を推進する会」と名づけたこと。
また、我が家の愛犬3匹のおいたちについてもちょっと紹介しました。
2.捨てられた犬・猫はどうなるの?
遠いところから車で連れてこられ捨てられ、生きるためにさまよい交通事故に遭遇したり、餌もあたらず餓死したり、カラス・トビなどの天敵に襲われたり、心無い人間に虐待されたり・・・最後には保健所に捕獲・収容され処分されてしまう・・・
非常に悲惨な生涯を送ることになるのです。
心ある人に救われ助かる率はほんとうにごく一部であることを説明しわかってもらいました。
3.紙芝居「ほんとうに飼えるかな?」
先生方のご提案により、先生方と学童との協同による読み聞かせをしてくださいました。
学童たちの一生懸命読み聞かせをする姿が実感として伝わってきました。
児童用につくられた内容で分かりやすく、ペットを飼うということは簡単なことではない、それなりにお金・労力がかかるということを理解してもらいました。
後日、先生方により再度この紙芝居を読み聞かせしてくださるということです。
4.DVD視聴覚
日本盲導犬協会さん提供http://www.moudouken.net/index.php「盲導犬Heart」
シルバー・レイさん提供http://www.silver-ray-shadow.jp/「みんな家族」
「盲導犬Heart」は、盲導犬を育成する人・盲導犬が活躍している姿・盲導犬に世話になっている人々、の角度からとらまえたドキュメンタリー。
「みんな家族」は、犬・猫たちに囲まれて幸せな家族たちのアニメーションと歌。
80インチDVDプロジェクターは迫力があります。
学童みんな食い入るように見入っていました。
5.人間のために活躍している犬の話
プロジェクターで観た盲導犬をはじめ、聴導犬・警察犬・介助犬・救助犬・セラピー犬などについて説明、また映画にもなったセラピー犬「チロリ 」のおいたちや活躍について話をしました。
それから実際に連れてきたセラピー犬「はな」ちゃんをみんなに触らせました。
みんな大喜びでした。
6.よその犬との正しい接し方
よその犬に誤った接し方をしたがために、噛まれたりする事故がたびたび発生していること。
正しい接し方をすれば犬はとても純粋な心を持ったかわいい動物であること。
パネルなどを使って解ってもらえるよう説明しました。
7.かわいいペットの写真のプレゼント
先生方のアイデアにより、L版より一回り小さいペットの写真をラミネート加工し、「しおり」として使えるようにしました。
学童を代表して2人にプレゼントしました。
今回の一連の内容で学童たちは、正しい動物愛護というもんを理解してくれたことと思っています。
みんな真剣に観て聞いてくれました。
この子たちが大人になった時に、動物愛護の感性を持った人間として成長し、不幸な犬・猫が無くなる世の中に貢献してくれることを切に願っています。
とても意義のある行事だと思っています。
この行事は、今年は終りましたが、来年も継続し行ってまいります。
去る8月6日(金)、中央児童クラブ(野神)にて「'22 みんなで学ぼう!動物あいご中央」を開催しました。
対象は、学童(小学校低学年)約40名。
1.会の紹介・日本の動物愛護の現状
年々減少傾向にあるとはいえ、日本全国で毎年30万匹近くもの犬・猫が行政によって処分されている。
一口で30万匹というが、膨大な数字であること。
日本はとても人間と動物が共生している社会とは言えないことから、不幸な犬・猫が無くなるよう、人と動物が共生できる社会の実現に向けて活動していこう、という思いで会の名称を「動物たちとの共生を推進する会」と名づけた。
2.捨てられた犬・猫はどうなるの?
遠いところから車で連れてこられ捨てられ、生きるためにさまよい交通事故に遭遇したり、餌もあたらず餓死したり、カラス・トビなどの天敵に襲われたり、心無い人間に虐待されたり・・・最後には保健所に捕獲・収容され処分されてしまう・・・
悲惨な生涯を送ることになるのです。
心ある人に救われる率はほんとうにごく一部に過ぎません。
3.紙芝居「ほんとうに飼えるかな?」
中央児童クラブ:中井先生により読み聞かせをしていただきました。
児童用につくられた内容で分かりやすく、ペットを飼うということは簡単なことではない、それなりにお金・労力がかかることを子供たちに理解してもらいました。
4.DVD視聴覚
日本盲導犬協会さんhttp://www.moudouken.net/index.php提供「盲導犬Heart」
シルバー・レイさんhttp://www.silver-ray-shadow.jp/提供「みんな家族」
「盲導犬Heart」は、盲導犬を育成する人・盲導犬が活躍している姿・盲導犬に世話になっている人々、の角度からとらまえたドキュメンタリー。
「みんな家族」は、犬・猫たちに囲まれて幸せな家族たちのアニメーションと歌。
80インチDVDプロジェクターは迫力があります。
学童たちは食い入るように見入っていました。
5.人間のために活躍している犬の話
先ほどプロジェクターで観た盲導犬をはじめ、聴導犬・警察犬・介助犬・救助犬・セラピー犬などについて説明。
実際に連れてきたセラピー犬「はな」ちゃんをみんなに触らせました。
学童たちは大喜びでした。
6.よその犬との正しい接し方
よその犬に誤った接し方をしたがために、噛まれたりする事故がたびたび発生していること。
正しい接し方をすれば犬はとても純粋な心を持ったかわいい動物であること。
パネルを使って説明しました。
今回の一連の内容で学童たちは、正しい動物愛護ということを理解してくれたことと思っています。
真剣に見て聴いてくれました。
この子たちが大人になった時に、動物愛護の感性をもった人間として成長し、不幸な犬・猫が無くなる世の中に貢献してくれることを切に願っています。
とても意義のある行事だと思っています。
動物あいごパネル展でいただいた「ご意見・ご感想」の最終をご紹介します。
・パネル展見せていただきました。知らないことが多くてとても参考になりました。
私はとても動物愛護活動などはできませんが、動物を思う心だけは持ち続けていきたいです。
ありがとうございました。
・日本の犬や猫はたくさん殺されてとてもかわいそうです。
何ですてるのでしょうか?人間のきままな気持ちがそうさせるのでしょうか?
私にはとても考えられません。
そのような人にはもっと罰を与えなければ、と思います。
パネル展とても勉強になりました。ありがとうございました。これからもがんばってください。
(中学2年女性の方)
・福井市内でもこのようなパネル展をやってください。お願いします。
知らないことだらけでびっくりしました。
(福井市にお住まいの方でしょうか?)
・活動いつもご苦労様です。感謝します。
目をおおいたくなるような写真もありましたが、一人一人が出来ることをほんの少しでもやらなくては、と思います。
・本当に考えさせられました。
犬・猫たちの表情を見ていたら胸がいっぱいになりました。
・犬は人間のおもちゃじゃない。
人間と同じ尊い命ということを伝えなければならないと思います。
パネル展を見て、自分の子供にはきちんと伝えたいと思いました。
・迷い猫「マヤ」の事では大変お世話になりました。
保護された時は、ガリガリにやせてて心配しましたが、今は元の体重に戻ってきて元気に過ごしています。
パネル展を見せていただきましたが、胸がつまる思いがします。
私の家では、娘や息子が野良のワンちゃんやネコちゃんをよく拾ってきて家へ連れてきました。
常に複数のワンちゃん・ネコちゃんが居ました。どの子も私たちを癒してくれました。
今は、ワンコ1匹と迷い猫になったマヤが居ます。
捨てられたり傷つけられたり処分されたりする不幸なワンちゃん・ネコちゃんが出ない様な世の中になるように願っています。
(「マヤ」の事、ご存知の方おられるのではないでしょうか?以前ブログでご紹介した迷子になった猫、40日ぶりに保護されたネコちゃんです。飼い主さんがパネル展に来てくださいました。)
動物あいごパネル展でご意見・ご感想をいただいた中で、「知らなかった」、「驚いた」といった内容が多かったと思います。
全国で年間30万匹もの犬猫が行政で殺処分されていること、捨てられた犬猫がとても悲惨な目に合い救われる命はごくわずかに過ぎないこと、・・・・
現実を知ってもらったことは大きな成果だったと思っています。
パネル展に来られて現実を知ってもらった方が、知人・友人にそれを伝えていただき輪が広がっていくことを願っています。
では、「ご意見・ご感想その3」をご紹介します。
・犬や猫を捨てたり虐待したり、人間ってなんと残忍なんでしょうか。
パネル展の中に、犬を殺さないドイツの常識、というのが掲示されていて、その資料もいただき家にもどってからよく読んでみます。
ドイツと日本、とても大きな違いがあります。日本はなぜこのようになってしまったのか・・・
ドイツをもっと見習うべきです。ありがとうございました。
・「動物たちとの共生を推進する会」という団体さんが敦賀市内にあるのを、福井新聞の動物あいごパネル展の記事掲載で知りました。
早速パネル展を見に行こうと思い、子供たちを連れて見せていただきました。
沢山の掲示物に驚きました。
処分を待つ犬たちの寂しそうな表情・・・涙が出てきました。
この世から不幸な犬や猫たちが無くなることを切に願います。
いろいろ教えていただきありがとうございました。
・私は3匹の犬を飼っています。どの子も性格がそれぞれ異なり接していて楽しくまた癒しにもなります。
すっかり我が家の家族になっています。
パネル展を見せていただき、何故こんな可愛い犬たちが捨てられ、多数処分されなければならないのか私には理解できません。
どうかこのようなパネル展、これからも続けてください。
この現実をもっともっと多くの人に知ってもらいたいです。
ありがとうございました。頑張ってください。
・DVDプロジェクターで「奇跡の母子犬」「盲導犬ハート」を見せていただきました。
感じたことは、犬ってとっても賢い動物だと思いました。
こんな賢い犬たちが多数処分されているなんて信じられません。
いろいろと勉強になりました。私も何かやらなければ、と思います。ありがとうございました。
・このようなパネル展、これからも続けていってください。とっても励みになりました。
・めったにこういうもの(動物あいごパネル展)は見たことがありませんでした。
いまだに全国で1年間に30万匹近い犬や猫が殺処分されているのには驚きました。 初めて知りました。1桁多い数じゃないかと頭をかしげたくなる気持ちになりました。
犬を殺さないドイツの常識、というのが掲示されていましたが、日本とドイツは何が違うのか、資料をいただきしっかり読んでみます。
早く犬や猫を殺さない日本になってほしいと願う一人です。
会が発足してから初めての「動物あいごパネル展」でした。
振り返りますと、こうすればよかったとか反省すべきところが出てきますが、今回の経験を基に次回は更に多くの方に見に来ていただけるよう工夫していきたいと思います。
ご来場いただいた方からの「ご意見・ご感想その2」をご紹介します。
ほんとうに励みになります。ありがとうございました
・私の家では動物をかったことがありません。
お母さんに、「犬や猫をかって」、と言っているのですが、「死んだらかわいそう」と言ってかえません。
このパネル展でかわいそうな犬や猫がたくさんいることを知りました。
動物をもっと大切にして家族の一員としてかわいがってほしいと思いました。 (9歳の女性の方)
・我が家では2匹の犬を飼っています。
もともと子犬の時に捨てられていた犬でした。
今では成犬になり家族同様、言うことが良く解る子たちです。
パネル展を見せていただき、こんなにも多くの悲惨な犬や猫たちがいるということを知りました。
こんな可愛い犬たちが何で捨てられるのか理解できません。
もっと救いたいですが、我が家では2匹の犬しか救えません。これ以上は無理です。
パネル展にあるように、このような不幸な犬や猫を無くす活動、啓発活動というのでしょうか、そこに力を入れて活動していかなければと思いました。
私も微力ながら何かやっていきたい、という気持ちになりました。
ありがとうございました。頑張ってください。
・このような動物あいごのパネル展は初めて見ました。
恐らく敦賀市では初めての催しだと思います。
いろんなことを知るきっかけになりました。ありがとうございました。
また、これからも是非やってください。
・今まで保健所から犬や猫を動物実験に回していたとは初めて知りました。
実験犬シロの出来事がもとで日本中に動物実験廃止の声が広がり動物実験に回すことが無くなったと書かれていますが、完全にゼロになったのは数年前のことなんですね。
良い勉強になりました。
・こういう企画をこれからもお願いします。
・可愛い犬や猫の写真がありいただきました。額に入れて飾ります。
ありがとうございました。
・パネル展見せていただき、感激しました。
このような動物愛護関係のパネル展を見たのは初めてです。
知らないことが多くあり資料などもいただきました。家へ帰ったらよく読んでみます。
ありがとうございました。
動物あいごパネル展のご意見・ご感想が、4月18日現在で21通ありました。
その一部をご紹介します。とても励みになりました。どうもありがとうございました。
・このような企画を開いて下さりありがとうございます。
迷子犬を引き取るまでの余裕はありませんが、引き取りたい気持ちで一杯です。
ゴールデンレトリーバ(6歳)を飼っていますが、短い命、今日見せていただき、これからは少しでも長く接して抱きしめてあげようと感じました。
今後とも頑張ってください。応援しています。ありがとうございました。
・お世話になっています。
パネル展大変しっかりしていてびっくりしました。
4月より、保健所の動物愛護管理業務が一部、民間委託になり、少しでも良化していけばと願っています。頑張ってください。
・つるいちでパネル展とDVD上映があるのを知りました。
是非とも見たいと思い、14:00上映のDVDを見せてもらいました。
今までの人生の中で最高に感動しました。ありがとうございました。
・我が家では捨て猫を飼っています。
一日いないととても心配して捜します。
私が車で家に帰ると音ですぐ迎えてくれます。
家事をしている時、深刻そうな顔をしていると、心配そうにその場から離れずじっとして見ています。
動物を飼っていたら、最後まで責任を持って飼わなければいけないと思います。
猫はとても利口な動物だと思います。
・犬や猫がこんなにも殺処分されているなんて知りませんでした。
捨てられた犬や猫がどんな悲惨な状況になるのか良くわかりました。
もし、私が犬や猫を飼う時は絶対にかわいがります。
絶対に捨てたり保健所に連れていったりしません。
ありがとうございました。
・パネル展でいろんな記事などを見て驚きました。
多くの犬や猫たちがとっても悲惨な状態になる姿を見て心が痛くなりました。
私は猫を飼っています。
このパネル展を見て、せめてその子だけは最後まで愛情を持って育てたいと改めて思いました。
・つるがチャンネル「つるいち」を見て是非見ておきたいと子供と一緒に伺いました。
命の尊さを感じて欲しいと連れてきましたが、子供たちは無言で見ていました。
何か感じてくれたようです。
すごく大変だとは思いますが、とても大切な活動をされていて、自分自身の無力さを感しました。
今後、せめて子供には、小さな命と正しく向き合ってくれるよう機会をつくっていきたいと思います。
ありがとうございました。