9月19日(土)~20日(日)の2日間、小浜市で「放生祭」が開催されます。
その準備の模様が、16日(水)○○新聞に掲載されていました。
クリックで拡大して見れます。
「放生祭(ほうぜまつり)」は、古くは「放生会(ほうじょうえ)」すなわち殺傷を戒め、捕らえた魚や鳥たちを池や海、野山に放す儀式が行われていたことから「放生祭」の名で親しまれてきました。
約300年の歴史を持つ祭りだそうです。
このお祭りには「神輿」「山車」「神楽」「大太鼓」「獅子」と5種類もの演し物(だしもの)が出演します。
話はちょっと反れますが、私の会の名称は「動物たちとの共生を推進する会」 です。
まず動物といっても沢山の種類があります。
もっとも身近なペットである犬・猫は私たち人間と共生しているでしょうか?
わが国では毎年全国で30万匹もの犬・猫が行政で処分されているのです。とても共生しているとはいえません。
以前ご紹介したAERAの記事「犬を殺さないドイツの常識」、これがほんとうの共生でしょう。
共生ということでもう一つ。牛・ブタ等の肉は人間になくてはならない貴重なタンパク源。
共生しているのでしょうか?
「放生会」にある供養。日頃肉として食べている牛・ブタ等に感謝してありがたくいただく気持ちを持ち続けることが大切なのではないでしょうか。
「ブタがいた教室」という映画がありました。私はDVDで観ました。内容をちょっと紹介します。
小学6年生の教室に、ある日先生が子ブタを連れてきました。
先生は、「子ブタをみんなで育てて、大きくなったら食べよう」と生徒たちに言いました。
みんな一生懸命世話をし、子ブタはだんだん大きくなっていきました。
さて、それからどうなっていくのでしょうか・・・・是非観ていただきたい映画です。
私たち人間は多くの動物に恩恵を受けています。
この「放生会」の気持ちを忘れないことです。共生は永遠の課題ですが・・・・・・
そのような意味を込めて会の名称をつくりました。
20日(日)は忙しい日になりそうです。
おおい町の「動物愛護フェスティバル」、小浜市の「放生祭」。
去る8月24日(月)、松原児童館において学童(小学生1~3年)50人を対象に、動物あいご啓発教育を行いました。
内容は次のとおりです。
1.児童書「実験犬シロの願い」のストーリーの復習と関連内容の説明
事前に先生方が読み聞かせをしてくださいました。
それに関連した内容をA3パネルを使って説明しました。
「実験犬シロの願い」のストーリー概要、行政による犬・猫動物実験譲渡推移グラフ、捨てられた犬・猫がどのような結果をたどえるのか・・・、捕獲・収容された犬・猫が命を救われた割合、先進国の動物実験法規制の比較、などです。
小学校低学年にはちょっと難しいかな、と思いましたが、「実験犬シロ」を通して捨てられた犬・猫がどんな悲惨な状況になるかを解って欲しかったからです。みんな熱心に聞いてくれました。
この本を選んだ理由の一つは、この本の表紙になっている絵です。
なんともほのぼのとした絵です。いろんなことが思い浮かんできます。
2.紙芝居「忠犬ハチ公」
東京渋谷駅に「忠犬ハチ公」の銅像があります。
その秋田犬「ハチ公」の実話の絵本を紙芝居用に編集し、先生方が学童たちに読み聞かせしてくださいました。
渋谷駅にある 「忠犬ハチ公」の銅像を知っている、観たことある生徒が何人もおりました。
8月8日より、ハリウッド版「HACHI 約束の犬」全国ロードショー開始。
福井市・鯖江市ではすでに上映されていますが、敦賀市はまだ上映されていません。
敦賀市で上映された時は是非観に行ってほしい、と学童たちにお願いしました。
3.飼う前に考えよう!、お金を出して買わずセンターで貰って・・・
犬・猫を飼うということは、いろんな条件が満たされていないと飼えないことを説明。
無理に飼ったがために不幸になるケースが多いことを話しました。
また、ペットショップで買わず、保健所(二州健康福祉センター)で貰うことを教えました。
「保健所ってどこにあるの?」質問が出ました。知っている生徒は少ないと思います。場所を教えました。
4.人間のために役立っている犬の説明とセラピー犬との記念写真撮影
盲導犬・聴導犬・介助犬・警察犬・救助犬・セラピー犬についてそれぞれ説明しました。
その後、セラピー犬を抱っこし、ぬくもりを実感してもらいました。
右側に立って写真撮影をされているのは、福井新聞社の方です。取材に来られました。
5.可愛い犬猫その他動物の写真をプレゼント
2Lサイズの写真を一人1枚プレゼントしました。「可愛い!!」とても人気があり喜んで貰ってくれました。
100円ショップで2Lサイズの額を買って机の上などに置いてください、とお願いしました。
6.感想文の作成
学童全員に、児童書「実験犬シロの願い」、紙芝居「忠犬ハチ公」の2つについて感想文を作成してもらいました。時間のある時に、1つ1つゆっくりと目を通し、まとめていきたいと思います。
【振り返って・・・】
今回、試みとして2匹のセラピー犬を連れて学童たちに抱っこさせたり写真を撮ったりで非常に喜ばれ盛り上がりました。
内容的には、小学生低学年には少し難しいところもあったと思いますが、今回どうしても「動物実験」ということについて知って欲しかったからです。
また、捨てられた犬猫が非常にかわいそうな結果になることを「実験犬シロ」を通じて学童たちに解ってほしかったのです。
学童たちは真剣に聞いてくれました。
小さい時に正しい動物愛護というものを知り、この子たちが大人になった時に、動物に対して優しく接する心を持ってもらいたいと願っています。
今後、このような催しの輪を更に広げていきたいと思っています。
8月16日(日)、敦賀市恒例の「第60回とうろう流しと大花火大会」がありました。
名称「気比の松原」には身動きできないほどの人で埋まり熱気がムンムンしてきます。
私は、自宅の近くの高台で暫く観ていました。
風の向きによって毎年異なるのですが、今年は花火の音がよく自宅までとどいていました。
特に大輪の花火の音は大きくて、3匹の愛犬がそれぞれワンワンワン!にぎやかなひと時でした。
暫く観ていて、この間の安楽死の猫ちゃんのことを思い出しました。
花火が吸い込まれるように上がっていくのを見ながら猫ちゃんが天国で幸せに暮らしている姿が浮びました。
生まれてくる命、死んでいく命、大自然の営みとはいえ、人間の手で動物たちの命を決して粗末にしてはなりません。
ご自慢の可愛くてユニークな犬・猫の写真を募集します!
(我が家の愛犬・愛猫とは限りません。親戚や知人のお宅の犬・猫でもOK)
動物愛護パネル展開催時に掲示させていただきます。日程は来年4月予定。
*応募要領*
・Eメールでの応募に限ります。
Eメールアドレス wanwanworld2007@yahoo.co.jp へお願いします。
・携帯電話での写真はご遠慮ください(解像度が悪い)。
・最低2Lサイズまでプリントしても十分観るに耐えられる解像度でお願いします。
・ファイル形式はJPEG方式で、ファイルの大きさは100KB以上。
・応募者の方のお名前と犬・猫の名前及びコメント等を明記してください。
・期限は特にありませんが一応年内までとします。
何枚でも結構です。皆さまの応募お待ちしていま~す
先日、買物の用事で「ホームセンターみつわ敦賀店」へ行った時、大開店祭特別企画「わが家のペットじまん写真展」応募の掲示が目に留まり、応募用紙をもらってきました。
早速、写真をプリントし、応募用紙に貼り付け、コメント等を記載してみつわへ届けてけきました。
5月15日(金)~17日(日)の3日間「わが家のペットじまん写真展」が行われています。
14日(土)に買物用事がてらホームセンターみつわに行って見てきました。
ペット用品コーナーの場所ににぎやかに掲示されていました。
多数応募したので際立って私の写真が目立ちました。そして沢山の参加記念品をゲット!ほのぼのとした良い企画だと思いました。
私たちの活動にも何かヒントになるものがあるのでは、と感じた催しでした。
ある動物愛護団体さんが、若狭町のショッピングセンター「レピア」で動物愛護パネル展(3月26日(木)~29日(日)の4日間)を行われており、私は最終日に行ってきました。
ある女性が保健所に収容されている犬の写真を見て涙を流しながら「可哀相です。何故こんなことが起きるの?1匹でも2匹でも救ってあげたいがきりが無い。この世の中からかわいそうな犬猫が1日も早く無くなることを願います。」と切ない気持ちで述べておられました。
動物愛護団体さんがその方に、犬猫殺処分の推移(全国・福井県)や国・福井県が取り組もうとしている事等、細かく説明をしていました。
こういったパネル展などの啓蒙活動で動物愛護の輪を広げていくことは非常に大切なことだと恩いました。
今年、私たちもこのような啓蒙活動を重点的にやっていこうと思っています。
去る1月27日(火)、二州健康福祉センターで今年最初の譲渡会がありました。
今年から、譲渡会に来られた飼主希望者に対し、講習会の前に短時間ではありますが当会から会の紹介と当会に飼主希望者の方の氏名・住所・電話番号、などの提供のお願い(所定の様式に記入)をすることになりました。
これは、譲渡会での対象動物に希望者が偏ってしまい、抽選になって外れてしまった方に、後日発生した当会が保護した犬・猫の情報提供を行い、気に入った方に貰っていただき1匹でも2匹でも救おうという手段なのです。
事実、昨年は飼主希望者の情報管理によりかなりの数の犬・猫(特に猫)が救われました。
ところで、今回の譲渡会には子犬7匹、生後半年程の小型犬1匹、子猫1匹、推定生後1年程の成猫1匹、計10匹、がいました。
そのうち、兄弟子犬2匹がペアで同じ方にもらわれ、あと子犬2匹がそれぞれもらわれていき、残ったのは子犬3匹、小型犬1匹、子猫1匹、成猫1匹、計6匹でした。
はっきりしているのは、残った成猫は処分される運命にあることでした。
当会の出席メンバーと相談の上、その成猫を引き取り保護し、当会で飼主探しをすることになったのです
あと残った小型犬も気ががりでしたがどうしようもありません。ほんとうに穏やかな犬なのです。
センターの職員さんは福井健康福祉センターの譲渡会に出してみようか、と言っておられました