森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

考えるナメクジ    松尾亮太著

2021-04-09 19:47:06 | 書籍紹介

考えない私の 考える本

まずは ナメクジ君の生態から

いままで なんとなくスルーしてきたナメクジの生態 そりゃあカタツムリとはだいぶ違いますなあ

こんな風に研究している人がいて このような知見が出ているとは 面白いものです

どうやって交尾するのか(ナメクジも雌雄同体)  ウンチと呼吸の穴が一緒 でも嗅覚は別のところにあるので もろに嗅いだりはしないそうです

そして 何を根拠に考えているといえるのか というところですが 学習能力がそこらの生き物より高いのだそうです

いやなことがあったら数か月は覚えていて そういう(避けたり)対応をするそうで  三日 いや三歩 歩いたら忘れる誰かさんとは大違い

脳内にあるニューロンの働き方が特殊で数はめちゃくちゃほかの生き物より少ないけど ちゃんと働く

鳥の脳もヒトとは作りがかなり違うけど かなりの能力がある

もう 頭いいとか ニューロンの数がたくさんとか 活発に動く というのは 連動しないみたい  脳の働きの研究は別の方向から進めると面白いようです

恐ろしいことに ひとたび太ったナメクジは 絶食しても痩せないそうです  ここは人間で良かったのか でも痩せるために絶食とか無理だし

で、これからも研究は進むでしょうから 楽しみです。  

でも研究の対象が チャコウラナメクジ なんです。 え~ チャコウラナメクジ って思うよね 

私の好きなオレンジナメクジの生態とか知りたいなあ よろしくです

 

 

コメント
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