森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

ベア・アタックス クマはなぜ人を襲うか   S、ヘレロ著

2020-09-22 13:21:28 | 書籍紹介

前回紹介した書籍 「ムーン・ベアも月を見ている」の中で とてもいい本だから読んでと書いてあったので

(たまたま図書館で見つけたので)読んでみました。

日本の読者に向けた 巻頭言の中に 星野道夫氏のことにふれてあった

20年以上熊の写真を撮り続け 熊の行動については熟知しているのに 熊に殺されるなんて

その訳がこの本を読むと わかる、、

クマが人を襲うのをアタックス  普通なら お互い遠目に見かけたときに近寄らないようにすれば 襲われない ハズ

襲われた事例 怪我をしたけど助かった事例 なくなった事例 細やかに書いてあって 

重症で命からがら助かった人の手記は 読むだけで怖い 自分の頭蓋骨を齧られる音なんか聞きたくない!!

日本にはいないグリズリーやブラックベアの話だけど  ヒグマもツキノワグマも人を襲うことあるしね

いろんな事例があって こうすれば助かるなんてのは あらかじめクマの個体のタイプまで分からないと 予想がつかないそうです

子供を守るために襲ってくるクマ  食料として襲ってくるクマ  興奮状態にあったため出くわした人間を襲ってくるクマ

その内容が すべてクマたちと共存するためには という視点で書かれているので 読んでいて引き込まれていきます

自然を守ろうなんて 言うは易く行うは難し です。 クマやライオンなど 一部に人を食う連中がいるのも 自然ですし

蚊を本当に地球上から無くしてよいのかも 私の中では答えが出ていません。 

分かろうとすることが 研究なのか

コメント
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