羽島ではたらく不動産業者社長の“わくわくブログ”

岐阜県羽島市のワクワク不動産の社長blog

融資

2009-08-27 19:04:12 | 不動産売買関連
最近、金融機関の融資がうまく行かないケースが続き、少し

落ち込んでいます。

リーマンショック前までは、中古住宅で全額融資OKがでる

ケースが多かったのですが、諸経費部分(100~200万円)

は自己資金で出してください!と言われるようになりました。

足りない分を親さんにご協力してもらえれば助かるのですが、

なかなかうまくいきません。

1500万円の内、1350~1400万円の融資はOKなのに、

あと100万、150万円がご用意できなくて、家の購入を諦め

なければなりません。

中古を選択される方は自己資金があまりない方が多いので、100

万円を使ってしまうと、生活資金がなくなってしまいます。


我々業者も一つ不動産の申込をもらうために、ものすごく経費と

労力を使います。やっとの思いでお申込をいただいて、あと100

万円で不成立となれば、けっこうへこんじゃいます


お客様は、「ご縁がなかったと思って諦めます。」って言われる方

多いのですけど、私の会社で言うと、一人のお客様が不成立になる

20万円をドブに捨てたのと同じです。(売買物件の場合)

お客様からそんなにお金や経費使わせた覚えはないぞってお叱りを

受けるかもしれませんが、一人のお客様からお申込をいただくためには

10人の見込客様を集めなければなりません。10人の見込客を集める

広告宣伝費は1~2万円どころではありません。10万円はかかります。

あといろいろな経費がかかりますよね。(賃料、人件費、光熱費など)

それらの経費は当たり前ですが、お客様からいただく仲介手数料などから

支払われます。売買物件は毎日毎日決まるものではありませんので、一つ

の案件が成立するか不成立になるかはとても重要です。