TOKIDOKI 日記

日々のなかで、「へぇ~」「ふぅ~ん」と思った、
私につながるステキなコトやモノ、そしてヒトたちの記録です。

菜の花畑は夢色

2010-03-26 | kanon

 菜の花畑は夢見色・・・一面黄色におおわれた菜の花を前にしていると、
 なんだか夢見ている気分になってきます。 そんなこと、ありませんか?

 

 

 追分市民の森の菜の花が見頃を迎えたというので、さっそくかのんを連れて出かけてきました。
 自転車で20分くらいの場所なんですが、まだ小さいかのんに自転車はムリなので
 奮発してタクシーでGO  そのぶん、帰りはテクシーで、、

 

 

 ほら、すこし見えてきました、黄色い菜の花の絨毯が、、、

 

 

 どこまでも流れる川のように咲く菜の花、圧巻でございます。。

 

 

 

 菜の花に囲まれてポワンとしているかのん、8か月になりました。

           

 きょうはチョットおしゃれに、春らしく、    
 シュカートにレギンスできめてみたけど、
 似合っているかしら?? 初めてのシュカート、、ちびっと恥じゅかしいわ~

 

 

 

 

 菜の花畑のおとなりには、桜山があります。
 ソメイヨシノは蕾を膨らませ、出番待ちの状態。気の早い蕾が3つほど花を咲かせていましたが、
 いまの主役はハナモモです。濃いピンクも鮮やかに、サクラの前座をつとめていました。

 

             

 

             

 

 

 

  

  桃の花に魅せられて?やってきたヤマガラさん。
  近づいても逃げることなく、ピンクの花に夢中?になっていました。

 

 

 

 

 

 そして、淡いピンクのふわふわしたサクラはエドヒガン(江戸彼岸)満開です。

 

              

 

 

 

        

        お花がいっぱいとっても楽しい一日でした。
        来年もまた来るんだ~

                         


雪の森

2010-03-15 | 写真日記

春・夏・秋・冬、四季の多彩な移ろいも、日常という直線的な時間に追われていると、
その素晴らしさを見失いがちだ。

沈黙のうちに過ぎてゆく四季の変化は、日常のなかの非日常ともいえて、
平板で閉鎖的な都会にあっては、そういった非日常が感じられることは少ない。

            

2月に北八ヶ岳で雪の森を歩いてみようと思っていたのが、
なにやかや日常の雑事や天気の具合に押しつぶされ、3月を迎えてしまった。
山がそろそろ春の準備に入る3月は、雪も湿り気を帯びてくる。
サラサラのパウダースノーではなくなってくるが、雪の山と森を歩かずに春を
迎えてしまっては悔いになるので、どこかいいところはないかと探してみた。
そこへ、ここはどうでしょうと出てきたのが高峰高原だった。
うん、決定!
さっそくバスやらホテルだの予約を入れ、しょぼふる雨の中まずは小諸へ向かった。

     

雨はしとしと一日中降りつづき、碓井バイパスは濃霧に包まれ、
小諸に入ってからも雪など一かけらもなく、グレーの重たい空に沈むようにして町があった。

                      

翌朝、部屋の窓を開けてみると、昨日と景色は一変して真っ白な雪景色になっている!
やったねルンルン♪

お迎えのクルマに乗って標高2000mの雪の森へ。 

民家が途切れて山に入ると、真っ白に雪化粧したカラマツ林となり、
クルマは右に左にカーヴを切りながら、雪道をゆっくり高度を上げていく。それにつれて、
気温が徐々に低くなっていくのを感じる、、、うふふ。。

 

  身支度を整え、軽くストレッチしたあと、スノーシューを
履いて10時高峰高原ホテルを出発。ホテル裏から登山道がつづいている。

 

 

カラマツの幹。氷のツララがついているのは、昨日の雨の名残り。
幹にはりついている薄緑色の地衣類が雪に映えてきれい。
  

もっと下の位置の林道周辺にあるカラマツは植林されたものでスラッとして真っすぐだけど、
天然のカラマツは写真のようにグニャっと曲がっていて幹も太く野性的。

 

 

         

         先日の温かさで葉を広げてしまったシャクナゲ。
         春になったと勘違いしちゃったのか、これでは寒さにやられてしまうかも、、。

 

 

         

         みんなが覗きこんでいるのは、野ウサギが食べた芽のあと。
         野生動物たちは雪の森でなにを食べて冬をしのいでいるかというと、

        

       こうした木の芽をかじっているんですね~
         ナイフでスッパリ切り落としたような食べあとから、鋭い歯だと想像できる。

 

 

峠より望む高峰山(2091m)。ここから山頂まで往復して90分くらいだそう。

 

 

 

斜面を利用して、シリッセードで滑る雪遊びがおもしろい   

               

 

 

 

スノーシューを履けば雪の森を思いのまま歩ける。
雪のないときは行かれない場所も、急斜面もガシッと止まる歯が強力なブレーキになってくれる。
ま、転んだところで痛くもないし、転がったりするのが楽しいのが雪の森。。

 

 

アツアツのスープがうれしい雪上ランチ  

 

 

  そして、雪の森ライブ

粉雪舞う白い森に、美しい歌声とオカリナが流れたミニライブ。
雪の森をさらに楽しくしてくれた、女性ガイドさんならではのイキな計らいに感謝感激!!

 

 

やむことなく降りつづく雪、けれど風はなく、しっとり水分を含んだ春を呼ぶ雪は、
梢に山肌に静かに舞い降りて、、、、と、眺めていた雪景色の中へ

         

         飛んできた野鳥がカラマツの枝にとまった。
         上の方にいるのがヒガラ、その下にはシジュウカラ。

 

  

どちらも頭が黒く、よく似ているヒガラ(左)とシジュウカラ(右)、
でもよ~く見ると胸のネクタイが違うんですね~
ヒガラは蝶ネクタイ、シジュウカラはロングネクタイ、ここがポイント

 

 

 

雪降る森で、思いがけなく出会った野鳥、
けれど雪の森は、さらに思いがけないサプライズを用意してくれていた。。

森へお食事にやってきたカモシカさん

 

私たちの方をじっと見て警戒していたが、ほどよい距離をおいたことで、
やつらは危害を加えないと彼女?は判断したみたいで、

 

それからは場所を移動しながら、食事に集中。ナナカマドの冬芽を好んで食べていた。
ニホンカモシカはウシ科に属することもあって、どっしりした落ち着いた動き。
視覚・聴覚・嗅覚ともによく発達していて、単独行動が多い。

 

冬芽をすこしかじっては次の枝へと移動するカモシカ、その様子を私たちは雪の中に
うずくまって観察した。どのくらいの時間だったろう。
雪は音もなく森に舞い降り、息をひそめてカモシカを見つめる私たちに静寂をもたらした。
体はすっかり冷えきってしまったが、そんなことも気にならなかった。
こうして、森の先住民たる動物とおなじ時間を共有できたことがうれしかった。
森の素敵な出会い、このよき日をグレートスピリットに感謝!!!

 

 

 

雪の森を楽しんだ一日、フィナーレはYukkoさんのピアノ弾き語りでしめくくった。

スノーシューもご一緒して、雪の森でも美しい歌声を披露してくれたYukkoさん。
熱いお茶とスィーツをいただきながらのライブ。

窓の外の雪景色としっくりなじむ曲が、心地よい気分にさせてくれる。
どの歌も、聴くそばから自然の情景や人の優しい気持ちが思い浮かんでくる、そんな歌だ。
まさにいまのシチュエーションにぴったりで、
また、そういった爽やかな気分になりたいときに聴くのもいいと思った。

 

 

        

未明から降りだした雪は、やむことなく山と森にふんわりと積もり、
まっさらな雪面に足あとをつける歓びをプレゼントしてくれた。

降り積もった雪のラインは、どこもやわらかな曲線を描き、すべてを白くまあるく包みこんでしまう。
冷たさと同時に優しい表情を見せる雪、雪の森は、沈黙することの意味深さをおしえてくれる。

雪が解け、輝く緑に花が咲き揃う夏の高峰山も、ぜひ歩いてみたいと思った。
自然に寄りそい、自然とのふれあいに歓びを見出す日々は、常に新鮮で飽きることがない。

 


お口の恋人

2010-03-10 | kanon


  コンニチハ わたし7ヶ月になりました。

 すこし、お座りもできるようになって、わたしとしては小さいながらも大きな進歩

 

 

   えっ? 手に持っているのはナニって?

 うふっ、コレね、わたしのダイジダイジで、ネンネのときやちょっと悲しいとき、
 お口にポンしてチュッチュすると、不思議にキモチが落ち着くの。

 

 

   

 しょんなこといってたら、ポンしたくなってきたわ~

 

 

 

 もちろんお出かけするときも一緒。どっかいっちゃわないよう、スタイにクリップしてるの。

 

 

 

 えっ、なに? ちょっとかしてって??   いやぁぁ~ん

 

 

 

 だってコレ、わたしのダイジな『お口の恋人』なんだも~ん

 

                

 

 そうそう、お出かけといえば、横浜・山手の洋館に行ったの。。
 石川町駅から元町商店街を通って、途中パン屋さんに寄りました。

 

 パンを焼くいい匂いがして、びっくりしたのは目の前にどっさり盛られたアップルパイの山。
 おいしそう~
 わたしってば、パンが好き~  毎朝パン粥食べているのよ。

 

 

            

  元町から外人墓地への坂道を上りつめたところが元町公園。
  公園の向かいにあるステキな建物は「ENOKITEI」 お茶するのにいいわね。

 

         

       そして公園のお隣りには、スパニッシュスタイルの洋館・ベーリックホールがあって、
       ここにお邪魔してみました。

 

         玄関の扉もシックだわ

       ベーリックホールは昭和5年に貿易商ベリック氏の邸宅として設計され、山手外国人
       住宅のなかでは最大規模なんですって。

 

 

       

       玄関より右手がホール、その横はパームルーム。大きな格子窓からは
       光がいっぱいはいって、明るく気持ちのいいお部屋。
       わたしもいっちょまえに籐椅子で寛いでみたわ。

 

 

       2階にはね、子ども部屋があって、

       

       クマさんが仲良く黄色いボックスにはいって遊んでいたわ。
       空色の壁、クワットフォイルの小窓、わたしもこんな子ども部屋がほちい~

 

 

 

       

       子ども部屋の隣はゲストルーム、ゆったりしたスペースの部屋に大きな鏡が
       あってね、ちょっと遊んでみちゃった。

 

 

 ゲストルームの長椅子でおすまし、、、ベビーサラミ、、じゃなかったベビーセレブな気分

 

 

 

     

      バスルームがまたステキなの~
      海を連想させる青と白、お風呂タイムが楽しくなっちゃうわね~
      まだまだおちびのわたしだけど、きれいな色づかい、美しいデザイン
      そういったものをたくさん見て大きくなりたいでちゅ。。

 


梅の宴/湯河原梅林

2010-03-08 | 写真日記


 『春に三日の晴れなし』といわれ、週間予報に並ぶお天気は、
 たま~にマークといった具合でおてんとうさまの有難味を、しみじみ感じる今日このごろです。

そろそろ各地で梅が見頃をむかえ、この日を逃すとまたマークがズラリと並んでしまうとあって、それっとばかりに湯河原梅林を目指しました。
となったら、こうしちゃいられない、、、と思うの人も多いのか??? 平日とはいえ、湯河原梅林の広い駐車場は満車でクルマが長い列をつくっています。 これまでも何度となく来ているのですが、こんなに混んでいるのは初めてです。
梅は見頃を迎えてますが、明日から天気がくずれ、週末もあいにくの天気とあって、観梅に訪れた人が集中したみたいです。

待つこと40分、やっと駐車場に入れてやれやれです。

 

 正面に聳える幕山、その南斜面に広がる梅林、
 4000本の梅が淡い紅白の彩りも美しく山の裾を染めています。
 写真左端に見えている岩壁が幕岩(現在クライミング禁止)、その並びにいくつもの岩壁があり
 さまざまなルートがあって、クライミングが楽しめます。

 
 
 ウッドチップが敷き詰められた公園広場に並ぶ梅まつりの出店

 

 

 幕山登山口の立て札があるところから梅を眺めながら登っていきます。

幕山は、ハイキングやクライミングに15年ほど前から来ていますが、以前は梅の木もこれほど多くなく、公園としての整備もされていないフツーの山でした。
その後、幕山公園として周囲が整備され、梅の木も年々増やして、いまではスケールの大きい梅林となり、多くの人が観梅に訪れるようになりましたが、昔の静かな幕山が恋しくも思えます。

 

 

 山の中腹を埋めるようにして広がる紅梅・白梅、ところどころに椿が植えられ壮観な眺めです。

 

 

 左端に岩を攀じるクライマーの姿が見えますでしょうか?
 ポカポカと陽が当たる幕山のゲレンデは、寒い時期でもクライミングが楽しめる人気の岩場。

 

                 

 桃源郷と呼ばれるエリアの茅ヶ崎ロックは難度の低い壁があっていつも賑わっています。

 

 

                   

 見事に咲いた梅の花、きょうは一番の見頃かもしれません。
 梅林は梅の香りがたちこめてむせるほど、いい匂いが満ちています。
 
 年々梅の木を増やしているらしく、いまでは山の斜面のずっと奥の方まで梅林が広がっています。
 今回は幕山々頂へは登らず、梅林をゆるり散策することにしました。
  

 

 

 クライマーが岩場へ上がる踏み跡を急斜面を横切ってたどって行くと、そこは花見客もやってこない
 静けさに満ちた梅林でした。 梅の木は岩場のすぐ下から山裾へと花を咲かせて下り、ずっと下の方
 まで春霞のように広がっています。

 

 湯河原梅林は、幕山と一体になった自然景観として楽しめるのが魅力じゃないかと思います。

 

      

 

 

 遠目で望む梅もよし、また近寄って見る梅の花は控え目なその可愛らしさがいいですね。
 3枚目の白い梅は、萼や枝が緑色の緑萼梅。

 

 

 

 陽当たりのいい山の斜面にはコスミレ?も咲きだして、

 

           

 ツバキもさまざまな種類が花を咲かせています。
 ツバキはすぐに花が汚れてしまうので、被写体としてモノになる花は少なく、この淡いピンク色の
 ツバキが唯一綺麗でした。

 

 

 そしてそして、梅の花をアップで撮ろうと一歩踏み込んだ足元に目をやると、
 

 

 なんか枯れ葉の上でモソモソ動いているのがいると思ったら、ナナホシテントウが交尾の
 真っ最中でした。 ♀のまあるい背中につかまって、体を左右に揺れ動かしている♂。
 これを
ボディシェイキングというそうです。♂が♀の生殖口に精子を送りこむボディシェーキングは
 一回当たり2時間、一日に何度も繰り返して行われるそうです。
 小さな虫たちの世界はスローペース、、、いやぁ 春ですね~