TOKIDOKI 日記

日々のなかで、「へぇ~」「ふぅ~ん」と思った、
私につながるステキなコトやモノ、そしてヒトたちの記録です。

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雪の大山/丹沢

2013-02-26 | 写真日記

2月19日横浜に降った雪は、畑や野原を薄っすら白く染めたが、道路には積もらなかった。
気温は6℃止まりと寒く、雪は朝から午後にかけて降りつづいたから
山ではそれなり積もっただろうと、翌日は丹沢へ行くことにした。

東名横浜IC入口にさしかかると、朝陽に輝く丹沢の峰々が青白く光っているのが
くっきり見える。いいぞっ!

秦野インターを降りて大倉に向かう 
通りからすでに雪景色 こっちは天気の回復が遅れているのか、空はグレーのまま。
塔ノ岳へ登るつもりで大倉登山口を目指したものの、
ん、この様子なら塔へ登らなくても、大山でも雪山ハイキングできるんじゃないの、、、
バカ尾根のキツイ往復を考えると、ケーブルカーのある大山はらくちんだし~
ハイ、決定~~Uターン、くるり~ん

 

そして~、「ようこそ大山へ」のゲートをくぐった先はビンゴ~!一面雪景色。
ピラミダルな山容はガスに隠れて見えないが、周囲の
山肌は雪の花が咲いたように真っ白
な~んてヽ(^。^)ノきれいなんだろ

ケーブル乗り場までは豆腐料理や土産物屋が軒を連ねる「コマ参道」の階段を上がっていく。
ただスンナリと乗せないのが大山ケーブル。乗り場までの段数もハンパじゃない

 

  

片道運賃450円を払って乗車。さすがに往復とも文明の利器に頼るわけにはいかない。
乗客15人ほどを乗せて、ケーブルカーはするすると山の斜面を上っていく。
ゆっくりしたスピードでも、標高差278mをわずか6分で上がる。

 

中間駅の大山寺で下りのケーブルカーとすれ違う。赤の車体が雪景色によく映える。
二色のボディカラー黄緑と赤は、大山の新緑ともみじをイメージしているのかな?

 

どんどん白さが増していく景色、なんだかずいぶん遠くへ来たみたい。

 

ケーブル駅から阿夫利神社下社への参道は、掃き清められて雪がない。
霧氷に白く染まるカエデの梢が美しい。

 

下社までの階段を上がると、遠くに白く霞む景色が広がる。
空は明るいものの、漂う寒気が邪魔して青空をすぐに覆い隠してしまう。
秋にはすばらしい紅葉を見せる参道両側のモミジも白く凍りついて。。

 

ほんの一瞬 
ガスの切れ間から青空がのぞいて、霧氷が浮びあがる。

 

 

丹沢山塊東端の独立峰大山は、雲や霧が発生しやすく雨が降りやすいことから
別名「雨降山」とも呼ばれるそうだ。きょうの空の様子からみても納得。。

 

阿夫利神社拝殿。 
創立は1200年前と古く、庶民信仰を中心に、江戸時代から大山詣で賑わい、
いまも四季折々様々な伝統行事が行われている由緒ある神社。

山上の神社にふさわしいきりっと引き締まる大気のなか、厳かに二礼二拍一礼でご挨拶。
お賽銭をチャリ~ンと投げ込み、これから登らせていただく山の無事を願う。

 

拝殿を通り過ぎた先に登山道がつづく。
この先どんな雪景色が見られるのだろう、わくわく

 

コース案内によると、下社から山頂まで約90分。
雲がとれれば見晴台を経由して下ってこよう。

 

神社の左奥の山道「かごや道」は、単調な杉や檜の樹林帯歩き。
木立に覆われた道は、雪が粉砂糖をまぶしたみたいに薄っすら地面を覆う。

 

やがて蓑毛の分岐を過ぎ 
丸太の階段を5分ほど行くと、

 視界が開けて表参道と合流する「追分の峰」。
ベンチも置かれているのでひと休み。奥に見える石柱だが、1716年に強力たちが担ぎ上げ
てここまで運んだと立札にある。昔の人は、粗食のわりにものすごいパワーがあったのだ。

追分からは石ゴロの 
道を緩やかに登っていく。下ってきた犬連れの人が」すれ違いざまに、
「上は綺麗ですよ! 雲が多いけど、山頂から富士山も見えたから、雲が切れるのを
待ってて見るといいですよ」と言ってくれたので、さらにわくわくしてきた

 

「富士見台」と書かれた標柱、ここからは富士が眺められるはずだけど、
着いたときはあいにく真っ白。すこし待ってみたものの青空が広がったのは一瞬、、。

 

でも~、太陽を遮っている雲はシフォンのような薄いベール
そのベールを透してとどくやわらかな光が、白い森を包んでほんわか明るい。

 

梢にふんわり綿菓子みたいな雪のトンネル。 

 

鳥居が見えてきた、山頂が近い!

 

鳥居をくぐると「高お神」 
(たかおかみ)を祀った前社が見える。小天狗とも呼ばれる水神様。

 

奥の院は「大雷神」(おおいかづちのかみ)が祀られていて、別称大天狗。

 

  

本社・「大山祇大神」(おおやまつみのおおかみ)には売店と休憩所もある。
軒下に立っていたら雪爆弾を落とされて、冷たいのなんのって、、気をつけましょう(・。・;
どおりで皆さん、軒下を避けて休んでいたっけ。。

大山々頂(1252m)、展望なしだったけど、真っ白な山頂を踏めて大満足
ここから北に延びる尾根がいいらしい。いつか歩いてみよう。

 

 

本社そばに枝ぶりのすばらしい木がある。阿夫利神社の御神木「雨降木」のようだ。
霧氷に白く染まったブナ、惚れぼれするような美しい木!

 

ときにホワイトアウト 
状態になって、山頂は霊山らしいムードを盛り上がる。
陽射しはないものの、風もないので寒くもない。

名残り惜しい白い山頂をあとに下山にかかる。雪道は歩きやすく、アイゼンをつけずに歩く。
追分峰の分岐より表参道を下ることにした。

 

   

白くかすむ表参道。遠い昔から、ここを歩く人々を静かに見守ってきた大木が並ぶ。

 

 ひときわ大きな杉の木

立札には「夫婦杉」とあり、樹齢5、600年だという。幹は途中から二つに分かれ
寄り添うようにして天へ伸びている。

木の真下に立って見上げる。なかなかのカンロクだ。 
いまでは花粉によるアレルギーで、国民の25%が花粉症を患い嫌われ者の
スギも、材としては優秀でせっせと植林された結果なのだが、、。

 

森は素敵な白さを保ったままつづき、低山とは思えない美しい冬景色

 

  

下社の先で道は男坂と女坂の二手に分かれる。距離の短い女坂を行くが、
幅の狭い歩きにくい石段がこれでもかとつづく。
大山にはじめて登ったのは1987年で、なんて階段が多い山だろうと思った記憶があるが、
それはいまも変わっていなかった。
長い階段を下り終えて駐車場にもどると、さすがにふくらはぎがパンパン。

自宅からわずか1時間たらずで来れる山で、雪山ハイキングを満喫できた一日
季節により、天候により、自然が相手の山歩きは飽きることなく楽しい。

 

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早咲き梅が見頃の三溪園

2013-02-14 | 写真日記

三溪園では早咲きの梅が見頃を迎えたというので出かけてみた。
風がやや強いものの、陽射しはたっぷりで暖かく、上着を脱いで園内を歩く。
梅園へ向かうと、いらっしゃいとばかりに風が梅のいい香りを運んでくる。

  

まだ蕾ばかりだが、池の縁に緑色の梅があったので近寄って見てみる。
咲いている花は白色だけど、咢が緑色で、全体が緑がかっている。
これが緑咢梅ね! 満開の状態だと白梅との違いもわかりにくいけど、蕾の多いときは
この梅の特徴である緑色の咢がよく見えてわかりやすい。上海市より贈られた梅。

 

 

まだ蕾の木が多い梅園だけど、満開となった白梅も何本かあって、

 

青空に映える満開の白梅には、さっそくメジロが花の蜜を求めてやって来る。

蜜を豊富に出すウメの花には、甘党のメジロが頻繁に訪れる。
赤色に反応する鳥たちにとって、赤っぽい咢は蜜のありかを示す目印。
細くても丈夫にできている枝でメジロを支え、蜜を与えたかわりにしっかり花粉も運ばせる。

 

  

忙しなく花から花へと移り飛んでは、逆さになったりしながら蜜を吸うメジロ、
見ていると、めまぐるしいほどに動きまわる。

 

んっ、なにか?? ひょうきんな表情が愛らしい 

 

 

 

先日の大雪で倒れた水仙も持ち直し、さわやかな香りを放っている。
水仙の上にある梅の木は臥竜梅(がりょうばい)。まだ蕾で開花していない。
竜が地を這うような枝ぶりからついた名。

 

2月9日より「観梅会」が催されていて、期間中は麦茶がふるまわれる。
アツアツの麦茶が入ったポットが並ぶ初音茶屋。

 

茶屋の炉辺に座って、麦茶をいただきながら持参ので昼食。

三溪園が開園された明治39年から戦争がはじまるまでは、初音茶屋で白湯や麦茶が
出されていたそうで、芥川龍之介が三溪園を訪れたさい、湯茶接待のことなどを
手紙に書いて原三溪の長男に送っている。その後、行方不明だった湯沸かしの茶釜が
昭和57年に見つかり、それを機に観梅会の時期にかぎって麦茶が出されるようになった。

 

 

紅白梅の奥にある茶屋・待春軒 原三溪考案の三溪そばなどがある。
園内4か所に趣のある茶屋があるのも寛げる三溪園。

 

  

梅は~咲いたか 桜は~まだかいな、、、三味線の音ものんびりした江戸端唄
2月も中旬になると、寒いのもほどほどいやになってこう歌いたくなる。。

 

 

梅、水仙、山茶花が園内でいま見られる花、そして隅の方にひっそりと咲く
白い椿が目にとまった。

 

陽当たりのいい湿地では、
立ち止まりつつの~んびりお散歩中のアオサギくん。脱下界、、、いいねぇ~

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