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和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

戦後最大の局面に逢着して。

2015-09-21 | 産経新聞
朗読したくなる文が
今日の産経新聞にありました。
田久保忠衛氏の「正論」の文。

「国会審議における野党の質問、
『暴力』、一部の新聞、テレビには、
世界とりわけアジアで軍事力を背景に
現状を変更して憚らない中国と、それを
阻止できる実力を蓄えている唯一の国、
米国の指導力低下という地殻変動が生じており、
その間にある日本がいかに生き延びていくか、
という戦後最大の局面に逢着している
という意識はない。
国際情勢に関する知識が皆無なのが分かって
しまうにもかかわらず、『憲法違反は許さぬ』
など謙虚さに欠ける発言を公にした憲法学者、
最高裁元長官・判事、内閣法制局元長官、
防衛省元高官らの発言は思い出すにおぞましい。」

「安全保障関連法成立までにどれだけの空理空論が
全国的に繰り返されたか、出るのはため息だけだ。
反対デモに参加した学生たちの前で著名な
元国立大学教授は『安倍(晋三首相)に言いたい!
お前は人間じゃない!たたき斬ってやる』と
述べたそうだ(産経新聞9月11日付、中宮崇のコラム
・・)。知識人としての枠をはみ出している。
・・・・・
安倍首相に悪罵を公然と投げた先生は、
日本の積極的平和主義と安保法制に50ヵ国以上が
賛成を表明した事実を知っているのだろうか。
中国と関係が深いカンボジア、ラオスを含めて
アジアの主要国はすべて含まれている。
安保法案が衆議院を通った段階ですぐに祝意を
伝えてきたのはフィリピン、ベトナム、オーストラリア
などだが、法案反対者はこれらの国の指導者を
『人間でなく、たたき斬る』相手だとでも思っている
のだろうか。平壌や北京で最高指導者を
同じ表現で批判したら、どのような事態が起こるかも
悟ってほしい。
・・・・」

うん。全文を読んでいただきたいのですが、
私はここまで(笑)。

こういう文を読めるしあわせ。
読めない人がいるのだ、今も。
コメント
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