ruruBの極楽な日々

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浅草寺と不思議な写真

2010-02-08 19:30:05 | ふしぎな話


今日は日ハムのF会で3年前に役員をやった7人で久しぶりに集まって浅草でランチを食べた。

まずは雷門の下で待ち合わせてお参り。浅草は「着物の人率」が高い。外国人観光客率も高いよね。






参道も人だらけである。





奥の本堂は改修工事中で、すっぽり工事壁に覆われていて、巨大な金龍が描かれていた。

お参りをした後、浅草寺から3~4分のところにある「月見草」というシーフードレストランでランチを食べた。

白桃の食前酒と自家製ロールパン。



新ゴボウの濃厚なスープ。






牛肉の柚子ソース。






えびの炊き込みご飯とデザート、コーヒー。

食前酒、パン、お肉、炊き込みご飯がおいしかった~

私たちは1Fのテーブル席だったのだけど、人気店なのか、満席だったよ。


さて、それでは不思議な写真をご紹介しよう。

まず、先週の節分の日に、友達のAちゃんが浅草寺に行き、本堂の天井にある龍の絵をデジカメで撮ったら、
2枚の写真のうち1枚に「光が写っている」と言って、撮った写真を送ってくれた。

その写真がこの2枚。







「ひょえ~、なんだこれは?!! こんな写真、初めて見たよ。私も来週浅草寺に行くから龍の写真、撮ってくるね」と約束した。

そして、今日、何枚かパシャパシャと撮ってきた。すると私も、1枚だけ似たような写真が撮れた。

それがこれ。







何だろうね~。不思議な写真だよね!


この龍の絵は川端龍子(りゅうし、男性)という日本画家(1885~1966年)が1956年(昭和31年)に描いた絵。
おととしの3月、この人の記念館が私の住む大田区にあると知り、行ってきた。

浅草寺の工事壁の金龍の絵は、本堂の天井にある龍子の絵をモデルにして描かれたらしい。

天井の絵をちゃんと撮るとこんな感じですって。



迫力あるね。かっこいい!!



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最近あった不思議な話

2010-02-07 10:40:36 | ふしぎな話


競技場わきの公園通りを歩いていたら、むこうの広場で何かやっていた。

「小学生の自筆のポスターをさしあげます」っていうイベントのようだ。
なるほど、それですれ違う人の何人かは、筒状に丸めた水色の画用紙を持っているのね。

小学生の描く絵は元気があっていいよね。どれ、私も1枚もらってこよう。とそちらへ歩き始めた。

しばらく歩いた私はギョッとした。すでに右手にその丸めた水色のポスターを持っていたからだ。

「あれ??」

混乱した。まだもらいに行ってないよね? だれか見知らぬ人にもらったわけでもないよね?
落ちているのを拾ったりしてないよね? じゃ、なんで持ってんの?

とにかく配布所に行ってみた。

広場にテーブルを置いただけの配布所には2~3人の人がいて、名前を書いた紙がたばねてある。
ポスターをもらう人はそこへ受け取りのサインをするようだ。

「あの、私、ポスターを受け取りましたっけ? サインありますか?」

ひとりが紙をめくって探し、しばらくして言った。
「名前は見当たりませんね」

やっぱり。現実にはもらっていないのだ。

でも、理由は何にせよ、すでに1枚は持っているし、「おひとりさま、一枚限り」だそうだから
私は新しいポスターはもらわないことにした。


…と、ここで目がさめた。今朝、起きる直前に観た夢である。

そっか、夢の中の私は「ポスターをもらおう」と思っただけで現物を手に入れていたんだね。
想念の現実化か~。


と、ここで、数日前に現実に起こったことを思い出した。

友達Mさんと電話で話したときのことだ。Mさんは開口一番こんなことを言った。

「あの『江戸のピラミッド』の次に書いた一番最近の記事、どうして消しちゃったんですか?
もう一度読みたくて毎日のぞいているのにアップされないので」

私は混乱した。

え? 私、そんな記事書いた? いや、書いてないよね? でも、なんか書いた気もする。
いや、でも書いてない。あれ?

気を取り直してどんな記事だったか聞いてみた。

「え? はっきりと具体的には思い出せないけど「想念が現実化した」っていうような話。
たとえば何年か前に日記に書いていた『予約したお店と違うお店に予約が取れていた』っていうような話」

えぇぇ、やっぱり書いてないよ。

でもMさんは夢や幻で見たのではない。現実で確かに最近、そういう記事を読んだというのだ。

「記事の最後にランキングがあり、『現実のクリックはこちらへ』みたいな気のきいたひと言が添えてあったので、
いつものようにポチッとクリックした」そうである。

そのとき「待てよ、」と思い出した。

そのMさんとの電話のさらに何日か前、私は編集ページで過去のブログをチェックしていた。
すると、今年の1月13日のところに非公開の形で、ある文章が書かれていた。ネットのどこかで
『いい文だからそれを利用して何か記事を書こう』と思ったのか、どうなのか。覚えていない。
そんなに前のことじゃないのに文章をペーストしたいきさつをすっかり忘れている。
その文章が『想念と現実』をテーマにしたものだった。読んだらなかなかおもしろいことが書かれていた。
なので「うん、いつか記事にしよう」そのとき確かにそう思ったのだ。

だから、Mさんが読んだというその記事の原型はすでに私の想念の中にはあり、いずれは、私が現実に書くことになったはずなのだ。

これらの現象をMさんとふたりで解釈してみた。

Mさんは少し未来の現実(私が『想念と現実』の記事を書いた後の)を見た
→そのことを私に話す
→私はあのペーストした文章を使って早く記事にするようにうながされている。

っていうことなのかな。

では、私がペーストしていた1月13日の文章をわかりやすく書いてみよう。

*****

2000年もの長い間、あなたは幻を見ていた。

幻の中で眠らされてきた。

その幻が、さも現実であるかのように思わされてきた。

わたしは、幻の中で眠るあなたをゆり起こす。

しばらくは寝ぼけていて、動作がおぼつかないかもしれないが、そのうち目も慣れるだろう。

そして本当の現実がどこにあるのかを知る。

あなたのこれからの仕事は、その幻の中で、幻だと思いこんできたことを現実化すること。

いずれ、いつわりの幻はくずれ去り、本当の現実が浮かびあがってくるだろう。

あなたがいま、その肉眼で目にしているものは現実ではない。

あなたが真剣に見ようとしなかった見えない世界は幻ではない。

想像は幻ではなく、想像を現実の創造に変えるのが、あなたの仕事である。

それにしても、あなたは長く眠り過ぎた。
その幻は、それほどあなたを居心地よくさせたのか。

あなたの本当の現実は、そんなちっぽけなものではない。

安らかな気持ちの中で、目を見開いてみてほしい。

あなたが、その幻の中で、見たことのなかった色合い、ひとつひとつの物質の奥深さ、つながり合い、重なり合う世界の雄大さ。

それが、あなたの本当の現実であり、あなたが、これから長い間、暮らしていく世界である。

*****


さて、Mさんの話には後日談がある。

数日前、友達Aちゃんに「こんなことがあったんだよ~」とMさんとの不思議話を電話で話していたら
だまってじっと話を聞いていたAちゃんが言ったのだ。

「私もその記事を読んだような気がする…。だってその『現実のクリックはこちらへ』っていう文に覚えがあるもの…」

えぇぇぇぇ~~?


そして私は思い出した。

私の友達のひとりRは、中学のとき、夜中に外にものすごい光を見て、外に出てみたことがあるんだそうな。
ただその後どうなったかはまったく記憶がなく、ふつうに翌朝目が覚めたという。本人いわく
UFOかなんかに連れられて何かされた後、記憶を消されたんだと思う、と。
その話を聞いたとき、私はふと思ったのだ。
覚えていないけど、私にも同じような体験があった、確かにそんな気がしたのだ。

つながり合い、重なり合う世界の雄大さ…


ってことで、Mさん、Aちゃん、どうでしょう? あなたたちの見た記事って、こんなふう?



そして現実のクリックはこちらへ♪
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土偶展

2010-02-05 23:00:55 | 展覧会


土偶展に行って来た。

数日前、上野の国立博物館で12月から土偶展をやっていることを初めて知った。
昨年の秋、日本中から集められた国宝3体を含む67体の土偶が、イギリスの大英博物館で
「The Power of Dogu」というイベントをこなし、8万人が観たという。その帰国記念の展覧会である。

私は昔から遮光器土偶が好きだったが、実物は観たことがなかった。
前に一度、国立博物館へ行き、遮光器土偶が常設されていると知らずに帰ってきたことがあった。
そして昨年、伊勢神宮展へ行ったときに尋ねると「展示されていない」とのことだった。きっと渡航の準備中だったのね。

そんな私がこの土偶展の情報はまったく知らずにいた。でも開催中に知ってよかった。

土偶は、今から1万3000年~2300年くらい前の縄文時代に作られ、これまでに17000~18000体発掘されているそうだ。
その土偶のスターちゅうのスター、スーパースターが勢ぞろいしているのだ。これは観に行かねば!

そもそも1万3000年前って…、クラクラするくらい大昔だよね、古代エジプトより古い。

先に土偶展に行った人たちは「どの土偶もオーラが半端ない」「元気をもらった」と絶賛していた。

かなり人気で土日は並ぶというし、平日も午後は混むというので「どうかな」と思ったのだが
私の行った3時ごろでもほどほどの混み具合で快適に見られた。



最初にあった土偶。逆三角形の防具みたいな仮面をつけ、頭には鋼鉄製のような模様のある帽子をかぶっている。




入り口からしばらく行ったところにあったみみずく土偶。この土偶を最初に観たとき、子どものようなキンキン声で
「ボクちゃんね~、ペラペラ…」とまくしたてるように話しかけてきた気がした。




千葉で出土された手首を反らせている小さな土偶。かわいいっ!
この土偶と同じケースにハート型の顔をした土偶があったのだけど(ネットで写真を探したけど見つからなかった)
その土偶を見たとき、不思議な感覚に襲われた。

そのとき私は、ほかの見学客(年配のおばあさんが多かった)数人で無言でじろじろと土偶を見ていたのだが
その瞬間、土偶と私たちの立場が入れ替わった気がした。
土偶が、実は大きなショーケースに入った私たちをジーッと観ているように感じたのだ。
つまり見られているのは土偶ではなくて私たちなのだという感覚。
まぁ、土偶にしてみれば「色んな人が来て飽きないなぁ、この前なんか外国行っちゃったし~」なんて
動かずして巨大な動物園を見ているようなものかもしれないな。



有名なハート型の顔の土偶。ハートの下端の丸い穴が口だとしたら「ホヘ?」みたいにとぼけている。
ホントにおもしろい造形だよね~。




岡本太郎の「太陽の塔」みたい。




つり目の顔がくっついている壺。




踊る女性の壺。アニメっぽくデフォルメされている。しかも指はほかの土偶にも多く見られるように3本しかない。




かなり大きくてパワフルな壺。惹きつけられた。4人の人間が手をつないでいる様子が描かれているらしい。
そう言われるとそう見えるかな。人間がエネルギーの流れのような形で描かれている。






仮面と動物のケースにあった2つ。最初のはイノシシだけど、次のよくわからないらしい。
亀説が有力だそうだけど少なくとも亀じゃないでしょう。




「縄文のビーナス」と呼ばれる国宝土偶。頭の上が平たく、そこに渦巻き模様が描かれている。
人気らしいけど、私はとくに。




これも国宝の中空土偶。前にブログで紹介した函館観光CMに出演していた土偶だ。
この土偶を見るたびに福岡に住む昔からの友達、I君を思い出す。顔が似ているのだ。
それにしてもこの土偶、肩パッドやひざ当て、ベルトつきの服を着ているようにしか見えないよね。




さらに国宝、体育すわりの合掌土偶。




そしてついに、遮光器土偶に対面した。思っていたより大きい。ほかの土偶と色合いが違う。
ゴーグルをつけてちょっとふてくされたように下唇を突き出しているように見える。
じっと見たけど寡黙で何も語りかけて来なかった。




鼻から口にかけてネコみたいなの。しかも3本指。ネコ人間か、宇宙人だね。




この土偶も不思議な形。「何かの精霊をあらわしている」と説明文に書かれていたけど、それは違うでしょう。
少なくとも精霊ではないと思う。

あ~、おもしろかった! そう広くないひと部屋だけの展覧会だったけど、じっくり見ていたら1時間半以上かかった。

はるか昔の縄文時代に土をこねこねしてこれらの土偶を作った日本人の祖先がいた。
なにを考え何のために作ったのか、真実はわからない。想像するしかない。
でも存在している現物はすべてを知っている。そして言葉にならない声で語りかけてくる。
それがパワーとなって伝わってくる。
「オーラが半端ない」「元気になった」っていうのはそういうことなんだと思う。

いや、本当におもしろいから。21日までやっているよ。

遅くなったが、帰りに父のところへ寄った。
おみやげに西通りプリンを買っていったら夕食前でお腹がすいていたのか、30秒くらいで食べてしまった(笑)

そうそう、土偶展の帰りに絵ハガキを買ってガチャガチャをやった。
みみずく土偶か遮光器土偶が出るといいな、と願いつつ。すると出たのはハニワだった…。悲しい。


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幕末にエジプト

2010-02-01 23:07:27 | 笑える話

昨年のエジ旅行後、エジプト熱がしばらく続いていたのだが、2010年になると熱もおさまり、エジプトが遠くなったようでさびしく思っていた。

でも先日、ネットでこんな写真を発見して興奮した。

「トリビアの泉」や他の番組でとり上げられたらしいので知っている人もいるのだろうが、私は知らなかった。

幕末の1864年、第二回遣欧使節団として34人のサムライたちが派遣された。パリへ向かう途中にエジプトに立ち寄り、ロバでピラミッドやスフィンクスのところまで行って撮ったのが、この記念写真なのだそうだ。 

サムライの一人、三宅複一(またいち)は日記に、

「待望の三角山に行った。7人が観光の不参加。理由は、仕事で来たのに観光とは何事だ…。

巨大首塚を見る。山内が首にのぼり、私もついて行ったが、ずり落ちそうになり、写真を撮るときはずり落ちないように、必死にしがみついていた。」

と、つづっているという。

笑えるのは、実際の写真には三宅は写っていないこと。

なんだ、結局、ずり落ちたんだね?!

しかし、そんな三宅、実は超エリートで、東大医学部の基礎を固めて90歳まで長生きしたんだそうな。

おもしろいね。

ピラミッドを三角山、スフィンクスを巨大首塚と呼ぶ呼び方もおかしいけど、当時のスフィンクスは胴体や足が砂に埋もれている。

スフィンクスのあごの下に足をむき出してしがみついているのが「山内」なのかな。

それにしても、情報のあふれた現代に棲む私だって、実際のピラミッドとスフィンクスを目の当たりにしたときは驚愕だった。

江戸のサムライたちにはどれほどの衝撃だっただろう。

1864年といえば、坂本龍馬が29歳のとき。龍馬も、江戸に帰った御一行が興奮して語る三角山や巨大首塚の話を伝え聞いたのかしらね~




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