VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

逗子市テニス協会団体戦

2007年12月09日 | Tennis
年末恒例の逗子市テニス協会団体戦。協会に所属するクラブが参加し4人1組のミックスチームが対戦。初対面でダブルスを組むペアも。
 
ナント、Timが年に一回のテニス・・・女子最強の甘粕さんと組ませて頂きハッスル!
 サウスポーのTim 

私は朝から弁当こさえてました・・・・終日快晴のテニス日和、半袖プレーヤーも多数。
 

予選リーグで総当たり大戦後、1位~4位グループ毎に決勝リーグ戦により各位グループの優勝者が決定
 
 

何も貰えなかった私はBethに慰められる・・・

伊ウンブリア州

2007年12月07日 | 社会・文化
イタリアの真ん中あたりに位置するウンブリア州、州都はサッカーで中田英寿が居たベルージャ。

‘緑の心臓’と呼ばれる自然も豊かな地域から、産業プロモーションで観光局、商工会など方々が来日し
合わせて、クリスマスのテーブル展などが開催されたShiodomeitaliaクリエイティブセンターへ伺った。(色彩豊かな工芸品)

同時にウンブリアのアーティスト、ロセッラ・ヴァスタ女史による『静粛の食卓 寛容の100皿』のインスタレーションも行われた。
お皿によるI-Ching占いを解説する女史。
この100皿は東京を始めに各国を回り、各地で5皿づつ現地アーティストの絵皿と交換してゆくという企画。
お抹茶がイタリア人にもてなされた
白で静粛を表現し、静粛=人の話に耳を傾けることから平和を願う思いが込められている。

クリスマスのテーブル展はウンブリア産の陶器で華やかに彩られていた。


今日ご一緒したのは旅行ガイド誌「ロンリープラネット」編集者の小野さん(左)。汐留イタリアクリエイティブセンターの辻田さんと。

ウンブリア州出身のミシュラン星シェフ、ビスタレッリ氏によるランチビュッフェを頂きました。


紅葉散歩

2007年12月05日 | 湘南・逗子の暮らし
温暖なので紅葉が遅い逗子にも、赤や黄色が鮮やかに現れた。
お散歩コースの運動公園には、モミジの他にイチョウ葉のじゅうたんに椿の花が落ち絵柄のような美しさ。
 

近所の坂では、丸い小さな花をイッパイ付けた草花がピンクのじゅうたんに。
ダルメシアン・カノン君と
オウチに帰ると午前中はポカポカ陽気、腹出しでくつろぐBathであった。スヤスヤ~

東大大学院情報学環

2007年12月01日 | 住宅業界
東京大学大学院情報学環に設けられた(株)ベネッセの寄付講座、『ベネッセ先端教育技術講座(BEAT)』。
その公開研究会「子どもの放課後学習環境」に、パネラーとして登壇することになった。

東大の本郷キャンパスも素晴らしい紅葉、工学部にて研究会は行われた。
   

冒頭、主催者である山内祐平東京大学准教授から、「理科の応用力、日本は6位」というOECDの発表にも触れ
学力低下が昨今、顕著に現れた日本の子供達の現状と
 
学校教育での「Formal Learning」以外の「Informal Learning」、家庭等の学習に注目し
子どもが放課後や休日にどのように学んでいるのか、また、学びをささえる空間や人工物はどうあるべきなのか考えていきたいと趣旨説明が行われた。

最初のパネラーはベネッセコーポレーションのベネッセ教育研究開発センター主任研究員、木村治生氏から「子どもの放課後の学びはどうなっているか —国際比較調査から」。各国の給食調査に注目!
 
辛そうな韓国・・・欧米は味気なさそうに見え、比べて日本は栄養的にも過保護なくらい充実している。
一方、子供の家庭学習時間は宿題が中心の欧米、アジア3都市は塾の占める時間が長時間化。
濃い帯が宿題、薄い帯が塾系。  
義務教育における「ゆとりの実現」が2002年学習指導要領が変わり「たしかな学力」へと改めて学力向上が目指された。
それにより小学生には改善も見られるが、高校生の学習時間は中堅層の落ち込みが激しく回復してはいないようだ。

次に私から「“子育て住空間” チャレンジが続く住宅業界の動向」、家庭学習の場となる家について親の志向や業界の取り組みを紹介した。
  
(‘リビング階段’などのプラン変遷、キッズデザイン賞の住宅2件、ミキハウス等のブランド認定など)

最後にコクヨ(株)RDIセンター安永哲郎氏が「感性を育む『おうちワークショップ』 —[ヒラメキット]シリーズ」を開発背景と共に紹介。
6歳程度の子供とお父さんの工作キット、という設定。何をして遊んでやれば良いのか悩む親には好都合?
 [価格] 本体1,600円/全国書店販売
親子参加のワークショップでは親のほうが熱中してしまう姿も・・・それほど精巧にデザインされていて
アーティストやデザイン事務所とタイアップしたというのも、このプロダクトの特徴の一つ。


3人のプレゼンテーションの後、この研究会の特徴でもある参加者全員でグループに分かれたディスカッションを実施。
  (登壇者も混ざって、各グループで感想と質問をまとめた。教育現場の先生方や学生もいて生声が伺える良い形式)
 そこから出た質問に答える形。

そんな3者3様の話から、木村氏「自律を目指している」藤井「子どもを巣立たせる」安永氏「親は我慢、子どもが自分で」という共通要素を見出しまとめられた山内先生に敬服!
また教育学の「scaffolding」(建築現場の足場)という言葉でそれを表し、「coaching」とは違う、必要なことだけ介入する教育方法の重要性を説かれた。

木村氏も指摘された点で、大人の関与が非常に増えているため、子どもたちの自律的な学習や、試行錯誤する中から学ぶような機会が減っているのではないか。 
モンスターペアレントや6ポケッツの祖父母が関与すればするほど、子供の創造力・理解力が失われていく不安を覚えた。