VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

隈研吾「Studies in Organic」@ギャラリー間

2009年10月14日 | 住宅業界
乃木坂のCERA TRADING社が親会社のTOTOと共に[TOTO × CERA TRADING 3WEEKS]展を開催。
ドイツ国際見本市(ISH)で発表した商品などを展示(LEDライトが七色に)。    木瀬TOTO会長も来場。

同時に開催された同ビル[ギャラリー・間]での隈研吾展「Studies in Organic」。(谷村新司夫妻からもお花が)
山本寛斎さんと一緒に(現在、お宅を建築中。隈さん設計の住友林業施工?!)。

ギャラリーには隈氏の数々のプロジェクト模型が、研究室のように詰め込まれていた。その中でプレスを前にご挨拶。

同時出版された著書「Studies in Organic」(TOTO出版)についてもグラフィックデザイナー中島英樹氏とこだわったものと紹介。

ギャラリーの上階では、現在進行中のビックプロジェクト「ブザンソン芸術文化センター(仏)」や
          (写真のパネルは屋根部分、一部既存の建物を保存しているものを囲んで)
下、「グラナダ・パフォーミングアーツ・センター」は蜂の巣のような構造。左が後方外側から、右が内側の客席。

なんと15カ国のプロジェクトが進行中という。確かに、CNNなど海外メディアでも取り上げられているのをよく見る。

中庭にはMoMaに出展した、‘ウォーター・ブランチ’ポリタンクを利用した未来の仮設住宅。
ハンドルをグルグル回すと自家発電で電気が点灯!(張本TOTO社長に回してもらいました・・・)


場所を変えて、懇親パーティーが開催された。
主催者TOTO張本社長のご挨拶で会が始り、原広司氏や伊東豊雄氏など錚々たる建築界の大御所が集まった。

皆さんのお話を通じて‘隈さんは頭が良過ぎる’人だというのが良くわかった。
その上、伊東氏曰く「イチローのように打率抜群の建築家、100人のクライアントどんな人にも合わせられる」と表現。
そのクライアントのお1人、桐島洋子さんから自邸のお話もゆっくり伺うことができた。(オサン・デ・ファムの活動に注力されている) 
娘さん邸のキッチンを入れたクライス&カンパニー社の高原さんと。


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